大きな世界の小さな部屋

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滅びの翼を叩き折れ!

2013年08月06日 00時07分47秒 | ゲーム
以前、スクウェア・エニックスのアーケードゲーム「超速変形ジャイロゼッター」を取り扱った私ですが、現在は色々と状況が変わっております。まず、現在は新1弾と銘打ったリニューアルをしており、様々なゲームモードが追加されました。

そしてもう一つが、夏限定イベント“アルバロス討伐ミッション”が8/22まで実施されております。アルバロスとは、アニメにも登場した携帯ゲーム機の3DS版ジャイロゼッターに登場する機体で、所謂ボスキャラです。実は私、新1弾以前のジャイロゼッターで果たせなかった事が有ります。それは、CPU戦バトルモードにおいて、ランダムで登場するボスキャラと戦う事でした。何度もプレイしていましたけど、結局一度もボスは登場しませんでした。でもアルバロスも一応ボス扱い、期間限定とは言え念願のボス戦がいつでも出来るので、挑戦してみたのですよ。

その前に、ジャイロゼッターの簡単なシステム説明を。バトルモードのみの説明になりますが、それだけで充分ですので…っつーかドライブモードは人に説明出来るほど上手く無いもので。

バトルモードはコマンド入力で進みますが、そのコマンドは全部で3種類。ノーマルアタック、バーストアタック、ジャイロカウンターの3種類となっています。

ノーマルアタック=通常攻撃
メリット→出せば必ず当たる、安定した攻撃が可能。
デメリット→あくまで通常攻撃なので威力はそれほど強くなく、決め手に欠ける。

バーストアタック=必殺技
メリット→通常攻撃より威力の高い攻撃が出せる、機体によっては相手のステータスを下げたり、自分のステータスを上げる効果のあるものも有る。
デメリット→相手のジャイロカウンターが成功した場合、一方的に潰される。

ジャイロカウンター=反撃技
メリット→相手がバーストアタックを仕掛けてきた時にジャイロカウンターを出していれば、相手のバーストアタックを無効化出来る上にダメージまで与えられる。つまり、相手をその時だけ行動不能にするのと同じ。

デメリット→ジャイロカウンターの成功条件は、“相手がバーストアタックを出している事”はもちろん、“こちらが後手に回っている事”が重要。この条件を満たしていない場合、ジャイロカウンターは失敗し威力の弱い攻撃しか出せない上に、相手は普通に攻撃出来る。最悪の場合は、こちらが先手でジャイロカウンター失敗直後に、相手がバーストアタックを出してくる事。そして、後手に回っていても相手がノーマルアタックの場合は、当然ながらジャイロカウンターは失敗となる。

Wバースト=合体技
メリット→2機同時攻撃で約6000~8000前後の大ダメージを与える
デメリット→2機同時攻撃なので、相方にターンが回ってきてもダブルバーストを出した=行動終了しているので、相手の攻撃に対し完全に無防備になる。
バーストアタック扱いなので、ジャイロカウンターで潰される恐れがある。

そして最後に、対戦格闘ゲームにおける超必殺技に当たる“ファイナルバースト”。

メリット→大体12000前後のダメージが入る。通常のバトルモードの場合、これを出せば相手はまず即死する。
デメリット→攻撃していると自然に溜まるバーストゲージを使用して出すので、使いたい時に使えない。コマンド入力のタイミングで威力が上下する。ファイナルバースト時のデモが少々長い。

そしてもう一つ予備知識。
バーストアタックを出して自分のステータスがアップした場合、相手から何らかの状態異常の付くバーストアタックを食らった場合、ステータスアップは消えて状態異常が上書きされます。これを応用すれば、相手のステータスアップを打ち消す事が可能。

この辺を理解した上で次に進んで下さい。


まず最初の布陣は、我が愛機アギトツイン(紫)、WバーストカードですがライバードSE、ドルフィーネTAのアルカディアトリオで行きます。メインマシンはアギトツイン、サブマシンは残り2つで。ジャイロゼッターは特定の組み合わせでステータスアップする事が有り、同じアルカディア製マシンのパワーアップを狙いました。


まず、我が愛機アギトツインSのお浚いをしてみましょう。メインマシンに選んだのは、ドライブモードでこいつが比較的扱いやすいエコカーである事。そしてかっこいいからだ!バーストアタック“デュアルブラスト”は、出した後にアギトツインのスピードがアップする特殊効果が有ります。


