今回ご紹介するのは、平成16年に放送された仮面ライダーブレイド商品より“仮面ライダーブレイド&ラウズボックス”です。この商品はそれまでのライダーフィギュアと違い、この年のフィギュア展開はミクロマンサイズのPVC製と、今までと違ったアプローチで来ましたが、その出来栄えたるやユーザーを大きく裏切る物でした。
ではご紹介する前に、この仮面ライダーブレイドにについてお話します。主人公のブレイドに変身する青年“剣崎”、こいつを演じた俳優がまた質が悪かったのです。特に滑舌が絶望的に悪く、台詞が聞き取れないなんて事がよくありました。特に第一話での「何故見てるんですッ!?」は「ナヅェミデルンディスッ!?」と聞こえ、「ホントに裏切ったんですかッ!?」は「オンドゥルルラギッタンディスカーッ!?」と聞こえてしまい、極めつけは確か第三話だと思いましたが、「嘘だそんな事―ッ!?」は「ウゾダドンドコドーン!」でした。特にオンドゥルルラギッタンディスカは有名で、この剣崎の言葉の数々は一部で「オンドゥル語」と呼ばれる様になりました。他にも主人公の先輩でありながら“しょっちゅう敵に騙され裏切る”橘さん…この人、先の事柄だけで無く“銃を持ってる”とか“イメージカラーは赤”とか、なんだかデス種のアスランみたいです。まぁ、橘さんはアスランみたいな“裏切りを何とも思わない人間のクズ”と違って悪気は無いんですけど、それでも簡単に騙されないで下さい。
では、そろそろ製品についてご紹介します。まずは付属フィギュアから。

箱には“自在に関節可動”みたいな文句が書いてありますが、実際は今の可動フィギュアの常識では考えられないくらい動かないです。首と肩と肘と股関節と膝が動きますが、普通の可動フィギュアなら縦横両方に可動して当たり前なのに、これの場合は縦方向に曲がのみで、しかも腰すら動かない!もう、これはガシャフィギュアや食頑に毛が生えた程度と言っても過言では無いでしょう。

この画像、別に遊んでいる訳じゃないです。信じられない事に、どう頑張ってもこの程度のポージングしか出来ないんですよッ!ウゾダドンドコドーン!

一応バイクとかには乗せられますが、やっぱり何処と無く硬い感じですね。
さらに、最初っからユーザーを裏切るつもりマンマンなのか、ブレイドには付属武器“ブレイラウザー”という剣があるのですが、それがなんと付属しません!オンドゥルルラギッタンディスカーッ!?もう、フィギュアは本当に「嫌がらせか?」ってくらい遊べません。こんなんだったら、適正価格は¥500が良いトコですよ!なのにこの商品の定価は¥1380…ウゾダドンドコドーン!
では、付属品のラウズボックスの方を。

見ても分かる様に、見た感じではメッキにクリア成形と中々豪華な作りで、そして無闇に厚く重いです。このケースには付属のフィギュアを入れるだけでなく、同シリーズ関連商品“ラウズカード”を入れる事が出来ます。フィギュアとカードは、それぞれ別のスペースに収納します…なんだか無駄に力が入ってますね。っつーか、本製品の主役はフィギュアでは無くこのケースと言っても良いでしょう、だからこんなに気合の入った作りに…しかし、“手を入れる場所はそこでは無い。”しかも、ケースの裏側にはベルトに取り付けるフックが備わっており、ベルトに付けて持ち歩こう!みたいな事が箱に書いてあるのですが、こんなに無駄に厚くて重いものを持ち歩く奴っているんでしょうか?この“フィギュアをケースに入れる”というコンセプト、開発者は当時の雑誌インタビューで「本作の仮面ライダーは変身する時にカード型のゲートをくぐり抜けて変身します、ラウズボックスはそれをイメージしました」とかトンチンカンな事を言ってました…言いたい事は分かりますが、だってコレやっても“ちっとも楽しくない”ですよ?試しにやってみたってこうですもん。

