大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

キャッチコピーで誤魔化せ! 06 Bパート

2013年04月22日 09時20分58秒 | TFジェネレーションズ
Aパート



準備も整ったので、まずは脚部から合体させます。
このジョイント、見た目は華奢で折れそうなのに、異様に固いもんだから扱いに困ります。


続いて両腕を合体させます。これで完成したのが…?


ディセプティコン合体兵士、ブルーティカス。
初代ブルーティカスのデザインを踏襲されているので、私の様な往年ファンには感涙。スーパーリンク版は名前だけ
で全然似てなかったからなぁ。ただスインドル足がボリュームたっぷりなのにブロウル足が貧弱だったり、ブラストオフ
腕が妙に長かったり全体的にバランスは悪いです。


バックビュー。オンスロートが初の同クラスでの製品化だけに、後ろから見るとスカスカ感が余計に際立ちます。
でもまぁ、全員同クラスで合体出来るコンバッティコンは一度作って欲しかったし、あんまり悪く言っても駄目か。


ご尊顔拝見…やや面長気味なのが気になりますが、現代風にアレンジされたブルーティカス顔は充分にかっこいい
かと。面長のバランスを取る為にもう少し頭に横幅が有ればいいんですが、それやると収納出来んからなぁ。


リーダークラスTF…に匹敵するサイズのデュアルモデル司令官との比較。単体ではデラックスクラスですが、合体時
はリーダークラスよりデカくなります。ただ単品で見た場合、胴体がスッカスカなので、あまり巨大感は感じません。


可動は…合体兵士にしては動く方ですが、やっぱりあちこち無理が来てます。首360度回転、肩回転、脇開閉。左右で腕になってるTFが
違うので個別に説明しますが、右腕=ブラストオフは肘上ロール軸、肘(ロボット股関節)、手首が内側に折り込む方向にのみ可動。左腕
ボルテックスは肘上ロール軸、肘(ロボット股関節)、手首が上下にのみ可動。ただボルテックスの場合、腕モードにする際に胴体を延
長する部分がヒンジで接続されているので、そこを使えば脇関節がもう一個増えるみたいな感じになります。ブルーティカスに戻りますが
腰が斜め方向に360度回転、股関節(ただし前方向の可動は干渉するので厳しいです)、膝上ロール軸、膝、右足=スインドルの爪先が
下方向にのみ可動、左足=ブロウルの爪先が上方向にのみ可動します。割と動く方ですが、腕が長くクセの強い体型なので、かっこいい
ポーズはかなり厳しいです。


合体させて気付いたんですが、胴体に可動軸が有りますね。これを使えば後ろに反る事が出来ます…ただし中の
クリックがデフォ位置かこの画像の位置かの二択なので、ポージングには使えません。ブリッジやラジオ体操させた
ってしょうがないし。尚、オンスロート単体だとこの可動部はロックが掛かるので使えません。


折角だから、体を反らせて顔だけオンスロートモードに…。マシンロボレスキュー風味。


背中にはオンスロートの武器パーツを付けてますが、オンスロート単体では出来なかったんですよねそう言えば。
変形する事で空き容量が増え、漸く背中に接続できた訳です。で、これを外して…?


手に持たせてコンバッティコン全員の武器を合体させれば、ブルーティカス用の武器に。
ただ、これ纏まりが悪いなんてもんじゃ無く、しかも背中パーツを外さなきゃならんのでイマイチ。


しかし長いので、ブルーティカスとのバランスはまぁまぁ。それにしても、やっぱり腕の長さはどうにかならんものか。


背中パーツを使いたくなければ、ご覧の通りそれ無しでも武器合体は可能です。こっちの方が纏まり良いかも。


取り敢えず、ブラストオフとボルテックスの親指を入れ替えてみました。
初代はもちろん、スーパーリンク版ブルーティカスも拳と足首は別パーツだったものですが、今回はそれらが内蔵パー
ツなので往年のスクランブル合体も可能です。今回のブルーティカスも、中々野心的な設計です。


しかし、やはり腕の不自然な長さが気になったので、オレ変形で少し調整してみました。肩幅が広がった事で余計スッカスカになりました
けど、腕の長さだけはまぁ何とか。でも、ブラストオフはそれでも長すぎるなぁ。


しかし驚くべきことに、足担当だったブロウルとスインドルも腕モードに変形可能です!そしてその逆に、ブラストオフとボルテックスまで
足モードに!初代から20数年以上が経過し、パーツ付け替え無しでスクランブル合体が可能になったのはマジで凄いです。ただ、この
事は取説には記載されていないので、変形が正しいかどうかは分かりません。“多分こんな感じじゃないか”ってオレ変形ですが、その
辺はご容赦ください。スインドル腕の肩幅の狭さが嬉しいです。


スインドル腕が迫力満点です。ボルテックス同様にロボット腰や膝関節が上手くブルーティカスの肘関節に来て、
スインドルはブラストオフよりよっぽど動きます。対するブロウルはちょっと厳しくて、一応動きますけどやや硬い感じ。


手を見てみましょう。
手も内蔵式ですが、なんとスインドルにも左手が用意されています。ですから、彼らも左右で入れ替えが可能です。


ブロウルはシンプルで、ブルーティカス親指がそのままブロウルの爪先を構成しています。つまり右手にする時は、
反対側のブロウル爪先を出すって訳。シンプルですがなかなか効果的です。
指四本は可動式ですが、握り拳には出来ません。


ここでブロウルの可動についてもう少し。股関節を使えば腕を胴体側に曲げられ、腰関節を使えば肘を前後に曲げる
事が出来ます。でも、ブロウルに腰関節なんて有ったっけ…?


そう言えば、変形時に用途の分からない腹部スライドギミックが有りました。画像左のロックが掛かっていない状態だ
と、腹部が腹筋をする形で折れ曲がる構造になっていたんです。レビュー時に気付かなかったのは、折り曲げないと
腰関節=ブルーティカス肘が動かない構造になっていたのと、ネジ止めが固くて折り曲げられなかったからです。
緩めて漸く動く様になりました。


足モードでは固定だった砲塔が、腕モードだと真正面に向けられるのは嬉しい所。ビークルモードの武器がそのまま
使えるのはブロウルの強み。


で、色々と考えた結果バランス重視で合体させたブルーティカスがコレ。試行錯誤の末、こんな形で落ち着きました。


総評としては、最大の特徴である“胴体のオンスロートが同サイズ”って所に色々と無茶が来てる感じでしょうか。その割にはオンスロートの胴体モードはよく纏まっている方ですが、両肩ジョイントの間隔が空いていたり無茶とは分かっているけど“もっとこうならなー”と思わずにはいられません。まぁその辺は今後に期待でしょうか。

そしてもう一つの特筆すべき点が、拳が手足要員全員に用意されており、追加パーツ無しでもスクランブル合体が可能になった所ですね。スーパーリンク版では追加装備パーツを拳や足首にしていたものが、よくここまで進化したものだ…それでいて手足モードでも可能な限り可動部を盛り込んでますし。ブラストオフの腕可動だけは残念ですが、他は本当に大したものです。

ここまで今回のブルーティカスの特徴を考えて、“追加パーツ無しでもスクランブル合体が可能にする”のが設計における大きなテーマの一つだった、それは疑うべくも無いでしょう。そしてそれに見事に勝利した開発担当者に、皆さま惜しみない拍手を。しばらく先になるでしょうが、次のブルーティカスではどんな挑戦が見られるか楽しみです。


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