大きな世界の小さな部屋

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キャッチコピーで誤魔化せ! 11 Bパート

2013年07月02日 00時14分38秒 | TFジェネレーションズ
Aパート





続いてデータディスクセット三番手、こちらも毎度お馴染み“ラヴィッジ”。
一番期待していたのがこのラヴィッジで、プロポーションやデザインともにかっこいいの一言。


ご尊顔拝見…ビーストウォーズ時代によく見られた、ギリギリと歯を食いしばった表情がステキ。

バックカード裏の設定では、“スパイ活動に専念しているので、喋るとしてもディセプティコンの教義を呟く程度で口数が少ない”と書かれています。どうやらこちらのラヴィッジはアメコミ設定やビーストウォーズ同様、言葉をしゃべる様です。G1アニメじゃ獣の唸り声をあげる程度でしたが、一度アニメで喋る獣型ラヴィッジも見てみたいものです。ビーストウォーズは獣型じゃ無かったし。


可動は今回のカセットロン…いやディスクトロン?の中では割と動く方で、肘と股関節と膝と尻尾が主導である程度
動きます。ただし一軸可動なので、縦方向に曲げるのが精一杯。一応肩も動きますが、これ両肩と頭が繋がってい
るので可動部と呼べる代物ではありません。


横から見ると、中央が抜けているのが分かります。
ラヴィッジはディスクセットの中でかなり変わった変形をするので、胴体が隙間だらけなのです。


真上から見ると、こちらも腰の部分に空洞が。
そして横から見るとスリム体型に見えたラヴィッジですが、上から見ると下半身は割と太目。


以前レビューしたデヴァイスレーベル版ジャガーと比較すると…大きさはほぼ同じですがジャガーの方はカッチリして
いて何と言うか、安心感みたいなものが有ります。


続いてディスクモード…実はラヴィッジはディスクモードにかなり皺寄せが来ていまして。他のキャラはディスク側面は
曲面でしたが、ラヴィッジはご覧の通り凹凸の激しい形状になっています。その為、完全な円盤とは言い難いのです。


これまでのディスクと比較すると…分割線の細かさでは比較になりません。それがまた、ラヴィッジが最も複雑な変形をする事を表しています。


ラヴィッジもサウンドウェーブにセット。側面はボコボコですが、イジェクトには問題ありません。
ただ、サウンドウェーブの内径を削り落として調整してあればの話…ですが。


ラヴィッジもディスクケースに入れてみましょう。
ディスクセットの中で唯一暗い色ですから、明るいクリアパープルのケースに入れるととても映えます。


それでは変形シークエンスを。
ディスクを上から床に押し付け、裏面中央に有るロックスイッチを解除。するとまず左端画像のディスク右側がパンタグラフ状に後方に移動、それ
に連動してディスク中央の蓋が開き、同時にディスク左側が縦に180度回転して頭部と前足が現れます。盤面中央はそのまま戻ってしまいます。
尚、撮影の都合で真ん中画像は盤面中央を垂直に立ててありますが、実際はほんの少し上に上がる程度です。


後は全て手動。
盤面中央を180度倒し、中から尻尾を出し、最初に展開したディスク部の盤面を動かし、後足を形成します。


あとは足の付け根を180度回し、定位置に収めて変形完了です。しかし、ラヴィッジの変形には少々コツ
が有りまして。


下半身の変形をもう一度見てみましょう。この画像ではディスク盤面中央パーツはどけて有りますが、ただ足を回す
だけでなく腰にある空洞の間隔が狭まっています。最初に後ろ脚を出し、再びパンタグラフ調に下半身を移動させる
訳ですが…?実は移動させる前に脚を出しておかないと干渉して下半身が変形出来ない構造になっています。
これが上記のコツで、この順番を覚えておかないと変形出来ないので注意。


最後にご紹介するのが、こちらもフレンジー同様にお馴染みの“ランブル”。
ランブルと言えばフレンジーのリペ、レッドとブラックを基調としたカラーですが、今回のランブルは
ちょっとレッドが多すぎて真っ赤に見えます。胸が黒くないのが原因かと思われます。


ご尊顔拝見…こちらも真っ赤な印象を受けます。フレンジーと違って目と頭部の色が同じなので、目が溶け込んで
見えるのがちょっと残念。画像では分かり難いんですが、目はちゃんとレッドで塗装されてます。

バックカード裏の書かれている設定では、“大口を叩きながらハンマーアームで敵を叩きのめす”とあります。四人分の設定を一枚のバックカードで書き切るんだから、書かれている内容は大雑把気味。


フレンジーと比較…まぁリペですが、単にブルーをレッドに置き換えただけのリペなので、あん
まり面白味は有りませんね。普段なら、塗られてなかった所が塗られていたりとか、そんなのを
探す楽しみも有ったのですが。


ご尊顔比較…成形色が違うだけで、塗装部と色は共通です。

可動部などはフレンジーと同じなので省略。


ランブルのディスクモード…本当に単なるフレンジーのリペなので、違いは色が赤いだけです。


こちらもフレンジーと比較…上記の通り単なるリペなので、ラットバットの様に分割線が違うなんてことはありません。


サウンドウェーブに入れると…色が赤なのでレーザービークとあんまり変わりませんな。そりゃ分割線は違いますが。


ディスクケースに入れるとこんな感じに…まぁ見ての通りなので特に語る事も無く。

変形シークエンスはフレンジーと同じなので省略。


ディスクケースは各キャラ分が付属しているので、全員をケースに収納可能。ただ、レーザービークの分は無いので一人だけあぶれます。
まぁ、デフォでサウンドウェーブに入れておけって事でしょうか。



さて、サウンドウェーブのレビュー時に触れたディスク収納ギミックですが、胴体にある射出レバーを後方限界にまで
引けば、ディスクを三枚まで収納する事が出来ます。


これが限界まで収納した状態です…納まりきらずちょっと食み出てます。が、これでもハッチを閉じられますギリギリ。
この状態でレバーを押せば三枚が前から順番に射出されますが、全部が綺麗に変形するかはその時々に寄りますね。


総評としては、4種類すべてがディスクに変形する=面白味が無いと見るか、同じ形のディスクがそれぞれ違う形に変形する面白さと見るか、それは受け手次第。

レーザービーク→ラットバットの仕様変更はよく見ると面白いし、ラヴィッジのプロポーションもこのサイズでこれだけやってれば頑張ってます。後はフレンジーとランブルですが…ロボットモードのプロポーションは良くても、もうちょっとランブルの色分けを頑張って欲しかった。出来れば、ラットバットみたいにガワも変更して欲しかったし。

しかし、今回のデータディスクセットはサウンドウェーブの拡張セットと考えたり、レーザービークよりも凝った自動変形を見せてくれるので、それなりの価値は見いだせるかと。フリップチェンジャーが好きな人にはお勧めですが、例えば「サウンドウェーブ持ってる人には絶対に買っとけ!」とまでは言えないですね。そこまで良いものじゃないです。


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