bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

しゃぶ膳

2006-08-10 18:29:57 | 日常について
美術館の後はチャイナタウンの「しゃぶ膳」へ。
名前の通り、しゃぶしゃぶ屋なんですが、
何と店はカウンター式!

カウンター式のしゃぶしゃぶ・・・
皆さん個人用の鍋で楽しんでおられましたが、イマイチ違和感が。。。

僕らは4人だったので、脇にあった机へ。
そこで普通のしゃぶしゃぶセットみたいのを頼んだのですが、
出てきた鍋が、赤いスープと白いスープに分かれた鍋。。。
(写真はイメージです)
あの~、これって中華の「火鍋」では?

お肉も牛肉・豚肉・ラム・鶏肉(!?)と種類も豊富。

まあ、これはこれでおいしく頂きましたが、
明らかにしゃぶしゃぶではありませんね。

タレもポン酢などなく、醤油ベースのタレに
ニンニク・唐辛子などの薬味を入れて食べる方式でしたし。。。

アメリカ風にアレンジしている、という範疇をゆうに超えていました。

こちらでは日本風で似て非なるものをよく見かけますが、
これもその一例かと。。。

Museum of fine art, boston

2006-08-10 18:23:23 | 日常について
木曜は学校帰りにMuseum of fine art, Bostonへ。

色々2時間ほどの時間でしたが、
古代エジプトから近代西洋、日本の仏像まで幅広く展示してあり、
日本の作品を他の文化と重ねて眺めてみると、
日本文化の特徴が浮き上がって面白かったです。

日本の美術は(西洋に比べると)“静”の美術ですね。
基本的に穏やかで慎ましいテーマを表しているものが多いと思いました。
水墨画に表されるように「引き算」の発想で
できるだけ少ない要素で物事を表して、
各個人の解釈のゆとりを残していると思います。

一方で西洋美術は“動”の美術。
キリスト教の話を表した像や絵画が多いこともありますが、
「死」だったり「争い」といったものをテーマにしたものが多かったです。
(特に今回の展示では西洋と日本の差がここに顕著でした)
絵画も油絵のように、色鮮やかに、如何に写実的に書くか、
ということに注力されていて、個人の発想力に任せる余地が比較的少ないと思いました。

展示物を選定している美術員の方の好みの問題なのかもしれませんが、
なかなか興味深く閲覧しました。

※美術館の中には「お寺ゾーン」(展示の一画が木造のお寺の内部のような造りになっており、
そこに仏像が設置されているエリア)があり、そこでは懐かしい木の匂いがしました。
何だか木の匂いって安らぎますね~
 ちなみにこの美術館の中には写真のような日本庭園もあるのですが、
 時間帯が合わず、見ることができませんでした。
 次回に是非!