bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

Tanglewood!

2006-08-13 01:17:31 | 日常について
土曜は朝からTanglewood音楽祭へ!

ボストン郊外の小さな街Tanglewoodで毎年開かれる音楽祭は、
ボストン交響楽団やボストンポップス交響楽団が中心となって
7月~8月にかけて毎日のように大小のコンサートが行われています。

今年は小澤征爾が復活して指揮を振る、という話題もあり、
是非行きたかったので、友人のツアーに便乗して行って来ました。
(実は幼少のころに少しだけBostonに滞在していた時に、
 親に連れられて小澤征爾の指揮の演奏を聴いたので、
 今回が初めてではないのですが)

残念ながら当日のプログラムでは小澤征爾は出演していませんでしたが、
その日は「John Williams Day」ということで、
彼本人の指揮で、最新作「Memoirs of a Geisha(日本名は“さゆり”?)」から
数曲と、Star Warsから数曲を披露!!

Memoirs of a Geishaはチェロのソロがフィーチャーされていて、
何と映画にも参加しているヨーヨーマ本人が登場!

僕が観たのはリハーサルだったのですが
(リハーサルは午前中に行われて、これも開放されているのです。
 本番は夜のため、近辺のホテルをとらないとなかなか難しいので、
 (しかもこの時期は満杯)チケットも安い午前中を選びました)
みんな私服でリラックスした格好だし、
指揮者が途中で止めて指示を出す様子や、
チェロのソロの間、打楽器奏者がヒマそうに大きく伸びをしているなど、
本番の雰囲気とは一味も二味も違う光景を楽しむことができました!

Star Warsのパートでは、あのダース・ベーダーの声優役の方が
ナレーターとして登場し、曲と曲の間に筋書きを渋い声で読み上げたり、
スクリーンが出てきて映画の場面が流れるなど凝った演出で、
存分に楽しませてもらいました。
スターウォーズって本当にみんなに愛されている映画なんだなぁ、
とつくづく実感しました。

ところで。。。
周りを見渡すと、お客さんは60歳以上の人ばかり。
おそらく来場客の平均年齢は50歳をゆうに超えていたと思います。
(しかも白人のみ。)

僕らのような若者(?)は全くみかけませんでした。

若者のクラシック離れの象徴というべきなのか、
単純に土曜の朝だから若者が来ないだけなのか?

いずれにしてもあまりに偏った来場客の構成で少し驚きました。