続いてサブマシンのライバードSE、こちらのバーストアタック“シャイニングスラッシュ”の特殊効果は“自分の炎属性アップ”。ライバードは炎属性技を使うので、通常攻撃がプラス修正されるって事でしょうか。



次にドルフィーネTA、りんねちゃんです。バーストアタック“スプラッシュフェアリー”の特殊効果は“相手の水属性ダウン”。詳しくは分かりませんけど、多分相手の水属性技に対する耐性を下げるんでしょうきっと。でも、この2機はWバースト狙いなのであんまり気にしません。

で、初のボス戦にチャレンジしたんですよ。まぁへっぽこプレイヤーの私が勝てる筈も無いと、半分諦めムードで。戦ってみると、確かに強いですわアルバロス。通常バトルモードの敵ジャイロゼッターとは段違いで、ノーマルアタックでも2~3000前後のダメージを食らいます。加えてアルバロスのバーストアタックは、出すとアルバロスのクリティカル発生率アップのプラス修正が付くもんですから。そして地味に恐ろしいのが、アルバロスのスピードが速く先に攻撃される事。例えアギトツインがスピードアップしても、アルバロスのスピードには追いつけず、高確率で先手を取られるんです。

で、ヒィヒィ言いながらもダブルバーストやファイナルバーストを駆使して粘っていたんです。結局負けました…まぁこんなもんかと思いつつも、元々30000以上あったアルバロスの体力を残り5000くらいまで減らせたんだから、がんばったと思いつつ惜しいとも感じたり。さて、戦闘も終わった事だし…と思ったら。

ジャイロゼッターは通常バトルモードだと負けたらそこで終わり、コンティニュー無しなのですが、アルバロス戦の場合は100円入れればコンティニュー可。しかも、アルバロスの削った体力はそのまま。つまり、100円入れればこちらの体力を全回復出来るのと同じです。これなら勝てる!とコンティニューしてアルバロスを撃退しました。まさかコンティニュー出来るとは思わなかった…。

しかし、残り体力5000くらいまで減らせたならば、ジャイロカウンターを使ったりもっとバーストアタックを効果的に使えば、コンティニュー無しでもアルバロスは倒せる筈。と言う訳で、今度は違うチームを組んでアルバロスと戦ってみます。アルバロスは一回倒すごとにレベルアップするので、心してデッキを組まねば。


次に選んだのが、パトタイガーとインプレッサとプリウスαの白い3連星。こういう時の為にプリちゃん買っておいたのです。


まずパトタイガー、トーマさんも搭乗した機体ベルガー、その警察仕様のかっこいいジャイロゼッター。バーストアタック“ライオットジャスティス”は特にステータス変化は有りませんが、単純に“強力な攻撃が出せる”とカード裏に書かれています。今回のデッキでは攻撃の要。


次にインプレッサ、今回のデッキでは攻撃およびアシスト係。バーストアタック“アクロバットショットθ”は“相手の防御を一時的に大ダウンさせる”状態異常を付けるので、攻撃アシスト&アルバロスのクリティカル率アップ相殺の役割です。攻撃およびアシスト系ですから、ドラクエⅡで例えるならサマルトリアの王子ですか。


そしてプリウスα、再びりんねちゃん(かえでちゃんでも可)。バーストアタック“EGディストリビュート”は、アニメでもお馴染み相手の体力を吸い取り仲間に与える技。つまりは回復技。実際のゲームだと、相手に与えたダメージの半分の数値分を回復します。例えば約1200ダメージの場合、回復量は約600。尚、エコカーなので今回はプリちゃんにメインマシンを務めてもらいます。

で、この布陣でアルバロスレベル2に戦いを挑んだのですが…やっぱりコンティニューしなきゃ勝てませんでした。この辺りになるとアルバロスがジャイロカウンター出してきて(この場合はゼノカウンターと言います)潰されたり、せっかく付けた防御ダウンをアルバロスのバーストアタック=クリティカル率アップで打ち消されたり、そうなったらなったでまたインプレッサで防御ダウン付けたりと、臨機応変に対応するのが忙しくて。そして頼みの綱のプリちゃんも、アルバロスからの攻撃平均値が2~3000なのに対し回復量がたったの600では全くお話にならん。Wバーストが使えない分、初陣よりも苦労しました。このデッキでは駄目だ。


