四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

空は寒気の流れ込みを伝えている

2010-12-30 | Weblog
下り坂、 薄い青の中で配色、混合、溶かされる白と黒、その中に太陽のオレンジが割って入り、 微妙なバランスで空が描かれている。 太陽はでかい30センチ、でも不思議と眩しさと暖かさを感じない、 いつもなら直視出来ないほど眩しいのに、強烈な光もワンクッションおかれ、 いい感じで見える・・・ オレンジに染まる夜明け、予想は夕方からの崩れを告げている。 心が蔭る様に少しずつ時間が消されていく今日の朝。 . . . 本文を読む
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留まる冬の使者

2010-12-29 | Weblog
居座る、 クリスマスに贈り物を持って来た配達人がいまも居座っている。 「寒いな・・・いつまでいるの」そう声をかけても無言・・・ 無愛想な顔して木の葉の落ちた樹木に座って、東から広がるオレンジの空を眺めながら、次に届けられる荷物を手持ち無沙汰の状態で待っている。 「配達終わったのだから、もう帰れよ」そう言っても動く気配すらない、 空に描かれた淡い青、固まる冷気、何もかも奪う風、セピアの街、 この風景 . . . 本文を読む
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冬に咲く果樹の花

2010-12-28 | Weblog
空は、 昨日の重苦しい靄が空全体を蔽い、太陽を消していた空は失せ、夜明けから東の地平がオレンジに染まり晴れを勧告している。 大気は澄み、肌を棘が貫くように冷たく いつもは素足を曝しながら歩くが今日はさすがに冷たく応える。 我愛犬、いつもの散歩コースを途中半ばで、もう帰ろうと目で合図を送って来る。 「こいつ動物のくせに・・・」 もう少し歩こう、そう言って促すが彼女なりの抵抗をみせる。 あの鉛空が一 . . . 本文を読む
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止んでも直ぐに晴れない

2010-12-27 | Weblog
雨後、 それは予測した時間に合わせたように降り始めた、憎いね・・・ピッタリ合わせるなんて、 そう言わざるくらい息が合っていた雨、 その雨が止んで、空にはその表情がまだ残っている。 空では白と黒が絡み合い、縺れ、解れ、激突して、空中分解しながら拡がり、 青空に表情を譲ろうとしない。 風が北から飛んで来て、飛び散った仲間を集め、 「もう少し・・そう告げている」 その表情見ているともう少し居座るな・・ . . . 本文を読む
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この時期の風は兵

2010-12-25 | Weblog
風が強い、 空は綺麗に澄んだ青色を見せている。 北からの雪雲が背骨の山塊に阻まれて、その辺りで激しい降雪となっているだろう、 雪の重みを脱ぎ捨てた軽い風が強風となって吹き荒れ、暖められた街の温もりを容赦なく奪っている。 冷たく乾いた風、小枝を擦り、洗濯物を煽り、擦れ音を出しながら、 狭い空間をぶち当たりながら吹き抜けている。 25日・・・クリスマス、多少の雪の舞ならいいが、深々と降りしきる故郷の雪 . . . 本文を読む
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