大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

J-9って知ってるかい…?いや、知らなきゃいい。

2006年04月24日 19時02分36秒 | ミクロマン
今回ご紹介するのは、2005年度ミクロマンで“最大の問題作”こと「ロードスパルタン」です。その名前は製品カテゴリー名でチーム名では無いので、ココではチーム名「ロードフォース」と呼称します。

ロードフォース一番手は、チームリーダーのカイト。

 
これまでのミクロマンは比較的地味な色が主でしたが、ロードフォースは派手なベネトンカラーで構成されています。そんな中でカイトの担当は赤。こうして見ると、中々かっこいいですよね。ロードフォース第2の特徴は、全身に設けられたジョイントの数々。これはロードフォース以前に登場した“マシンフォース”というチームを元にしていますが、肩の凸ジョイントは塗装されているのでここに取り付けようものなら確実に塗装が剥げます…それが嫌ならここは使わない方がいいです。そして第3の特徴、つま先に新たに関節が設けられていて自在に可動させられます。しかし…詳しくは後述。

 
ロードフォース第4の特徴、それは頭部にクリアパーツのバイザーがある事。これがまた中々かっこいい。カイトの性格ですが、明るくポジティブで人間好きな成長し切れていない青年タイプだとか。好物はカレー、そして個人的に声のイメージは鈴村健一。

そして、ロードフォース第5の特徴がこのバイク。もれなく全員に大型バイクが付属します、ではカイトの愛車“マッハスラッガー”を見てみましょう。


         …遊園地の乗り物にしか見えん。

あー、なんでしょうこの締りの無いデザインは。変に丸っこいし、側面に生えた翼もなんか場違いだし。しかしマッハスラッガーには、高速移動形態への変形ギミックもあります。


                 …微妙だ。

まぁさっきよりは随分マシにはなったと思います。それでもトンチキなデザインですが…せめて車体がもっと鋭角的なフォルムなら。先ほどつま先が可動するとお話ししましたが、それはバイクに乗るというテーマに合わせた物だと思います。でも信じられない事に、なんと全てのロードフォースのバイクにはフットペダルが無く、完全に無用の長物…。


ロードフォースには、バイクのパーツを装着した“スパルタンフォーム”への強化ギミックもあります、カイトの場合はこんな感じに。これも微妙ですが。両手に持った逆手剣はデカくて良いのですが、これエラく重い、はっきり言って保持なんて出来ません。まぁ、この状態にするのに例の肩ジョイントは使わないのがせめてもの救いか。

次に紹介するは、サブリーダー“リュウ”。

  
やっぱりサブリーダーは青と相場が決まっているのでしょうか?

 
リュウのご尊顔。カイトと違いサングラス型のバイザーです。これを加工してレンタヒーローとか作れないかなぁ?性格は論理主義者で反体制派のクールガイだとか。


彼の愛車“ライドパイソン”、よく間違えて“ランドバイソン”と呼ばれる事があります(それは勇者ロボですがな)。個人的にはこのデザイン好きです、でも背後にミサイルポッドが付いているのはどうかと思いますが…こんなん撃ったら背中を直撃しそうだ。マッハスラッガーは事実上3輪バイクなので自立出来ますがこれは完全に2輪、しかもスタンドが無いので自立出来ません!でもまぁ、リュウを乗せて片足を付いた状態をデフォにすれば、そこそこ見栄えはするのでまぁ許容範囲かと。


リュウのスパルタンフォーム…全身にミサイル満載と、こういうの大好きです。ただ、腕ミサイルポッド装着の弊害で可動範囲が狭まるのが難点。


       問題無い、着弾する前に俺が全て迎撃すれば済む事だ。任せておけ。

ロードフォース三番手、サンダー。

 
緑キャラ、それは最も売れ残りやすいジンクスを背負った者達(例 仮面ライダーレンゲル等)。私もこいつを買ったのは四人中一番最後だったのですが、弄ってみるとかっこいいよサンダー兄貴!

