
環天頂アーク 7/12/2013

月と金星、そして雨雲 7/12/2013
今日の空は、変化に富んでいた。
洗濯物を干そうと庭へ出ながら空を見上げると、南には灰色の雲の塊が太陽を遮り、天頂から北にかけて青空を透かして薄雲がかかっている。
空を見ながら庭を歩いていくと、自分の頭の真上よりやや南にかけて逆さ虹がかかっている。
それではと、写真を撮りながら、しばらく眺めていた。
一度太陽の光が完全に遮られ、虹は消えてしまったが、やや経ってからまた見上げると前より薄いけれど、また同じような位置に現れていた。
日が暮れる頃、東西にかけて100mもないような幅で長く黒い雲が、我が家の真上に横たわっていた。
すると突風が吹いてきて雨がざあっと降ってきたが、黒く長い雲は南へと向かい、10分ほどもなく止んでしまう。
夕焼けの残光がある南へ移動する雲の端から、細い月が姿を現した。
その月から西側には、宵の明星、金星が明るい光を放っている。
ちょっと不思議な空の光景。
常時出会えるわけではないけれど、空を見上げるだけで思わぬ感動を得られることがある。
けれど今日はちょっと出来過ぎな感じ。
これからも、ひょっとしたらきれいな空を見られるかも・・・と淡い期待を抱きつつ、視線を上に向けていこう。

紅色に染まる暁 6/12/2013

赤い朝日 6/12/2013