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仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

メンタルトレーニング

2006-03-07 00:19:52 | 日常について
先日、大学ラグビー部のコーチとして、
学生と一緒にメンタルトレーニングの先生の講義を
聞く機会をもらうことができました。

そこでの話。

達成したい「目標」に向けて頑張るプロセスには、
カラダにも、ココロにも「負荷」がかかるのが常。
筋トレにしたって、勉強にしたって、
結果を出す為には苦しいプロセスを踏まなきゃならない。

でも、中にはどうしても「逃げて」しまう人がいる。
特に「ココロ」の負荷から逃げることって実は多い。
だって、他人にはバレないから。
何も実行できていなくたって、頑張るフリをしていれば良いから。
一生懸命な素振りをしてれば良いから。
筋トレや練習をサボったら、すぐにバレる。
でも、ちょっと他の事を考えて集中していなくても、
外側の態度に出なければ、他人にはバレにくい。

このココロのサボり=「逃げ」には4つのタイプがある。
①「今」やることから逃げる。
 明日からやるさ。そうさ、僕はやらなきゃいけないってことは分かってる。
 でも今日はどうしてもできない事情があるのさ。明日から絶対やるって。
②「目標」自体を無くす
 あんなの目指して頑張ってどうするのさ?意味無いっしょ。
 そんなことよりもっとタメになることあるはずさ!
③考えない
 とにかく目の前のことを集中して、ツライことも、楽しいことも忘れて、
 無我夢中でやればいいんでしょ。筋トレだって、練習だって、勉強だって、
 意味なんかよく分からないけど、こなせば良いんでしょ。
④我慢する
 やっぱり世の中根性っすよ。耐えればいいんでしょ。苦しいけど。
 でも、何でこんなことやり始めたんだっけな~?ま、あとちょっとで終わるし、いいか。

もうお分かりのように、以上のような「逃げ」をしていたら、
成長は無いし、結果(パフォーマンス)も伴わない。

でも、講義を聴きながらドキっとした。
僕は③とか④を選択してしまうことって多いかも。

客観的に聞くと分かる話でも、自分自身で行動するのって、結構難しい。

ぢゃあ、どうすれば良いのか。

メンタルトレーニングの本を読めば良いのか?
メンタルを向上させるスキルを身につければ良いのか?
・・・筋トレの本を読んで知識を身につければ、マッチョになれる?

メンタルでのトレーニング。
それは常に自分自身に「負荷」を正しくかけ続けること。

これは後輩から聞いた話だけど、僕の尊敬する先輩が昔練習をみてアドバイスしてくれたこと。
「明日、国立競技場でプレーする、と思って練習してください。」

そういうことだと思う。

自分がなりたい像があって、それに向かって一分一秒、ちゃんと進めているのか。
言い訳や逃げの無い時間を過ごせているのか。
もっともっと自分に負荷をかけていかなければ。
(でも、「正しく」負荷をかけなければ意味が無いけどね。)

来月も講義があるので、また聞きに行こうと思う。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
俺なんか (ちょい悪)
2006-03-07 08:56:10
①~④まですべて該当。逃げまくりの人生。
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Unknown (乙女!)
2006-03-07 09:31:58
お元気ですか?

頑張っておられるようですね。

良いお話ですね。

毎日、どれかに当てはまっています。いえすべて!

メモして張っておかないといけないですね。
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負荷 (takuinjc)
2006-03-07 10:32:06
明日武道館でライブをしてもだいじょうぶ、と言えるように

ボクも自分に負荷をかけ続けようと思います。



良いレッスンノートをありがとう!
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Unknown (牧場主)
2006-03-07 22:38:24
日本のスポーツ界は特にメンタルトレーニングの歴史や経験が浅いよね。

技術論がいけないとは言えないけど、技術が伴わない段階ですぐに諦めが生まれる。

特に学生スポーツは、目標や人生におけるスポーツの意味合いがあいまいだから難しい・・・



綿井コーチも嘆いていて、必死に本を読んでいます。

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俺なんて (えーき)
2006-03-09 22:54:55
明日できることは明後日以降に回してます。
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