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大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

漆黒の鉄獣機

2006年10月07日 07時54分10秒 | 玩具その他
さて、今回は久々にゾイドのご紹介をしましょう。
前回のソードウルフからかなぁ~り経過してますが、まぁ大目に見てください。今回スポットライトが当たったのはこの“ダークホーン”です。


ダークホーンとは、本来は“レッドホーン”と言う重攻撃型ゾイドを原型とするもので、それに背中に背負った大型火器を追加し
武装強化を図った派生機であり、武装だけでなく出力等も上がっているそうです。尚、これは箱絵を元に塗装してあります。
細かいレシピは忘れましたが、シルバーを下地にブラックにグリーンを少々…だったっけか?爪先や銃器等のシルバー部は
クロームシルバーを使用しました。
そしてゾイドと言えば歩行ギミックですが、ダークホーンは四足歩行と口の開閉、それと背中のガトリング砲の回転となっています。

 
前後から見てみましょう。ダークホーンはパッと見では、鼻面の一本角
の為にサイ型ゾイドと誤解されやすいですが、実際は頭頂部に広がる様
に備わった角があり、正しくは恐竜のスティラコサウルス型なんですね。
それにしてもゴツいです…元になったモチーフを上手く昇化してますね。


しかし、爪先だけは納得いきません。この部分だけ妙にメカニカルなデザインで、
どーも好きになれないんですよ。鉄で出来た靴みたいな感じと言うか…やっぱり
複数の指がある形状にして欲しかったです。


メインコクピットは頭部で、目も兼ねている頭部ハッチを開けると中から
パイロットが出てきます。パイロットシートは、敢えて下地塗装のシルバー
のままにしてあります。こうする事で、外装と内装の区分けをより強調出来
ないかなー?と思って。本当は、背中と尻尾の先端にもコクピットがあるん
ですが、メンドくさいので省略。

 
そして本製品最大の特徴の“ハイブリットバルカン砲”。
これは本来レッドホーンには付属していない装備で、ダークホーン専用武器と言えます。同じ形状のカスタマイズパーツが単品販売
されましたが、あれは製品名が“ビームガトリングユニット”だったので、厳密にはダークホーンのガトリング砲とは別物扱いになって
います。設定は食い違いますが、色に眼を瞑るならそれを用いる事でレッドホーンもダークホーンと同じ形状にする事は出来ます…
ただ、その肝心のビームガトリングユニットがかなりレア化していますけど。


逆を言えば、ダークホーンをレッドホーンと同じ装備にする事も出来ます。
この場合ガトリング砲の回転ギミックは無くなりますが、代わりに背中中央にあるこちら側に銃口の向いている“80mm地対空2連装ビーム砲”
の回転ギミックとなります。でも、これはこれで纏まっててかっこいいですね。


話をダークホーンに戻しますが、先程の80mm地対空2連装ビーム砲、なぜハイブリットガトリング砲を付けないとこの部分の回転
ギミックになるのか?それは元々レッドホーンに備わっていた電動ギミックであり、モーターボックスから動力を伝える為の伝達
ポイントが設けられています。ハイブリットガトリング砲はその動力伝達ポイントとスプリングチューブで繋がっており、伝達ポイント
から来た動力をスプリングチューブを通しハイブリットガトリング砲に伝え、それで砲身を回転させるのです。つまり纏めると、“元々
あったギミックを活かし、それを更に発展させ新たなギミックを生み出した”という訳なんです。それも、思いっきりシンプルな構造で
充分に実現させていますし…昔のゾイドのアイディアは本当に素晴らしい。今のゾイドにも、こういう巧みなアイディアで“感動させ
てくれる”ギミックが欲しい所。いや、バーサークフューラーとかブラストルタイガーとかの砲門展開ギミックは凝った構造の元に成り
立ってるので、“シンプルかつ効果的で”感動させてくれるアイディアが欲しいのですよ。


基部にはジョイントが設けられており、上下左右とフレキシブルに
可動します。ただ、スプリングチューブが本体に繋がっている分、
あちこちひっかかる事が多々ありますね。それと、電動稼動中に動
かさない方がいいですよ。


総評としては、ただ口を開閉させながら歩くだけでなく砲塔回転ギミックがある、ブラックを基調としたカラーリングのかっこよさ、ハイブリットバルカン砲の問答無用の迫力、ただの派生機に終わらず新たなギミックの付加と、元々レッドホーン自体がハイレベルでしたが、ダークホーンはより完成度の高いゾイドとなっています。本当、昔のゾイドは職人による芸術品と呼べる物が多いですよ…他にもモルガとか。


これは箱絵ですが、それにはアニメ設定に使用されたCGが描かれています。ご覧の通りハイブリットバルカン砲が二門装備されていますが、
製品版に付属しているバルカン砲は一門のみです。先日ひょんな事からレア物と化しているビームガトリングユニットが手に入ったので、それを
ウチのダークホーンに付けてみようとは思っているのですが…取り付けられる場所が無い・゜・(つД`)・゜・どーしてもやるんなら、手の込んだ改造が
必要になりますね…_| ̄|O||


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ダークホーンだ~。 (いいんちょ@)
2006-10-07 10:47:37
ダークホーン、やっぱかっこいいですね。

元々のレッドホーンが完成度高かったんですが

色を変えてガトリング追加しただけでだいぶ印象が

違います。



レッドホーンは帝国初期の大型ゾイドですが、セイバーといい、

アイアンコングといい、この頃の帝国ゾイドは神がかってますね。

とにかくデザインが素晴らしい。



しかしトイドリダークホーン、あのパッケ絵はないだろって

思います。ダブルガトリングで2本ヅノって全然違うやん。

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Unknown (帝王ソダン)
2006-10-12 22:24:25
ダークホーンは仕様変更の良い見本ですね。

仕様変更とはいかに同じ商品を別商品として成立させる

かがキモですが、ダークホーンは本文にも書きましたが

ハード面ではカラー変更や武装強化&元々備わったギミ

ックをさらに発展させ、ソフトでは乗り手を変える事で

完全に差別化を計ると、ミクロマンに匹敵する仕様変更

の巧みさです。こういうのはバンダイには乏しいノウハウ。



そうなんですよね…よく見ると2本角ってそんな所で変な

アレンジしないで欲しいです。そういえばダークホーン、

確かハリーの搭乗機でしたよね?リノン好みの機体なのに…

ハーくん・゜・(つД`)・゜・
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