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rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

2022年12月27日 餅つき

2022-12-27 22:42:59 | 日記
よく晴れて穏やかな今日、お正月用の餅をついた。
12升分,そのうちもち米だけの餅を8升、たがねというもち米とうるち米を混ぜたものが4升。
たがねには、紫蘇の実の塩漬けを加えてある。
いままで、落花生や青海苔、ゴマ、七味など、いろいろ加えて作ってきたが、結局のところ、この塩漬け紫蘇の実が一番美味しいとなった。
義父母と私たち夫婦の4人で、ゆっくり作業をする。
お昼には、つきたての餅を使ったお雑煮を食べ、今回の餅の出来具合を話す。
あれよあれよという間にまた正月が来るねと、毎年同じことを言いながら。
そして、その言葉が、年々重みを増すことに互いに気がついているのだ。

百舌の早贄、咲くミモザ、流星群追記

2022-11-20 23:09:02 | 日記

百舌の早贄 紅葉のブルーベリー畑にて


なぜか咲くミモザ


黄色いポンポンの花がかわいい



昨日、家人がブルーベリーの剪定をしていて見つけた、百舌の早贄。
漫画のHUNTER×HUNTERを読んで百舌の早贄を知った家人が、実際のそれを目にしたのは初めてだったようで、たいそう興奮して私に伝えてきた。
そして今日、私も一緒に早贄を見て、家人と共有できた記念のショット。

植木鉢で育てている、今年から我が家の仲間になったミモザたちのこの木だけが、今黄色くかわいらしい花を次々に咲かせている。
どうしてこれだけが咲いているのか、まったく理由がわからないけれど、この輝く黄色いポンポンのような花に、鬱々となりがちな晩秋から救われている。

さて、諦めの悪い星好きの私は、昨夜も流れ星を見ようと外へ出た。
やはり23時20分頃だろうか、一昨日よりかなり雲が多く出ていたけれど、その隙間からは火星やオリオン座などが煌いていた。
流れ星でなくとも、星を見ているとそれだけで気持ちが澄んでくる。
少しして、南の空の薄雲越しにきらりと光る光が走った。
もうそれだけでかなり得をした気分になり、すばらしい贈り物をもらったと大満足をして家の中へ戻った。
それ以上粘って風邪を引いたのでは、せっかくの贈り物が仇となる気がしたからだ。

いい感じの秋晴れは忙しい

2022-10-16 22:57:59 | 日記
ちょっと動くとまだ汗ばむけれど、爽やかな秋晴れの日は、とにかく忙しい。
布団を干して、カバー類の洗濯、いつもの掃除に窓掃除と床の雑巾がけ、なんと言ってもとうとう夏物をしまえそうな気温になったからの衣替えと、一日中動き回っていた。
合間にラズベリーの収穫、畑の見回り、プランターの植物に水遣りも忘れてはいけない。
試験勉強で後回しになっていた細かな掃除までは、とてもとても行き着かなかったけれど、これからの楽しみである流星群の具合をチェックしやすいように窓を綺麗にできたことが一番の収穫だ。
しかし、心理の学習をする時間を、まったくといっていいほど確保できなくて気持ちが焦る。
そんな私を見た家人は、慰めの言葉をかけてきた。
時には家の中をすっきり綺麗にすると、掃除をしなくちゃいけない気持ちがひとまず落ち着いて気分も良くなるから、勉強に身が入るよと。
いやいや、綺麗なところとそうでないところがはっきりするし、何しろ物だらけで片付かないのは変わっていないから、相変わらずだよと思うけれど、そこは家人の気持ちをありがたく頂戴した。
結局、手元足元ばかり見ていては視野が狭くなるので、大抵いいことにはならない。
4時ごろに外へ出てラズベリーを摘んでいた時、周りの景色を見回し、空を見上げると、美しい世界が広がっていた。
傾き黄色みを帯びた陽を浴びたラズベリーの実は、きらきらと赤い粒を光らせて、精巧な細工を施された宝石のようだった。
囚われが一概に良くないわけではないけれど、囚われて辛い時にはそこから注意をそらすのが必要だ。
私の場合、今日のラズベリーと景色が、そうであったといえるだろう。

秋晴れのクリムト

2022-09-25 22:46:57 | 日記


毎週末やってくる台風には、相変わらず誰しもがうんざりしている。
ちょっとの風雨でないから、台風の進路にかかる地域にあたると、どうか無事に過ぎ去って欲しいと祈るばかり。

我が家では、幸いにも被害と呼べるものはなかった。
そして今日は清々しいほどの秋晴れ。
北東よりの強めの風が一日中吹いていても、爽やかで心地よい。
今この瞬間を切り取ったなら、平穏な幸せに満たされている。
しかし、現実は不穏に満ちている。
どうもメディアに接していると、気分がよろしくない。
こんなに美しいものに囲まれているのに、その恩恵に浴さなくてはと外に出て、ブルーベリーの新芽を愛でたり、コスモスが風にそよぐ姿を眺める。
肺いっぱいに涼しい空気を吸い込んで、太陽の光を浴びた。

コスモスのピンクや白、マリーゴールドのオレンジ、オクラの花のクリーム色が、草木の緑色にニュアンスをもたらし、クリムトの風景画のような効果を出した。
クリムトが真っ青な空を描くことはないけれど、こうして身近にクリムト的風景を見出せることは楽しい。
二十年以上この景色を見続けていても、一度として飽きたことはないし、また一度として同じものであったことがないのは、自然は絶えず変化しているからだ。
留まらず流れ往く、それが自然の本質なのだろう。
だから、今を倦むより、先を思ってよき人の世に成るように、自分のできることをしていこう。
へこたれ後ろ向きになっても、視線を上げて周りを見渡せば、こうして目を愉しませてくれる自然があるのだから。




中秋の名月 布団干し

2022-09-10 22:54:39 | 日記
今日は中秋の名月。
時々薄雲は掛かるけれど、満月の明るさは怯まない。
今日一日中吹く北東からの爽やかな風が心地よく、虫の音も趣を添えて、ゆったりとした気分で月を楽しめる。
また、ペルセウス座流星群ε(イプシロン)が今夜、2時から4時に極大期を迎えるという。
数は1時間に3個と少ないけれど、月明かりにかすまないくらい明るいものが流れるらしい。
涼しいし、明日は日曜日だから見たい気持ちはあるけれど、果てさて睡魔に打ち勝てるかどうか、甚だ心もとない。
それは、2ヶ月ぶり以上になるかもしれないくらい久しぶりに、布団を干した。
暑すぎる夏に布団を干すと、布団が熱を蓄えてしまって、とてもじゃないけれど寝られなくなる。
冬ならばとても嬉しいのに。
だから、布団を直射日光に当てることは、自ら等身大オーブンを用意して荒行に挑んでしまうので、涼しくなる日を待っていたのだ。
シーツ類も洗濯してさっぱりとした干した布団の威力は、とてつもないものになる。
布団オーブンとは真逆の、さらさらふんわり優しく体を包み込んでくれる柔らかい繭のような心地よさ。
たぶん、布団に横たわり枕に頭が付く瞬間に、夢の国へと旅立ってしまうことが確定している。
二兎追うもの一兎も得ず、どちらを優先させるかというならば、今回ばかりは干した布団になりそうだ。
もうすでに、布団に手招きされている気がする。
では、おやすみなさい。。。。。。。。