大きな世界の小さな部屋

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キャッチコピーで誤魔化せ! 11 Aパート

2013年06月29日 00時01分02秒 | TFジェネレーションズ
今回ご紹介するのは、久々トランスフォーマージェネレーションズより“ディセプティコンデータディスクセット”。名前の通り以前レビューしたサウンドウェーブに対応した物、そしてセット販売品となっています。価格帯の安いものはセット販売、以前のウインドチャージャー&ワイプアウトワイプアウトに似た小賢しい商法ではありますが、こいつらの場合は元々同じチームなので小賢しさを気にする事無く安心して買えます。でも、海外ではウインドチャージャーは単品販売でワイプアウトは日本限定、今回のデータディスクセットは海外でもセット販売でしたっけ…それともバラ売り?…まぁいいか。


で、まず最初にご紹介するのがこの“ラットバット”…バックカードで紹介されてる順番だと、こいつが最初になるんです。


ご尊顔拝見。ラットバットはレーザービークの仕様変更、しかし鳥と蝙蝠ですから頭部形状が全く違います。
よって、頭部は新規造型。サイズは小さいですが、小さい割には意外としっかりした造形。ただ、耳の塗装がちと残念。
反対側はちゃんと隅々まで塗装されているので、どうやら個体差みたいです。

バックカードのキャラ設定によると、“サウンドウェーブの部下の中で強い独立心を持ち、普段は非道な経済操作でオートボットを経済的に陥れようとしている。”だそうです。非道な経済操作って一体どんな…?株やFXでもやってるんでしょうかこいつ。G1アニメに登場した時は、“信用できるのは自分のみがモットーで、牙で他の機械の燃料を吸うだけでなくあらゆる燃料を化学分解する能力を持つ”って設定だったのですが…。共通しているのは独立心ってトコだけみたいです。


で、元となったレーザービークと比較すると…元々自動変形ギミックがある=可動箇所が少ないだけにシルエットはほぼ同じです。
が、よく見ると頭部だけでなく翼を形成しているガワパーツが全く別の形状になっています。やや肉厚な感じ。


ご尊顔比較…上記の通り蝙蝠ヘッドになっていますが、レーザービークの鳥頭に比べると格段に小さくなってます。本当にこれ位の差が
あるんですよ?撮影中に気付いたのですが、レーザービークって一つ目じゃ無くて横にもちゃんと目があんのね。


今度は真上から見てみましょう。よく見ると、レーザービークでは尾羽だった部分が、ラットバットは尾羽では無く後足
と尻尾になっています。つまり、ここも新規造型パーツなのですね。あれ?でも蝙蝠に尻尾は無い筈では…?


こちらもレーザービークと比較…。先ほど触れた翼と蝙蝠脚部分のパーツが完全に別物なのが分かると思います。更によく見ると、胴体中央の
背中パーツの形状も全く違います。意外な事に、黒い内部フレーム以外は全て新規造型パーツになっています。


ディスクモードはこんな感じで、まぁレーザービークと基本構造は一緒ですからほとんど同じです。しかし…?


ディスクモードで比較してみると、分割線の走り方が微妙に違います(特にディスク下部分)。これは基本構造は同じ
でありながら、ガワ部分の形状が異なる事が原因。あと、縁の面取りが大きめになってます。


サウンドウェーブからのイジェクトギミックにも対応してますが、レーザービークと違いガワが若干肉厚気味なので、
サウンドウェーブの内径がキツく上手く発射出来ません。


そして今回のデータディスクセットには、ディスクを収納するケースが付属しております。薄いクリアパープルで成形
されており、質感も実に良い感じ。


ケースですから、蓋を開けないと話にならない訳で。開くとこんな感じになりまして、そこに丸い穴が開いているのが分かります。


そこにディスクを収め、蓋を閉めます。
ディスクとケース内径の寸法が思ったよりきつめで、ひっくり返しても落ちない所か指で動かすにはひと苦労する位ガッチリ保持します。


クリアパープルの美しい質感、それ越しに見えるディスクってのもオツなものですな。


底に穴が開いているのは、ディスク裏側に有る変形ロック解除スイッチをケース底で押さない為。それと、穴から
ディスクを押して取り出す為と思われます。それをすれば取り外せますけど、それでもやはりこれはキツ過ぎ。
もう少し緩くしても良かったんでは?

変形シークエンスはレーザービークと同じなので省略。


続いてご紹介するのは、サウンドウェーブ配下スパイチームお馴染みのフレンジー…今回も登場です。
今回ご紹介するデータディスクセットで、初の完全新規造型。


ご尊顔拝見…頭だけでも数ミリなので塗装がぐちゃぐちゃなのは致し方ない所。しかし、顔見ただけじゃフレンジー
だと分かりませんなこりゃ。

バックカード設定では、“音波干渉を引き起こし眼前の敵にダメージを与える”と書かれています。フレンジー=ハンマーアームですが、今回は触れられてませんね。


人型なので可動にはそれなりに期待したい、でも自動変形ギミックなので期待するのが間違いなのが世の常。
あちこち動く事は動くのですが、それらは変形に使われるところなのでポーズを保持出来ず、スプリングで勝手に
定位置に戻ってしまいます。それらを差し引いた結果、まともにポーズ付けが出来るのは肩だけです。一応爪先
も動きますが、動かすとバランスを崩して倒れます。


腕を外して、真横から見てみましょう。フレンジーは縦横に幾つもピンが討ちこまれているのが分かります…そして
爪先と足首がこんな形状では、爪先をヘタに動かすと倒れるのがよく分かると思います。


サイズは通常マイクロンより少し大きい程度ですが、ラットバットと比べると格段に小さく見えます。


サウンドウェーブと比較…これはイメージ通りのサイズ比。


フレンジーは今回のカセットロン(と呼んでいいものか)で3ミリジョイント対応。手にそれがあるので、手ごろなミクロマン
武器を持たせる事が出来ます。今となってはミクロマン武器も貴重ですが、持っている人は試してみて下さい。


ディスクモードはこんな感じで、中央に垂直に分割線が走ってますね。お蔭でディセプティコンマークが真っ二つ
になっちゃってますが…。


ラットバットと比較すると、その分割線の違いが一目瞭然。
ラットバットは文字通り縦横無尽に走ってますが、フレンジーの分割線は殆どが縦方向に走っています。


そしてこちらもサウンドウェーブに。
フレンジーはレーザービークと同じ肉厚なので、レーザービークが入るなら問題無く入れられます。


ディスクケースはデータディスクセットに一つ付属では無く、全員分付属しています。フレンジーを入れるとこんな感じ。


それでは、最も気になる変形シークエンスに入ります。これはディスクの裏側ですが、中央にロック解除スイッチが
有るのはこれまで同様。しかし、形状が円形から四角形になっています。


まずは、細かい変形をご紹介するので裏面=スイッチを上に向けた状態で進めます。
スイッチを押してロックを解除すると、まず両側が外側に開き、それと同時に内側に向かって90度持ち上がります。


そのまま変形した部分が反対側にパタンと倒れ、同時に残ったディスク盤面が90度展開し下画像の状態になります。


今までは、自分でスイッチを押す都合が有ったので裏表逆で撮影しましたが、裏面を床に付けて変形させる(これが
正しい遊び方です)場合は、上画像から下画像の状態になります。


しかし、高い所から下に落とした場合は、左右に展開するガワが本体を持ち上げ、反対側を向く場合も有ります。


最後はガワ側面を下に下げ両腕にし、爪先を展開してロボットモードへの変形完了です。
ラットバットの様に完全自動変形では無く、手動箇所がいくつかありますね。

次回に続く。


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