「鉈切り丸」の観劇も、いよいよ3回目。
ファンじゃない一般の人は「同じもの、なんで?」の域に突入です。
が!
飽きないです。「鉈切り丸」。すごい。
ロバみみ、案外、時代劇好きなんだな。
実は今回、手元にあるのは実質10列以内ではあるものの、
良くもなければ悪くもない、みたいな席ばかりで
ちょっとビミョーだったもので、前列で観たいと思いチケット確保に乗り出しました。
おかげさまで下手サイド前方でガン見の果てに、ラブビーム出まくりで、
「剛ちゃんを照らす照明がピンクになったらどうしよう…」
と、我ながら心配するほどでした(笑)
冗談はさておき、前だと見えることは見えるんですが、
他の演者さんにかぶってしまい、鉈切りくんが皆既日食状態になることも。
これはどうにもならないことですが、ちょっともどかしい時間帯です。
でも、セリフを言い放ったあと、照明が絞られるのと同時にはけて行く前の
範頼の一瞬の表情がいいでので、すごくよく見えて嬉しかったです。
それに、今回、剛くんのセリフ回しの声にやられてます。
いのうえさん、すごいと思った。
こんなこと剛くんに要求しちゃうんだって思って。
そして、こんな風にちゃんと鉈切り丸になれちゃう剛くんの柔軟性にも脱帽。
全編を通して、いつもと違うチューニングで声を出していると思うんだけど、
その上でさらに、シーンごと、セリフごとにテンポもテンションもトーンも違う。
ゾクゾクします。
そして、あの身のこなし。
顔の動き。目線。手の使い方。
小賢しさがにじみ出ていて、そして人を虫けら同然に扱う非人道的な男の所作。
演じていて、心が擦り切れてしまわないか心配になるほどです。
でも、範頼が「この鉈切りの支配下になる」って言ったあとの場面転換かな?
とにかく最初の方。
竹藪の前で下手に移動するときの剛くんの足取りがすっごく好き。
悪事がどんどん成功することを確信して、踊るような足取りの鉈切り丸。
まさに「愉快極まりない」、そう雄弁に語りかけてくる。
逆に見ていられないのは、巴を惨殺するシーン。
ここだけは双眼鏡を使えずに、いつも下ろしてしまう。
身重の女性を蹴るって、見るに堪えないんですよ。やっぱり。お芝居でもね。
DVシーンがひと段落してから、やっと気を取り直して観ることができます。
汚いものでも触るかのように巴の舌をつまみ、投げ捨てる鉈切り丸。
そのあとに手を払う仕草が実に子供じみていて、
人として成熟していない、不完全な悲しい男という印象を受けます。
そんな動作ひとつとっても鉈切り丸という人間への想像を掻き立てられる。
観客に残された余白を楽しめるこの幸福感。
森田剛。お見事です。
そうだ。手で思い出したんですけど、
剛くん、左手の小指。どうしたんだろう?
前回観た時から気になっていたんだけど、なんかテーピング?みたいなのが
ぐるっと巻いてある。
立ち回りの時に痛めちゃったのかな?
大丈夫だといいんたけど……。
公演もいよいよあと一週間かぁ…。
淋しいなぁ。
待っている時間は長いのに、始まるとあっという間だな(涙)
怪我もなく、剛くんが笑顔で千秋楽を迎えられますように。
ファンじゃない一般の人は「同じもの、なんで?」の域に突入です。
が!
飽きないです。「鉈切り丸」。すごい。
ロバみみ、案外、時代劇好きなんだな。
実は今回、手元にあるのは実質10列以内ではあるものの、
良くもなければ悪くもない、みたいな席ばかりで
ちょっとビミョーだったもので、前列で観たいと思いチケット確保に乗り出しました。
おかげさまで下手サイド前方でガン見の果てに、ラブビーム出まくりで、
「剛ちゃんを照らす照明がピンクになったらどうしよう…」
と、我ながら心配するほどでした(笑)
冗談はさておき、前だと見えることは見えるんですが、
他の演者さんにかぶってしまい、鉈切りくんが皆既日食状態になることも。
これはどうにもならないことですが、ちょっともどかしい時間帯です。
でも、セリフを言い放ったあと、照明が絞られるのと同時にはけて行く前の
範頼の一瞬の表情がいいでので、すごくよく見えて嬉しかったです。
それに、今回、剛くんのセリフ回しの声にやられてます。
いのうえさん、すごいと思った。
こんなこと剛くんに要求しちゃうんだって思って。
そして、こんな風にちゃんと鉈切り丸になれちゃう剛くんの柔軟性にも脱帽。
全編を通して、いつもと違うチューニングで声を出していると思うんだけど、
その上でさらに、シーンごと、セリフごとにテンポもテンションもトーンも違う。
ゾクゾクします。
そして、あの身のこなし。
顔の動き。目線。手の使い方。
小賢しさがにじみ出ていて、そして人を虫けら同然に扱う非人道的な男の所作。
演じていて、心が擦り切れてしまわないか心配になるほどです。
でも、範頼が「この鉈切りの支配下になる」って言ったあとの場面転換かな?
とにかく最初の方。
竹藪の前で下手に移動するときの剛くんの足取りがすっごく好き。
悪事がどんどん成功することを確信して、踊るような足取りの鉈切り丸。
まさに「愉快極まりない」、そう雄弁に語りかけてくる。
逆に見ていられないのは、巴を惨殺するシーン。
ここだけは双眼鏡を使えずに、いつも下ろしてしまう。
身重の女性を蹴るって、見るに堪えないんですよ。やっぱり。お芝居でもね。
DVシーンがひと段落してから、やっと気を取り直して観ることができます。
汚いものでも触るかのように巴の舌をつまみ、投げ捨てる鉈切り丸。
そのあとに手を払う仕草が実に子供じみていて、
人として成熟していない、不完全な悲しい男という印象を受けます。
そんな動作ひとつとっても鉈切り丸という人間への想像を掻き立てられる。
観客に残された余白を楽しめるこの幸福感。
森田剛。お見事です。
そうだ。手で思い出したんですけど、
剛くん、左手の小指。どうしたんだろう?
前回観た時から気になっていたんだけど、なんかテーピング?みたいなのが
ぐるっと巻いてある。
立ち回りの時に痛めちゃったのかな?
大丈夫だといいんたけど……。
公演もいよいよあと一週間かぁ…。
淋しいなぁ。
待っている時間は長いのに、始まるとあっという間だな(涙)
怪我もなく、剛くんが笑顔で千秋楽を迎えられますように。