リタルダントの港町を出たアレグレット&ビート、テヌート村を後にしたポルカ&ショパンは、まず目的地のフォルテ城へと向かうべくアゴゴの森へと足を踏み入れました。
アレグレットが森で最初に出会った敵、それはポルカが初陣で散々撲殺して回った野生動物ベリーベリーエンプティーでした。そいつとの戦闘時、戦闘チュートリアルその3の始まり始まり。
本作にはパーティクラスという概念があり、これまでレベル1だったパーティクラスがアゴゴの森に入った事(つまり話がある程度先に進んだ)によりレベル2にアップしました。それに伴い、戦闘システムに若干の変化が現れたのです。まず、これまでは移動中や攻撃中でもボタンを離せば進行の止まった時間、これが止まらなくなりました。つまり、立ち止まっても時間は経過するので、途中で戦略を考え直す事が出来なくなりました。うーむ、これは痛い。ただでさえ本作は敵がバトルフィールド上のどこにいるのか把握しにくいのに。せめて、デフォで移動だけはキャンセル出来るシステムになっていれば…例えば敵がいると思った方向に進んだ⇒居なかった⇒どっかのボタン押してキャンセル⇒すると移動前の地点に戻ると言った感じの。ぶっちゃけ、最初から少し不便だったシステムがさらに不便になったってトコでしょうか?
次の変化、その名はエコーシステム。攻撃をヒットさせる事でゲージがアップし、それが最高値になった所で必殺技を出すと、ゲージを消費し強化された必殺技を放つというものです。よーするに格ゲーでよく使われている超必システムですね。あ、普段使ってる技が強化されるんだから、ヴァンパイアシリーズのエスペシャル技の方が近いですか。時間システムはともかく、これまでただ連打するだけに近かった攻撃方法に深みが出たのは喜ばしい事です。
そして三つ目、例えばベリーベリーエンプティーの場合はフィールド内にある影の所に入るとココナッツグレートという巨大モンスターに変身します。つまり、明るい所と影の所で能力の変化する敵が出てくるとの事だそうです。うーむ、その発想は無かったわ。
それともう一つ。これは単に私がこれまで使わなかっただけなんですが、ビートの闇属性技ソリッドシューターに次ぐデフォルト必殺技、光属性技ビビッドショット。これは、ビート愛用のカメラで敵を撮影し写真を撮るというもの。その写真はショップで売却する事が出来て、よく撮れている写真ならそれだけ高値で買い取ってもらえるそうです。うーむ、まさにカメラ小僧だビート。っつーかスパイダーマン?
新しい戦闘システムを駆使して勝ち進んでいくと、アゴゴの森の中ボス“ドラゴンパピー”が現れました、不細工なコアラみたいなツラしたコイツ、ドラゴンのセオリーに則り火炎放射で攻撃してきます。こんな事したら森が火事にならないか?と思いつつも、文字通り降りかかる火の粉は払わねばと戦闘開始!アレグレットが必死でドラゴンパピーの相手をしているのにも拘らず、パパラッチ化したビートは遠距離の安全地帯から“そのディテールさいこー☆”とか言いながらひたすらシャッターを切りまくります。真面目に戦うアレグレットの心境やいかに。
ドラゴンパピーをなんとか下すも、今度は雨が降ってきました。
所変わって森の中、そこにはポルカとショパンが旅路を急いでいました。
そしてこの二人の前にも中ボス出現…しかし今までと違い相手は人間の様ですよ?何やら身なりの良いこの男、森の中に探し物の最中の様です。このフーガと名乗るこの男(相方にトッカータって奴がいるんでしょうか?)普通だったらその探し物が何なのかを語りだす所ですが、聞かれてもいないのに“服が濡れるのは嫌いじゃ、お前らに八つ当たりしちゃる”みたいな迷惑千万な事をほざき襲いかかってきます…なんだこのバカは。なんだか仮面ライダー龍騎の浅倉みたいです。さっさと愛用の傘で撲殺してやると思いましたが、たった1ターンであっさり返り討ちにあうポルカ。そしてショパンまでもその手に掛かってしまいます。どうやら、絶対に勝てないイベントだったみたいですね。
そして雨の中に倒れ伏す二人、そんな二人を尻目にフーガは“さて、さっさと光る生物とやらを見つけなくては”とその場を去っていきます。どうやらフーガの探しものとはその光る生物の様です。光る生物だったら、この森の中や港町リタルダントにいたザコモンスターことフローライトマウスでしょうか?ホラ、あれ尻尾の先が光ってたし…いやまさかねぇ?そして気がつくと、雨もすっかりあがっていました。
一方、森の中を進むアレグレット達。しかしなにやら見覚えのある場所に来ましたよ…?そうだ!ここはさっきポルカとショパン達が通った道です!するとこの先に二人が倒れているのでしょう、その事をアレグレット達は知りませんが、事情を知っているプレイヤーである私は二人の救助に向かいます。で、先程フーガに襲われた場所に到達したのですが、おかしな事に倒れているはずの二人が見当たりません。どこへ行ったのか…?そう思いながら先に進むと、森の中に村を発見しました。
村に入ると、そこにたまたま通りかかった一人の少女。ビートが声をかけると、悪趣味なドクロのペンダントを付け、常にですます口調とバカ丁寧に話すマーチと名乗る少女は、ここがアゴゴの村で姉と二人で暮らしていると話しました。彼女が言うには、今日はこれで来客が二回目だそうです。来客?そう、ポルカとショパンはこの村に保護されていたのです。ただ、この森にはアゴゴと言う謎の生物が居て、彼らがマーチに森の中でポルカとショパンが倒れているのを教えてくれたとか。そして、アゴゴは本来は人間には決してな付かないので、今回のケースは非常に珍しいと…もしかしてフーガの探していた光る生物とは?
