6月11日(日)
福井市少年自然の家にて、シニア・レンジャー(中・高生)企画の防災デイキャンプを行いました。
この活動は、2016年3月の全国年長部門事業に参加したレンジャースカウトが中心になって、
その年の5月から、月1回の定期集会で話し合いを進めてきました。
タイムスケジュールや内容を何度も練り直し、
実際に試作して、
年少スカウトに伝えやすいように考えました。
お便りもスカウトが作りました。
ちなみに…「やろっさ」というのは福井弁で、「やろうよ!」と言う意味です。
(若い子はあまり使わないそうですが。)
当日は、企画のねらいや、活動の説明もスカウトたちが担当。
アイスブレイクも盛り上がりました!
午前中の食事作りは、全部ビニール袋でやってみます。
説明を一生懸命に聞いてくれて嬉しかったね。
包丁を使わないので、テンダーフット(年長年代)も安心してできます。
食器も新聞紙で作れば、洗い物が減り、水の節約になります。
下に段ボールを敷くと、安定して持ち運びができます。
少し硬めのご飯でしたが美味しくできました。
午後は、お家作りです。
テンダーフット(年長年代)とブラウニー(小学低学年)は、段ボールでお家作り。
1人1つのはずが…みんなでつなげて楽しんでいました。
災害用のお家というより秘密基地になってしまいましたが…
身近にあるもので工夫する、という体験が出来たと思います。
ジュニアは、ブルーシートでテント作りをしました。
シニアスカウトのロープワーク指導もバッチリです。
練習では木を使ってテントを建てましたが、ここには木がなかったのでポールを使いました。
色んな方法を知っておくと便利です。
そのほかに、空き缶ランタンや
ソーラークッカーも、防災の技術として紹介しました。
ソーラークッカーではちゃんとお湯が沸きましたね!
最後に感想を書いてもらって、活動を終えました。
想定通りに物事が進まないことや、
充分に準備したつもりでも、まだまだ足りなかったことを実感しましたが、
企画したスカウトにとって、わかりやすく伝えるための技術を学んだ良い経験になりました。
お疲れさまでした!
この企画は、CAC100(コミュニティアクションチャレンジ100)という日本連盟のプロジェクトにエントリーしています。
さあシニア・レンジャーの皆さん、次は報告書作成ですよ!
また次に繋げるために頑張りましょう。