次に考えたチームは、再びライバードSEとドルフィーネTAのWバーストカード、そしてアギトツインS BBエディション。


実はアギトツインにはバリエーションが有り、このBBエディションはデュアルブラストが使えなくなった代わりにバーストアタックが“アーススープレックス”に変更されています。これは使うと“自分の攻撃力がアップする”プラス修正が付くので、ゼノカウンター対策として強化したノーマルアタックで攻める作戦です。アルバロスのバーストアタックは数種類ありますが、最も使用頻度の高いもののステータスアップがクリティカル率アップなので、こちらのプラス修正を打ち消される可能性は低いと判断しました。

ライバードとドルフィーネの方は、前回同様にWバースト狙いなので省略。しかしこれに攻撃アップしたアギトツインも入ったので、全員が攻撃布陣って事になります。

で、いざ戦闘開始!3回戦目になって気付いたのですが、最初に戦ったデッキで“スピードアップしたアギトツインでも先手を取られる”と書いたのを思い出して下さい。つまり高確率で後手に回る訳ですが、これを逆手にとってジャイロカウンター狙いで言ってみました。失敗もありましたけど、ぼちぼちとアルバロスのバーストアタックを未然に防げる様になってきました。そしてこのデッキで2回戦って、コンティニューしてアルバロスを撃退しました。2回目の挑戦で、ついにアルバロスをコンティニュー無しで撃破!3回戦目にチャレンジしてこちらも撃破!やはりアルバロス戦では、相手に状態異常付けるよりもこちらのステータスを上げた方が有効みたいです。


次に試してみたのがこの組み合わせ。コングローダー+アヌビア、そしてメインマシンが白アギトツイン。実は、アヌビア使うの今回が初めてです。


アギトツインS BBエディションには2バージョンあり、黄色ともう一方がこの白。攻撃力アップのアーススープレックスが有るのは同様ですが、せっかくだからアヌビアと色を合わせてこいつを出してみました。


そして今回が初陣となるアヌビア、アニメじゃあんまり活躍出来てない不遇のマシン。アヌビアのバーストアタックはクリティカル率アップ、アルバロスと同じ効果ですね。


そしてコングローダー、こちらはビッグバンクラッシュ仕様なのでもう一方のバージョンのグレートドラムは使えません。ビッグバンクラッシュは“相手の防御ダウン”の効果が有り、相手に付ける状態異常があるのは便利。やっぱり一人くらいはこういう奴がいてくれないと困る。

前回の組み合わせで3回ほどアルバロス倒しましたけど、プレイしている内に気付いたことが有ります。それを確かめる為に、今回の布陣ではジャイロカウンター主導の戦法を取ってみました。するとこれが大当たりで、Wバーストやファイナルバーストの併用でアルバロス二回撃破。

で、その気付いた事とは。
序盤はノーマルアタックとバーストアタックを半々くらいで出していたアルバロスですが、レベルアップと同時にゼノカウンター出して来たり、攻撃の割合が変動してきている気がするんです。序盤はこちらはバーストアタックメインで戦っていましたが、中盤辺りになるとゼノカウンターを出す頻度が徐々に増えてきました。しかし、時にはこちらの付けた状態異常を打ち消す為か、バーストアタックの頻度が増えた気がするんです。で、その状態でこちらがジャイロカウンター狙いの戦略を取ったら大当たり。

もしかして、アルバロスって学習してる?確かにアルバロスは倒すと徐々にレベルアップして行きますが、こちらの戦術を学習してそれの対抗策を取っているんではないか?と思えるんです。実際そうでは無く単なる気のせいかもしれませんが、どうも私にはそう思えてならないんです。

今まで戦ってきて、へっぽこプレイヤーなりに考えたアルバロスに有効な戦術は“自分のパワーアップ効果のあるバーストアタック持ち+相手に状態異常を付けるバーストアタック持ち+Wバースト狙い”って所でしょうか。後は状況に応じてジャイロカウンターでダメージを最小限に抑える…と。でも、こんなのベテランプレイヤーには常識なんだろうなぁ…。

しかし、この戦術も8月初めから現れた強化アルバロス“アルバロスDW”にはどこまで通用するか…。現時点ではまだ戦っていないので、次に行った時に一戦交えてみようと思います。22日までの期間限定イベントだし。


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