マーチの家のドアが開きます、すると気が付いたポルカがそこには居ました。アレグレットとビートは以前港ポルカが港町で薬を売りに行った時に、けが人を治療する為に魔法を使った事を目撃しているので、それを褒めるつもりでその事を話し始めたのですが、ポルカは表情を曇らせ森の奥へ駈け出してしまいました。そりゃ、自分が不治の病に掛かっている事は余り人には知られたくありません、そして出来る限りはその事を頭の中からは追い出していたいでしょう。ポルカと入れ替わって、森の中にキノコ狩りに行っていたショパンが戻ってきました。すれ違ったポルカの様子を見て、マーチに何事かと尋ねるショパンですが、聞いたのはマーチの口から出てくる答えでは無く、森の中から響いてきたポルカの悲鳴でした。マーチは“今の声はポルカさんの声!?行ってみましょう!”と言いますが、実際にはそこに突っ立ってるだけでちっとも付いてきてくれません…ちょっと待てや。なんども連れて行こうとしますが、同じ事を言うだけでもうテコでも動かない様子。こんな口先女はほっといてさっさと行きましょう。
アレグレット達が見たものは、大型モンスター“オーガーチャンプ”に襲われるポルカでした。うーむ、本来ポルカは大人しく襲われる様なタマじゃないんですけどねぇ…いつもなら愛用の傘で撲殺してしまう所ですが、今回は気持ちがブルーだから思わず“きゃー!”なんて悲鳴をあげちゃったんでしょうか?アレグレット達と一緒に助けに来たショパン、内心“何が「きゃー」だ…猫を被っているんじゃない”とか思っていたに違いありません。尚、この戦闘ではポルカは参加しません…ショパンの心中や如何に。
オーガーチャンプを倒したアレグレット、そして救出されたポルカ。そこに、謎の光る怪物体が出現しました。アレグレット曰く、“これがアゴゴってのじゃないのか?”珍しいものを見たらシャッターを切らずにいられない生まれついてのパパラッチことビートがカメラを持ち出すと、アゴゴと思われる物体は弾けるように消えてしまいました…多分ポルカから殺気を感じ取ったのでしょう。マーチの家に戻る一向、そこで目撃したアゴゴやポルカとアレグレット達の目的地が同じフォルテ城である事等を話しました。その話題に乗り、マーチも現在は不在の姉について語り始めます。伯爵は現在鉱封薬生成の為に鉱山の採掘をしているのですが、そこは本来アゴゴの生息地でありあんまりやられるとアゴゴが住めなくなる、それをやめさせるために姉は現在上京中だとか。三人も連続で直訴を思いつく所を見ると、この伯爵さまとやらは随分とワンマン主義みたいです。で、フォルテ城に行くならついでにと、マーチに姉の帽子を渡してくれと頼まれました。
こうしてポルカとアレグレットは出会いましたが、目的は同じ直訴でもそこはそれ、本作は敵を倒してナンボのRPG。やはり聞き入れられなければ実力行使でしょうか…それじゃ最終的には暗殺と変わんないよ。
一行が出発した後、マーチが気になる事を言いました。
“光るアゴゴなんて聞いたことがありませんね…?”
