四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

くちなしの花

2008-06-28 | Weblog
梔子。 メインの紫陽花が褪せて崩れようとしている 哀れ 悲しいととるか これも花の宿命と考え 花と見詰め合うのもいい 膨らむ蕾 開ける胸からこぼれる白い花、 忘れられない初恋の人  激しい温かい雨が 壺を割って 匂いを撒き散らす  この匂い この白 貴女の好きな梔子の花 漂う匂い 恋した時代のあの時の匂い この匂い 誘惑と回帰の香。 . . . 本文を読む
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2008-06-25 | Weblog
朝露。 昨日晴れたせいだろうか? 今日は露が眩い きらきら輝いて、魅惑の一粒の宝石になっている 夏。いま始まる甘露の季節 うわ・・・ 綺麗 美味しそう そう思いながら草の断片を持って口に運ぶ 丸い一粒の水滴が喉を通り 激流となって流れ込む。 美味?“旬の形と味かな? 一滴の露・・・無臭無味 集めて飲むと一杯のコーヒー 苦い夏草の薫り 小鳥の声は草原のカフェに流れるBGM いいな・・・ そう思 . . . 本文を読む
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蝸牛

2008-06-24 | Weblog
みないな…私の脳裏から消えた昆虫というか蝸牛。もうみなくなって何年経つだろう。 子供の時、この時期の紫陽花に、蝸牛がいっぱい乗って遊んでいたのが、 昨日のように思い出される。 いま咲いている紫陽花の、表、裏を見ても見当たらない、 彼らはいったい、何処に行ったのだろう。 もう絶滅危惧種かな? 6月と言えば梅雨、紫陽花、新緑、蝸牛… そんなイメージを持っていたけど、その姿を見ることはない、 どうした . . . 本文を読む
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求める

2008-06-22 | Weblog
好きで一緒になっても 長い年月の中で崩れる男と女の関係 いま二人の価値観が壊れ  新たな波長の合う人を求める 哀しい人の性(さが) 仕方ない 耐えていこう もう諦めていることだから  それに年のこと思うと 冒険するには遅い そう自分に言い聞かせている私  新たな恋 もう私には出来ない  素敵な人が… ときめいていく私の想い 求める人は何処かにいるかも そう思うと  期待と不安が心を過ぎる  . . . 本文を読む
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梅雨空

2008-06-20 | Weblog
昨日の風が 連れ戻した今日の空 なぜか哀しいグレイになっている 暗いし当分晴れそうにない この空にこの雨 恋に墜ちた女がみせる嬉しい涙 微妙な湿り 体に絡み合ってくる  この手の雨 嫌だね 好きな女と別れたときに 哀しさを抑えきれずに流した あの時の雨 梅雨空 女々しいね 毎日・・見飽きるくらい  落ちてくる雨ばかりみているから  そう見えるのかな。  . . . 本文を読む
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