…理科室の標本状態?
しかもこのケース、内側にフィギュアを保持するジョイントみたいな物が設けられておらず全く固定されない、本当にタダ放り込んでいるだけなので、振ったりした日にゃもうガラガラと中で暴れます。フィギュアの出来もですが、遊ぶ側の事を考えていないんでしょうか?
では、この状態で横に倒してみましょう。

誰が見たって、コレ棺桶以外の何物にも見えないでしょう?まったく、本当に何の為のギミックなんでしょうか?
以上、ラウズボックスでした。
先ほども言いましたが、本製品の定価は¥1380です、ケース代も含めても大体¥1000が妥当な所でしょうか?はっきり言って、多くの消費者は“ケースなんかいらんからフィギュアだけ売れ”と思ったでしょう、仮にフィギュアだけ買っても激怒したと思いますけど。も、本当に最近のバンダイは露骨な抱き合わせ&ボッタクリ価格で嫌になってきますね。抱き合わせだけだったら他のメーカーもやっている事ですけど、ボッタクリは流石に納得行きません。本当、ここまで消費者を舐めた姿勢のバンダイは少し痛い目にあった方が良いと思いますよ。

ファルコン:サイズは近いのに、なんでここまで違うッスか…?
剣崎:ウェイ! ナヅェミデルンディス!

ファルコン:まぁまぁ、じゃあ少しでも体が柔らかくなる様に、一緒にダンスでもするッス!
剣崎:ウ、ウェイ…。

セイザーX ジャンプだー♪

うっちゅっうっのっ果てまでぇ~♪

ファルコン:…ホンットに体硬いッスねぇ…いや硬いどころの問題じゃ無いッス。
剣崎:ウェイ!ゾンナゴドナイディス!

ファルコン:…はっきり言うッスけど、それ以上否定しても恥の上塗りになるだけッスよ?
もう素直に認めた方がいいッスよ、いやマジで。
剣崎:ウェ、ウェイ…ウゾダドンドコドーン!
ではご紹介する前に、この仮面ライダーブレイドにについてお話します。主人公のブレイドに変身する青年“剣崎”、こいつを演じた俳優がまた質が悪かったのです。特に滑舌が絶望的に悪く、台詞が聞き取れないなんて事がよくありました。特に第一話での「何故見てるんですッ!?」は「ナヅェミデルンディスッ!?」と聞こえ、「ホントに裏切ったんですかッ!?」は「オンドゥルルラギッタンディスカーッ!?」と聞こえてしまい、極めつけは確か第三話だと思いましたが、「嘘だそんな事―ッ!?」は「ウゾダドンドコドーン!」でした。特にオンドゥルルラギッタンディスカは有名で、この剣崎の言葉の数々は一部で「オンドゥル語」と呼ばれる様になりました。他にも主人公の先輩でありながら“しょっちゅう敵に騙され裏切る”橘さん…この人、先の事柄だけで無く“銃を持ってる”とか“イメージカラーは赤”とか、なんだかデス種のアスランみたいです。まぁ、橘さんはアスランみたいな“裏切りを何とも思わない人間のクズ”と違って悪気は無いんですけど、それでも簡単に騙されないで下さい。
では、そろそろ製品についてご紹介します。まずは付属フィギュアから。

箱には“自在に関節可動”みたいな文句が書いてありますが、実際は今の可動フィギュアの常識では考えられないくらい動かないです。首と肩と肘と股関節と膝が動きますが、普通の可動フィギュアなら縦横両方に可動して当たり前なのに、これの場合は縦方向に曲がのみで、しかも腰すら動かない!もう、これはガシャフィギュアや食頑に毛が生えた程度と言っても過言では無いでしょう。

この画像、別に遊んでいる訳じゃないです。信じられない事に、どう頑張ってもこの程度のポージングしか出来ないんですよッ!ウゾダドンドコドーン!

