日本海へ沈む夕日にぎりぎり間に合った。
この日の天気は晴れて暖かく、海は凪いでいた。
冬へ切り替わる直前の恵まれた2日間、新潟への旅。
寺泊に宿泊して海の幸を堪能し、翌朝には日本海を眺めながらの露天風呂と、なんとも豪勢な過ごし方。
2日目は、寺泊のお魚市場でお土産の海産物を買ってから、観光しながら帰路に着く。
燕市に向かったところにある弥彦神社のロープウェイに乗ろうとしたけれど、ちょうど菊祭りが催されているとかで、酷い渋滞に音を上げて引き返た。
そこで、道の駅国上のすぐ近くにある酒吞童子神社の五重塔が気になり立ち寄った。
この神社の上の小高い山にはハイキングコースがあるようで、熊除けの鈴をつけたハイカーが登山道を降りてくるのを見た。
山歩きには絶好の日だから、昨今熊出没の危惧はあっても、装備を整えて歩きたくなるのはとてもよくわかる。
どんなに注意を払っても免れない事態に遭遇しないよう、ハイカーの安全を願わずにはいられない。
そして、南魚沼では、八海山の近くにある「魚沼の里」という地域の特産物を提供する複合施設に立ち寄り、焼き立てパンとコーヒーで軽い昼食をとった。
そこにセルフで飲めるおしゃれなウォーターサーバーの水は、ものすごくまろやかでやさしく美味しい水だった。
確かめたわけではないけれど、八海山系の水脈から取った水で、美味しい水だからこそお米も美味しくなるのではないかと思いを巡らし楽しめた。
この中央にある山が、八海山だ。
ここにもロープウェイがあるのだけれど、時間的に厳しく行くことがかなわなかった。
けれども、この写真を撮ったところにあるトミオカホワイト美術館での静かで安らかなひと時は、この山の恩恵もあるのではないかと思えた。
では、この美術館のお話は、また後ほどということで。
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