rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

愛がないと生きては行けない

2010-11-09 15:57:48 | 随想たち
小春日和では生温い! 小夏日和だ!!
薄手のタートルのカットソーでは、暑い。
洗濯日和でもある。

洗濯物を干しに庭に出る、ねこが来る。
鉢植えのバラに水をあげ、憎き青虫を捕殺する、ねこが居る。
吸い込むように、「にゃっ」と鳴く。
足元に擦り寄ってくる。
かまって欲しいのだ。
少し撫でて話しかけ、仕事の続きをする。
…もっと一緒に居て、撫でながらお話してよ。
仕事が一段落して、ねこと過ごす。
ごろごろのどを鳴らし、前足を踏み、顔を押し付けてくる。
15分、たっぷりとねこと居る。
どうやら、ねこは満ち足りたようだ。
後を追って来ない。

植物たちも、日に何度か話しかけながら、世話をする。
葉の艶・勢いが、見違えるようによくなる。

もちろん、小さい人や中くらいの人は、大いに甘えてくる。
大概、必ずといっていいほど、そばに居る。
彼らが家に居るとき、私が居ないことはまずないのに。

生きているものによって、愛がなければ生きていくことはできないのか?
他者から愛を与えてもらわないと、命は消え行くものなのだろうか?

雲の流れが速い。
小さい雲は、たちまち空の青に溶けていってしまう。

そして、午後、なにこの風、南西から強い風がごうごう吹き付けてくる。
天晴れ、気象予報士。
あっという間に、落ち葉が庭一面に散らばった。
明日は、竹箒の出番になりそうだ。



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