利害の一致によりパーティーを組みフォルテ城へ旅立つ一向、ここで第一章終了。
次回に続きます。
アレグレットが森で最初に出会った敵、それはポルカが初陣で散々撲殺して回った野生動物ベリーベリーエンプティーでした。そいつとの戦闘時、戦闘チュートリアルその3の始まり始まり。
本作にはパーティクラスという概念があり、これまでレベル1だったパーティクラスがアゴゴの森に入った事(つまり話がある程度先に進んだ)によりレベル2にアップしました。それに伴い、戦闘システムに若干の変化が現れたのです。まず、これまでは移動中や攻撃中でもボタンを離せば進行の止まった時間、これが止まらなくなりました。つまり、立ち止まっても時間は経過するので、途中で戦略を考え直す事が出来なくなりました。うーむ、これは痛い。ただでさえ本作は敵がバトルフィールド上のどこにいるのか把握しにくいのに。せめて、デフォで移動だけはキャンセル出来るシステムになっていれば…例えば敵がいると思った方向に進んだ⇒居なかった⇒どっかのボタン押してキャンセル⇒すると移動前の地点に戻ると言った感じの。ぶっちゃけ、最初から少し不便だったシステムがさらに不便になったってトコでしょうか?
次の変化、その名はエコーシステム。攻撃をヒットさせる事でゲージがアップし、それが最高値になった所で必殺技を出すと、ゲージを消費し強化された必殺技を放つというものです。よーするに格ゲーでよく使われている超必システムですね。あ、普段使ってる技が強化されるんだから、ヴァンパイアシリーズのエスペシャル技の方が近いですか。時間システムはともかく、これまでただ連打するだけに近かった攻撃方法に深みが出たのは喜ばしい事です。
そして三つ目、例えばベリーベリーエンプティーの場合はフィールド内にある影の所に入るとココナッツグレートという巨大モンスターに変身します。つまり、明るい所と影の所で能力の変化する敵が出てくるとの事だそうです。うーむ、その発想は無かったわ。
それともう一つ。これは単に私がこれまで使わなかっただけなんですが、ビートの闇属性技ソリッドシューターに次ぐデフォルト必殺技、光属性技ビビッドショット。これは、ビート愛用のカメラで敵を撮影し写真を撮るというもの。その写真はショップで売却する事が出来て、よく撮れている写真ならそれだけ高値で買い取ってもらえるそうです。うーむ、まさにカメラ小僧だビート。っつーかスパイダーマン?
新しい戦闘システムを駆使して勝ち進んでいくと、アゴゴの森の中ボス“ドラゴンパピー”が現れました、不細工なコアラみたいなツラしたコイツ、ドラゴンのセオリーに則り火炎放射で攻撃してきます。こんな事したら森が火事にならないか?と思いつつも、文字通り降りかかる火の粉は払わねばと戦闘開始!アレグレットが必死でドラゴンパピーの相手をしているのにも拘らず、パパラッチ化したビートは遠距離の安全地帯から“そのディテールさいこー☆”とか言いながらひたすらシャッターを切りまくります。真面目に戦うアレグレットの心境やいかに。
ドラゴンパピーをなんとか下すも、今度は雨が降ってきました。
所変わって森の中、そこにはポルカとショパンが旅路を急いでいました。
そしてこの二人の前にも中ボス出現…しかし今までと違い相手は人間の様ですよ?何やら身なりの良いこの男、森の中に探し物の最中の様です。このフーガと名乗るこの男(相方にトッカータって奴がいるんでしょうか?)普通だったらその探し物が何なのかを語りだす所ですが、聞かれてもいないのに“服が濡れるのは嫌いじゃ、お前らに八つ当たりしちゃる”みたいな迷惑千万な事をほざき襲いかかってきます…なんだこのバカは。なんだか仮面ライダー龍騎の浅倉みたいです。さっさと愛用の傘で撲殺してやると思いましたが、たった1ターンであっさり返り討ちにあうポルカ。そしてショパンまでもその手に掛かってしまいます。どうやら、絶対に勝てないイベントだったみたいですね。
そして雨の中に倒れ伏す二人、そんな二人を尻目にフーガは“さて、さっさと光る生物とやらを見つけなくては”とその場を去っていきます。どうやらフーガの探しものとはその光る生物の様です。光る生物だったら、この森の中や港町リタルダントにいたザコモンスターことフローライトマウスでしょうか?ホラ、あれ尻尾の先が光ってたし…いやまさかねぇ?そして気がつくと、雨もすっかりあがっていました。
一方、森の中を進むアレグレット達。しかしなにやら見覚えのある場所に来ましたよ…?そうだ!ここはさっきポルカとショパン達が通った道です!するとこの先に二人が倒れているのでしょう、その事をアレグレット達は知りませんが、事情を知っているプレイヤーである私は二人の救助に向かいます。で、先程フーガに襲われた場所に到達したのですが、おかしな事に倒れているはずの二人が見当たりません。どこへ行ったのか…?そう思いながら先に進むと、森の中に村を発見しました。
村に入ると、そこにたまたま通りかかった一人の少女。ビートが声をかけると、悪趣味なドクロのペンダントを付け、常にですます口調とバカ丁寧に話すマーチと名乗る少女は、ここがアゴゴの村で姉と二人で暮らしていると話しました。彼女が言うには、今日はこれで来客が二回目だそうです。来客?そう、ポルカとショパンはこの村に保護されていたのです。ただ、この森にはアゴゴと言う謎の生物が居て、彼らがマーチに森の中でポルカとショパンが倒れているのを教えてくれたとか。そして、アゴゴは本来は人間には決してな付かないので、今回のケースは非常に珍しいと…もしかしてフーガの探していた光る生物とは?
