
丸屋本社(鹿児島市)は,鹿児島市呉服町の三越鹿児島店跡に整備中の複合商業施設「マルヤガーデンズ」(売り場面積は1万8700平方メートル)を,4月28日に開業すると発表した。
地下1階に食品,1-4階に服飾・雑貨,5-6階にジュンク堂書店,7-8階と屋上に飲食店が入る。3階の一部には託児施設を設置する。主なテナントとして,ファッション関係の「ジル・バイ・ジルスチュアート」「グレースコンチネンタル」「マックスマーラ」(以上1階),「ノリエム」(2階),アウトドア用品の「好日山荘」(3階)。
開業当初のテナントは約80店舗を予定。年間売上高70億円が目標。営業時間は午前11時-午後8時(4-6階は午後9時、7階以上は同11時まで)。休業日は元日など年数日となる。
▼「マルヤガーデンズ」誕生までの経緯
09年5月に閉店の三越鹿児島店の土地建物の約6割を所有している丸屋は,テナントを誘致し,複合商業施設「マルヤガーデン」として,再出発する。施設は丸屋が運営し,マルヤガーデンズには,書籍販売の大手「ジュンク堂」や,ブライダルに対応するレストランなどの入居が決まり,売り場スペースのおよそ8割が埋まった。関係者は,残りのスペースに鹿児島に店舗がない婦人服メーカーなどを誘致し,マルヤガーデンズの魅力を高めたいとしている。
同店は地上8階,地下1階で売り場面積1万8700平方メートル。
▼三越跡施設改修に5億2420万円補助 鹿児島市、補正予算案に計上
鹿児島市は,同市呉服町の三越鹿児島店跡に来年4月開業予定の商業施設「マルヤガーデンズ」の改修整備費を補助する。中心市街地の拠点施設の一つとして再生を支援する。国の補助額と合わせた5億2420万円を計上した2009年度一般会計補正予算案を,20日開会した12月定例市議会に追加提出した。
同市の丸屋本社が施設改修を進めている。補助は国の「暮らし・にぎわい再生事業」を適用。廊下や階段など共用通行部分,駐車場、多目的ホールや保育施設などハード面の整備が対象。既に着工した分は含まれず,今後の着工分に限っている。
対象事業費の3分の2を補助し,国と市は同額。中心市街地活性化基本計画に盛り込むのが前提のため,同施設整備を追加する計画変更認定に向け国と協議を進めている。
>>>関連記事-鹿児島市出資の地下駐車場 セラ602 売上高2億円割れ,4年連続赤字
鹿児島市が出資する第三セクター,鹿児島中央地下駐車場(セラ602,同市山下町)が,2008年度決算で2732万8000円の当期純損失を計上した。当期赤字は4年連続で,売上高は1億9529万円と創業期の1992年度以来の2億円割れ。ガソリン価格高騰や商圏の分散,地区内の駐車場増加といった影響を受けたとみられる。
08年度決算によると,利用台数は前年度比5.62%減の33万287台で,売上高は同11.59%の大幅減。赤字幅は前年度に比べ782万円拡大した。経常損失は2703万円。
初年度で8カ月の営業だった92年度を除くと,売上高が2億円を割り込んだのは実質的に初めて。同社によると,07年度に策定した経営改善計画に沿い,料金値下げや子育て世代向けサービスを打ち出すなど増収を図ったが,利用減少に歯止めがかからなかったという。
▼これで良いのか鹿児島の商業!
計画がペンディングとなった天文館の映画館構想を加えると県庁所在地鹿児島市の商業は,補助金頼りの様相にある。これは,経営破綻したJALに似る。自力で頑張る山形屋はさながらANAのようだ。
▼関連ブログ-------------
・マルヤガーデンズにグッドデザイン賞
マルヤガーデンズ-店舗コンセプトに疑問 3
マルヤガーデンズ-店舗コンセプトに疑問 2
・マルヤガーデンズの店舗コンセプトに疑問
・鹿児島 「ガーデン」(マルヤガーデンズ)4月28日 グランドオープン
・三越鹿児島店跡の「マルヤガーデンズ」 4月28日開業
・これでいいのか鹿児島市・天文館地区の活性化策
・鹿児島 天文館 大型書店跡の人通りは9割減
・三越鹿児島店 閉店とその後・2 商業ビルに変身
・九州は60店体制に拡大 紳士服AOKI(業界2位)
卒業式を終えて1 - O君の卒論(真のニーズの追求を望む)
卒業式を終えて2 - O君の卒論(商店街活性化)
・これでいいのか鹿児島市・天文館地区の活性化策
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地下1階に食品,1-4階に服飾・雑貨,5-6階にジュンク堂書店,7-8階と屋上に飲食店が入る。3階の一部には託児施設を設置する。主なテナントとして,ファッション関係の「ジル・バイ・ジルスチュアート」「グレースコンチネンタル」「マックスマーラ」(以上1階),「ノリエム」(2階),アウトドア用品の「好日山荘」(3階)。
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同店は地上8階,地下1階で売り場面積1万8700平方メートル。
▼三越跡施設改修に5億2420万円補助 鹿児島市、補正予算案に計上
鹿児島市は,同市呉服町の三越鹿児島店跡に来年4月開業予定の商業施設「マルヤガーデンズ」の改修整備費を補助する。中心市街地の拠点施設の一つとして再生を支援する。国の補助額と合わせた5億2420万円を計上した2009年度一般会計補正予算案を,20日開会した12月定例市議会に追加提出した。
同市の丸屋本社が施設改修を進めている。補助は国の「暮らし・にぎわい再生事業」を適用。廊下や階段など共用通行部分,駐車場、多目的ホールや保育施設などハード面の整備が対象。既に着工した分は含まれず,今後の着工分に限っている。
対象事業費の3分の2を補助し,国と市は同額。中心市街地活性化基本計画に盛り込むのが前提のため,同施設整備を追加する計画変更認定に向け国と協議を進めている。
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鹿児島市が出資する第三セクター,鹿児島中央地下駐車場(セラ602,同市山下町)が,2008年度決算で2732万8000円の当期純損失を計上した。当期赤字は4年連続で,売上高は1億9529万円と創業期の1992年度以来の2億円割れ。ガソリン価格高騰や商圏の分散,地区内の駐車場増加といった影響を受けたとみられる。
08年度決算によると,利用台数は前年度比5.62%減の33万287台で,売上高は同11.59%の大幅減。赤字幅は前年度に比べ782万円拡大した。経常損失は2703万円。
初年度で8カ月の営業だった92年度を除くと,売上高が2億円を割り込んだのは実質的に初めて。同社によると,07年度に策定した経営改善計画に沿い,料金値下げや子育て世代向けサービスを打ち出すなど増収を図ったが,利用減少に歯止めがかからなかったという。
▼これで良いのか鹿児島の商業!
計画がペンディングとなった天文館の映画館構想を加えると県庁所在地鹿児島市の商業は,補助金頼りの様相にある。これは,経営破綻したJALに似る。自力で頑張る山形屋はさながらANAのようだ。
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小林 隆一 | |
日本経済新聞出版社 |
地下で餃子を購入しました。
焼いてくださいとお願いしたにもかかわらず、
客先であけたら、生でした。
はじをかかされたので、丸やに電話したら、
折り返し責任者の方から、電話をいただきました。あやまっていました。
でも、所詮丸やでした。
山形屋や三越とは違いました。
鹿児島にデパートと言えるのは山形屋だけです。残念ながら。