STUDIO ZODIAC

黄道12星座のように様々な得意分野で活動を続けています。

▼「ナンバ走り」「ナンバ歩き」

2004年08月29日 | ■ (;・∀・)ノ【武術・健康】
アテネオリンピックの末續慎吾選手が古武術のナンバ走りを応用しているという事で、「ナンバ歩き」「ナンバ走り」に関する本が大量に発行され、研究者としては金がいくらあっても足りない状況だ!>(;・∀・)ノ

既に靴にも穴が空いており、新しい靴が欲しい。

そもそも、歩行する場合は「地面を蹴らない」と何度もカキコしてきたが、「ナンバ」の言葉に惑わされて、そろそろ身体を壊すヒトが出て来てもおかしくないと思う。

「目に見えないものが重要であり、言葉や目に見えるものが全てではない!」という事だ。

「ナンバ」と言えば、古武術研究家「松聲館」甲野善紀氏の本が有名だが、この本も購読者になるであろうヒトに合わせた段階での説明を記述したものであり、誰もが出来るものではないし、「ナンバ」全てを網羅している訳では決してない。

毎度引用する「バベルの塔」の話じゃないが、「合気」にしても「ナンバ」にしても、段階や言葉に含まれる違いはヒト其々(それぞれ)で体型や段階に合わせて説明するべきだと考える!

歩行に関しても、「重心を前に置く」とか「センターに引き摺られて歩く」とか「丹田を前に廻す」とか色々あるが、最終的には「骨を立て、センターと一緒に、丹田を廻さず、身体の後ろ側の筋肉を伸筋のように使い、そのまま歩く」事が負担も少なく良いと思う。

現在の靴で平坦な道を歩く場合、前傾のナンバ歩きでは膝(ヒザ)や腰、背骨に負担があるだろうし、ブレーキとなる大腿四等筋主体の筋入力の否定とか、前傾姿勢を前提とした足裏全体を接地する歩行も最近の運動靴の場合、踵(かかと)から接地して足裏を左右の重心線が移動する感覚を養ったほうが良いと思う。 地面を蹴るのではなく、「足裏で加速する」感覚と「軸足に乗る」歩行と「残った足が大腿四等筋のチカラでなく、慣性で振り出され、結果的に前に出る」事を理解すべきである。

走りにしたって、「通常の高さ」と「身体が浮いてしまう高さ」、「地面に貼り付くような高さ」とか、前後の感覚も「倒れてしまうギリギリの状態」の中でも、軸足が貼り付いてしまうのはダメだとか試行錯誤の毎日だし、末續選手の左右に開き気味の走法には違和感を覚える。

個人的には、如何に大腿四等筋を使わず、心意六合拳鶏行歩の剄道に近づくか検証中!>(;・∀・)ノ


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