rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

爽やかな梅雨の中休み

2013-06-27 23:20:57 | 随想たち
今日はこの上もなく気持ちのよい日だった。
昨夜の嵐は、明け方には去り、北よりの風の吹くすっきりとした青空が広がってた。
このところ体調が一進一退のねこも、すこぶる調子がよいようで、「にゃっ」と声をかけてくる。
ねこのお日さまと風を浴びながら芝の上でくつろぐ姿に、ほっと安堵し、このまま全快してくれたならいいのにと思いながら、庭の手入れに精を出す。
そうしながら空を眺め、空気の軽さを感じて、一日天気がもちそうだと、久しぶりに布団を干すのだ。

適度に風があって湿度の低い晴れの日は、身体も気持ちも軽くなり、とても満ち足りた感じがする。
生きていることがうれしくなる。
掃除や洗濯をてきぱきと進めながら、寝転ぶねこに話しかける、そんなことが幸せなのだ。

天候に影響を受ける体調と心持。
当たり前のことだけれど、厄介だ。
最近、青い海や空の美しい南の楽園風景を見ることを楽しみにしている。
梅雨の曇天雨天の反動なのか。
あとは、からりと乾いた地域の街並みや砂漠の写真。
ささやかな抵抗、自分なりのバランスのとり方。

あんなに美しく晴れていたにもかかわらず、日没と同時に灰色の雲が空を覆いつくし、今では小雨がぱらついている。
今日のあの晴れ間は、神様がくれた贈り物だったのかもしれない。
おかげでねこも調子よく。
雨が降らなくては困りものでも、やっぱり晴れは気分がよろしいのであった。