 
角刈りです、漢ですよサンダー兄貴!溢れる漢気に悩殺ッスよ!
サンダー兄貴は、見ての通り体育会系の人物でどちらかと言うと拳で殴る方が好きらしく、実戦でも銃を放ッぽり出して殴りかかるそうです。あとバイザー(よく見ると曲がってます、交換してもらわんと)の形状が、どこぞの“目からビームが出るミュータント”っぽいですが、それは気のせいです。オプティックブラァゥスゥ!


サンダー兄貴の愛車、デルタファントム。ゴツいです、地味です、カイトよりはマシですがやっぱり微妙です。でも漢のマシンです。ライフルがイカします。


サンダー兄貴のスパルタンフォーム、ロードフォースで唯一肩ジョイントを使います…剥げましたよ塗装が。リュウとはまた違ったゴツさが良いですね、流石ッス兄貴!


                       オラオラオラァッ!くたばりやがれアクロイヤー野郎ッッッ!!!

最後はロードフォースの紅一点、レイ。

 
個人的に嬉しいのが、肩ジョイントが塗装されていない事です。これで安心してスパルタンフォームに出来ますが、レイのソレ肩ジョイントは使わないんですよね・゜・(つД`)・゜・

  
レイのご尊顔拝見~。デザインコンセプトは“万人好みの美少女”だとか…でもメッキではよく分かりませんね(漫画の方では結構可愛く描かれていたんですが)。レイのバイザーは、他と違って完全に顔を覆ってしまいます。平和主義者で、罪人をも思いやる優しい性格ですが、仲間を守る為と割り切って不本意ながら戦闘に参加しているとか。ちなみにチームでの役割はデータ解析係。尚、ウチでは歌が好きという設定にしてます。


レイの髪型はポニーテール、ジョイントで接続故に可動するので、動きのある表情付けが可能。


彼女の愛車“サイドキャリバー”、唯一のサイドカーです。他と違って最も纏まりが良いデザインです。
しかし騙されてはいけない、これはロードフォースだ。横から見ると…?


シートから後方に向け、長ーく伸びているデザインになっていました…これでは台無しです。

そして次は、いよいよレイのスパルタンフォームのご紹介。


             …見なかった事にしよう。

ご覧の通り、サイドポッドをそのまま着込んだだけです…まるでコント番組の被り物紛いのあんまりな姿。一度やったらもう二度とやらんと思います。でもこれではレイが可哀想なので、カスタマイズでなんとかしてあげましょう。


…どう頑張っても、こんな具合にしかなりませんでした。レイ、ゴメン・゜・(つД`)・゜・
せめて、かっこよく撮影するから許して!


                             戦うのは嫌…でもみんなが傷付くのはもっと嫌なの!

これで四人の紹介を終わりましたが、彼らにはもう一つの特徴があります。大体想像は付くと思いますが、彼らのバイクは合体し移動要塞“ロードスパルタン”となるのです!


                                         …移動要塞?

このトンチキなデザイン、なんとかならんのか全く。それだけで無く、これをやると今時考えられない位にパーツが派手に余ります。


青がリュウ、緑がサンダー、残りがレイの余りパーツです。特にレイなんか、サイドシートが丸々余ってますね。これが他のマシンなら、各部3ミリジョイントに余りパーツを付けるとかも出来ますが、彼らのバイクはシリーズの特徴であるそれが殆ど無いのです!だからカスタマイズの楽しみも無く、プレイバリューの低い事と言ったら。


恒例の大きさ比較~。おお、初めてXboxと大きさが僅差の物が出たぞ。なんか嬉しい。


以上、ロードフォースでした。
全員バイクに乗せて並べれば見栄えはするんですが、やっぱりプレイバリューはかなり低くしょっぱい出来ですね。クレイヴみたいに、見た目に際立ったかっこよさがあればまだ救いがあったんですが…漫画では主要チーム扱いだった彼らですが、正直言って人には勧められません。これだったらミクロシスターやマグネフォースを勧めますわ。


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