10月の診療部便り
皆さまこんにちは!
涼しい日が増えてきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気を付けてお過ごし下さいね。
今回の診療部便りは新型コロナウイルスワクチンについてです。
当院では10月より新型コロナウイルスワクチンの接種予約を開始致します。
前回までの追加接種は、高齢者の方や基礎疾患のある方、医療従事者の方のみでしたが、
今回は全ての方が対象となっております。
◆不妊治療中の接種について
ワクチン接種によって生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。
排卵前後など時期に関わらず接種が可能です。治療のスケジュールを変更する必要はありません。
◆妊娠中の接種について
産婦人科の関係学会も妊娠中の時期を問わず、接種を勧めています。
国内外の研究において、ワクチン接種によって流産や早産、新生児死亡などの有害事象の発症率が増加することはないと報告されています。
また、妊娠中に接種したワクチンによって作られた抗体は臍帯を通じて胎児へ移行し、
生まれた後に新生児を感染から守る効果も期待できます。
妊娠中は免疫力が低下することにより様々な感染症にかかりやすく、また重症化しやすくなります。
新型コロナ感染により早産率が増加するという報告もあります。ワクチンによる感染予防が大切です。
今年は非常に速い時期から、インフルエンザの感染者が急増しており、既に学級閉鎖なども起きています。
インフルエンザと新型コロナに同時または連続して感染してしまう症例もあります。
冬にかけて、新型コロナの感染者も増加していく恐れがあります。
新型コロナウィルスワクチンは、インフルエンザワクチンに限って同時接種が可能です。
当院ではインフルエンザワクチン接種も実施しておりますので、
是非早い時期に両ワクチンの接種をお勧め致します!
接種をご希望の方や、何かご不明なこと、
ご心配なことがございましたらスタッフにお声掛け下さい。