マーチの家のドアが開きます、すると気が付いたポルカがそこには居ました。アレグレットとビートは以前港ポルカが港町で薬を売りに行った時に、けが人を治療する為に魔法を使った事を目撃しているので、それを褒めるつもりでその事を話し始めたのですが、ポルカは表情を曇らせ森の奥へ駈け出してしまいました。そりゃ、自分が不治の病に掛かっている事は余り人には知られたくありません、そして出来る限りはその事を頭の中からは追い出していたいでしょう。ポルカと入れ替わって、森の中にキノコ狩りに行っていたショパンが戻ってきました。すれ違ったポルカの様子を見て、マーチに何事かと尋ねるショパンですが、聞いたのはマーチの口から出てくる答えでは無く、森の中から響いてきたポルカの悲鳴でした。マーチは“今の声はポルカさんの声!?行ってみましょう!”と言いますが、実際にはそこに突っ立ってるだけでちっとも付いてきてくれません…ちょっと待てや。なんども連れて行こうとしますが、同じ事を言うだけでもうテコでも動かない様子。こんな口先女はほっといてさっさと行きましょう。
アレグレット達が見たものは、大型モンスター“オーガーチャンプ”に襲われるポルカでした。うーむ、本来ポルカは大人しく襲われる様なタマじゃないんですけどねぇ…いつもなら愛用の傘で撲殺してしまう所ですが、今回は気持ちがブルーだから思わず“きゃー!”なんて悲鳴をあげちゃったんでしょうか?アレグレット達と一緒に助けに来たショパン、内心“何が「きゃー」だ…猫を被っているんじゃない”とか思っていたに違いありません。尚、この戦闘ではポルカは参加しません…ショパンの心中や如何に。
オーガーチャンプを倒したアレグレット、そして救出されたポルカ。そこに、謎の光る怪物体が出現しました。アレグレット曰く、“これがアゴゴってのじゃないのか?”珍しいものを見たらシャッターを切らずにいられない生まれついてのパパラッチことビートがカメラを持ち出すと、アゴゴと思われる物体は弾けるように消えてしまいました…多分ポルカから殺気を感じ取ったのでしょう。マーチの家に戻る一向、そこで目撃したアゴゴやポルカとアレグレット達の目的地が同じフォルテ城である事等を話しました。その話題に乗り、マーチも現在は不在の姉について語り始めます。伯爵は現在鉱封薬生成の為に鉱山の採掘をしているのですが、そこは本来アゴゴの生息地でありあんまりやられるとアゴゴが住めなくなる、それをやめさせるために姉は現在上京中だとか。三人も連続で直訴を思いつく所を見ると、この伯爵さまとやらは随分とワンマン主義みたいです。で、フォルテ城に行くならついでにと、マーチに姉の帽子を渡してくれと頼まれました。
こうしてポルカとアレグレットは出会いましたが、目的は同じ直訴でもそこはそれ、本作は敵を倒してナンボのRPG。やはり聞き入れられなければ実力行使でしょうか…それじゃ最終的には暗殺と変わんないよ。
一行が出発した後、マーチが気になる事を言いました。
“光るアゴゴなんて聞いたことがありませんね…?”
利害の一致によりパーティーを組みフォルテ城へ旅立つ一向、ここで第一章終了。
次回に続きます。
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