一応バイクとかには乗せられますが、やっぱり何処と無く硬い感じですね。
さらに、最初っからユーザーを裏切るつもりマンマンなのか、ブレイドには付属武器“ブレイラウザー”という剣があるのですが、それがなんと付属しません!オンドゥルルラギッタンディスカーッ!?もう、フィギュアは本当に「嫌がらせか?」ってくらい遊べません。こんなんだったら、適正価格は¥500が良いトコですよ!なのにこの商品の定価は¥1380…ウゾダドンドコドーン!
では、付属品のラウズボックスの方を。

見ても分かる様に、見た感じではメッキにクリア成形と中々豪華な作りで、そして無闇に厚く重いです。このケースには付属のフィギュアを入れるだけでなく、同シリーズ関連商品“ラウズカード”を入れる事が出来ます。フィギュアとカードは、それぞれ別のスペースに収納します…なんだか無駄に力が入ってますね。っつーか、本製品の主役はフィギュアでは無くこのケースと言っても良いでしょう、だからこんなに気合の入った作りに…しかし、“手を入れる場所はそこでは無い。”しかも、ケースの裏側にはベルトに取り付けるフックが備わっており、ベルトに付けて持ち歩こう!みたいな事が箱に書いてあるのですが、こんなに無駄に厚くて重いものを持ち歩く奴っているんでしょうか?この“フィギュアをケースに入れる”というコンセプト、開発者は当時の雑誌インタビューで「本作の仮面ライダーは変身する時にカード型のゲートをくぐり抜けて変身します、ラウズボックスはそれをイメージしました」とかトンチンカンな事を言ってました…言いたい事は分かりますが、だってコレやっても“ちっとも楽しくない”ですよ?試しにやってみたってこうですもん。

…理科室の標本状態?
しかもこのケース、内側にフィギュアを保持するジョイントみたいな物が設けられておらず全く固定されない、本当にタダ放り込んでいるだけなので、振ったりした日にゃもうガラガラと中で暴れます。フィギュアの出来もですが、遊ぶ側の事を考えていないんでしょうか?
では、この状態で横に倒してみましょう。

誰が見たって、コレ棺桶以外の何物にも見えないでしょう?まったく、本当に何の為のギミックなんでしょうか?
以上、ラウズボックスでした。
先ほども言いましたが、本製品の定価は¥1380です、ケース代も含めても大体¥1000が妥当な所でしょうか?はっきり言って、多くの消費者は“ケースなんかいらんからフィギュアだけ売れ”と思ったでしょう、仮にフィギュアだけ買っても激怒したと思いますけど。も、本当に最近のバンダイは露骨な抱き合わせ&ボッタクリ価格で嫌になってきますね。抱き合わせだけだったら他のメーカーもやっている事ですけど、ボッタクリは流石に納得行きません。本当、ここまで消費者を舐めた姿勢のバンダイは少し痛い目にあった方が良いと思いますよ。

ファルコン:サイズは近いのに、なんでここまで違うッスか…?
剣崎:ウェイ! ナヅェミデルンディス!

ファルコン:まぁまぁ、じゃあ少しでも体が柔らかくなる様に、一緒にダンスでもするッス!
剣崎:ウ、ウェイ…。

セイザーX ジャンプだー♪

うっちゅっうっのっ果てまでぇ~♪

ファルコン:…ホンットに体硬いッスねぇ…いや硬いどころの問題じゃ無いッス。
剣崎:ウェイ!ゾンナゴドナイディス!

ファルコン:…はっきり言うッスけど、それ以上否定しても恥の上塗りになるだけッスよ?
もう素直に認めた方がいいッスよ、いやマジで。
剣崎:ウェ、ウェイ…ウゾダドンドコドーン!
しかしアクションフィギュアなのにブレイラウザーすら付いてないとは…
後に装着変身を出したからまだいいですけど、それが無かったらライ
ダーフィギュアでは歴史に残る黒歴史になったんじゃないでしょうか。
そういえば、装着変身のキングフォームは凄まじく出来が良かったです
よ。ああそうそう、ジャックフォームは結局装着変身でもラウズボッ
クスでも立体化されずに終わってますなぁ、特に題材的にはクウガみ
たいに装着変身向けなのに。