回転ドアに挟まれ、子供が亡くなったそうだ。
回転ドアに入る時、「挟まれないかな?」って、何か不安だよね・・・
手動式でも思ったけど、自動式の場合は尚更。
「過失」に対する責任云々ってのは、いろんな処で語られているだろうが、「回転式ドアの事故は無くならない」と思う。 今の構造のままでは・・・
そもそも「回転式ドアに右回りが多い」のは、手動式回転ドアの頃からの名残で、「右利き」を想定した造りになっている。 したがって「大多数を採る」場合や「設計者、オーナーが右利き」の場合などは、「右回り」で、「設計者、オーナーが左利き」の場合や「奇を衒った造りを好む」場合、まれに「左回り」となる。
「うずまきクルクル」でも書いたが、地は「時計回り(左回り)」、天は「反時計回り(右回り)」に廻っており、人の関わりによって「正逆」が入れ替わる。(重力と地球の自転が関係しているので、南半球では逆向き。)
地に沿う「回転式ドア」は、人との関わりで右に廻ったのである。
人は「見る」という行為によって、「他が見えなくなる」という相反する状態に陥る。 「密(みつ)」が大きいと別のところに「疎(そ)」が生まれ、「疎」の部分に「密」が引き寄せられるという「太極(陰陽)」理論が物語っている「六合(宇宙)」の「理(ことわり)」でもある。
「手動式回転ドア」の場合、ドアという「密(みつ)」の部分に、同じく「ドアを押そう」という「意(い)」と「手で押す」という「実(じつ)」が重なり「密(みつ)」となり、他の部分が「疎(そ)」となるが、「虚(きょ)」と言う「心の隙(すき)」を突かれるという事はない。
だが、「自動式回転ドア」の場合、ドアという「密(みつ)」の部分でなく、壁とドアの間の「空間」といった曖昧(あいまい)な「疎(そ)」の部分に意識が集中し、他が見えなくなる。
「虚(きょ)」と言う「心の隙(すき)」が生まれた瞬間に、ドアという「実(じつ)」に攻められたら、為す術もない。
更に、「人はモノを左から右へと見る習慣」や、「等速で移動する物体に反応しない」といった「虚(きょ)」の部分に、まさに「達人」と呼ばれる「武術家」にも匹敵する攻撃を繰り返している。
それが「陰」と「陽」の「回転」である。
決定的な事だが、「右利き」の人間の場合、自分の左斜め前方に物理的「死角」が存在する。 個体差はあるものの、その部分にモノを差し出された時、「左手」は存在しない。 遅れて「右手」で受け取るだろう。 目では見えていても「反応しない空間」があるのだ。
人間を取り巻く環境というものは、自分が思った以上に判らない事だらけで「不完全」極まりない。 不完全な人間が関わる以上「絶対に安全なもの」も存在しない。
だが、「無明」という闇を切り裂く「智慧」がある事を忘れてはならない。
右回りと左回り
http://blog.goo.ne.jp/roba_kun/e/765c73ae97560857c6665b2ab421692c
回転ドア事故、過去に32件 森ビル会見で明らかに
http://www.asahi.com/national/update/0327/030.html
小泉首相が現場視察 六本木ヒルズ男児死亡事故
http://www.asahi.com/national/update/0327/025.html
センサーに「死角」、男児感知できず? 回転ドア事故
http://www.asahi.com/national/update/0327/022.html
回転ドアに入る時、「挟まれないかな?」って、何か不安だよね・・・
手動式でも思ったけど、自動式の場合は尚更。
「過失」に対する責任云々ってのは、いろんな処で語られているだろうが、「回転式ドアの事故は無くならない」と思う。 今の構造のままでは・・・
そもそも「回転式ドアに右回りが多い」のは、手動式回転ドアの頃からの名残で、「右利き」を想定した造りになっている。 したがって「大多数を採る」場合や「設計者、オーナーが右利き」の場合などは、「右回り」で、「設計者、オーナーが左利き」の場合や「奇を衒った造りを好む」場合、まれに「左回り」となる。
「うずまきクルクル」でも書いたが、地は「時計回り(左回り)」、天は「反時計回り(右回り)」に廻っており、人の関わりによって「正逆」が入れ替わる。(重力と地球の自転が関係しているので、南半球では逆向き。)
地に沿う「回転式ドア」は、人との関わりで右に廻ったのである。
人は「見る」という行為によって、「他が見えなくなる」という相反する状態に陥る。 「密(みつ)」が大きいと別のところに「疎(そ)」が生まれ、「疎」の部分に「密」が引き寄せられるという「太極(陰陽)」理論が物語っている「六合(宇宙)」の「理(ことわり)」でもある。
「手動式回転ドア」の場合、ドアという「密(みつ)」の部分に、同じく「ドアを押そう」という「意(い)」と「手で押す」という「実(じつ)」が重なり「密(みつ)」となり、他の部分が「疎(そ)」となるが、「虚(きょ)」と言う「心の隙(すき)」を突かれるという事はない。
だが、「自動式回転ドア」の場合、ドアという「密(みつ)」の部分でなく、壁とドアの間の「空間」といった曖昧(あいまい)な「疎(そ)」の部分に意識が集中し、他が見えなくなる。
「虚(きょ)」と言う「心の隙(すき)」が生まれた瞬間に、ドアという「実(じつ)」に攻められたら、為す術もない。
更に、「人はモノを左から右へと見る習慣」や、「等速で移動する物体に反応しない」といった「虚(きょ)」の部分に、まさに「達人」と呼ばれる「武術家」にも匹敵する攻撃を繰り返している。
それが「陰」と「陽」の「回転」である。
決定的な事だが、「右利き」の人間の場合、自分の左斜め前方に物理的「死角」が存在する。 個体差はあるものの、その部分にモノを差し出された時、「左手」は存在しない。 遅れて「右手」で受け取るだろう。 目では見えていても「反応しない空間」があるのだ。
人間を取り巻く環境というものは、自分が思った以上に判らない事だらけで「不完全」極まりない。 不完全な人間が関わる以上「絶対に安全なもの」も存在しない。
だが、「無明」という闇を切り裂く「智慧」がある事を忘れてはならない。
右回りと左回り
http://blog.goo.ne.jp/roba_kun/e/765c73ae97560857c6665b2ab421692c
回転ドア事故、過去に32件 森ビル会見で明らかに
http://www.asahi.com/national/update/0327/030.html
小泉首相が現場視察 六本木ヒルズ男児死亡事故
http://www.asahi.com/national/update/0327/025.html
センサーに「死角」、男児感知できず? 回転ドア事故
http://www.asahi.com/national/update/0327/022.html
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