返礼品紹介サイト閲覧を市職員に指示 ふるさと納税で志布志市 ランキング上位狙い
出典:産経新聞 11/9 14版 http://www.sankei.com/west/news/171108/wst1711080098-n1.html 2017.11.8 22:45
ふるさと納税の寄付額で全国上位の鹿児島県志布志市が、返礼品を紹介する大手サイトを閲覧するよう、朝礼などで市職員に呼び掛けて組織的にアクセスしていたことが8日、分かった。サイトに表示される自治体人気ランキングで上位に押し上げるのが狙い。市は「利用者に誤解を与えかねない」として同日、指示を取りやめた。
閲覧を呼び掛けたのは「ふるさとチョイス」というサイトで、利用者はサイトを通じて約1300の自治体に寄付ができ、寄付額に応じて返礼品を選べる。市によると、平成28年4月からサイトの使い方のマニュアルを職員に配布し、毎日の閲覧を呼び掛けた。
約300人の市職員のうち実際にアクセスに関わった人数は把握していないとしているが、同年8月にはアクセス数が多い人気自治体として常に表示される「殿堂入り」を果たした。
市は返礼品に名産の養殖ウナギや和牛を用意。総務省によると、28年度の志布志市への寄付額は約22億5千万円で、全国18位にまでランクアップしていた。市ふるさと納税推進室の大迫秀治室長は職員に呼び掛けた理由を「ふるさと納税の重要性を認識してもらうためだった」と説明している。
>>>ふるさと納税の大手ポータルサイト内の人気ランキングを上げようと、サイトの閲覧を職員に促した志布志市の取り組みが、一部メディアで問題視されています。
事態をうけて志布志市は「誤解を与えかねない」として9日から取り組みを中止しました。
問題とされているのは、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」で志布志市が閲覧数のランキングを上位にあげようと、全職員に対して始業前のあいさつで閲覧を呼びかけるなどした取り組みです。
志布志市は「寄付者に誤解を与えかねない」として9日から取り組みを中止し、市のホームページにおわびのコメントを掲載しています。
サイトの運営会社によりますと、ランキングに関する細かなルールはないということですが「意図的に操作された数字は寄付する人に伝えたい情報ではなく、今後、各自治体に注意喚起していく」としています。
出典;KTSテレビニュース
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2016年 【削除された動画】 鹿児島県志布志市 ふるさと納税PR動画「UNAKO」
【削除された動画】 鹿児島県志布志市 ふるさと納税PR動画「UNAKO」
鹿児島県志布志市 ふるさと納税PR動画「UNAKO」 YouTube
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報道によると,鹿児島県志布志市は,視聴者から苦情が殺到したとして,制作したふるさと納税PR動画「UNAKO」を動画投稿サイト「ユーチューブ」から削除した。特産のウナギを少女に擬人化して登場させた作品である。
物議を醸した動画「UNAKO(ウナコ)」は,志布志市への「ふるさと納税」の返礼品である「養殖うなぎ」をPRするものとして公開された。
水着姿の女性が「養って」と話しかけ,そこからプールでの生活が始まる。。最後に水着姿の女性はうなぎを擬人化したものであることが明かされている。ネット上では公開直後から,「女性差別的だ」「少女監禁事件を連想する」との批判が相次いだという。
志布志市港湾商工課によると,動画は広告代理店に制作を委託した。配信時間は約2分で9月21日から公開。ふるさと納税の返礼品で人気が高いウナギをスクール水着姿の少女に擬人化させ,プール内で1年間養殖し,出荷するという内容。少女が「養って」と訴えるシーンなどに「性差別だ」などという書き込みがインターネット上で相次ぎ,市には匿名で苦情が寄せられたという。
市の担当者は「志布志市の天然水でウナギを大切に育てていることを伝えたかった」と説明。その上で「人権侵害などの意図は全くなく,視聴者に対して説明不足な点があった」と弁明しているという。
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※動画「UNAKO(ウナコ)」からピックアップ
>>>ふるさと納税のPR動画が抗議で中止――。鹿児島県志布志市の騒動が話題になっている。
出典: 日刊ゲンダイ2016/9/29 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190668
「ご意見のメールは23日に1通、24~26日の3日間で約120通に達しました。お電話は26日だけで50件。その9割が抗議でした」とは同市ふるさと納税推進室の担当者。
「映像で少女が『養って』と呟く場面があります。市としてはうなぎの『養殖』をもじったつもりですが、“男が女性を養うものと決めつける性差別だ”“女性を飼育や監禁している”“気持ち悪い”“もううなぎは食べない”といった批判が殺到したのです。少女がうなぎに戻る展開に“あの子はかば焼きになって食べられた。これはカニバリズムだ”との声もありました」
少女の正体がヌルヌルしたうなぎのため、ペットボトルをつかもうとするが粘液ですべってしまうシーンもある。これも風俗店のローションを想像させるとケチをつけられたという。こういうのを言いたい放題というのだろう。
結局、映像は2016年10月26日に削除。6日間で再生回数は約35万回だった。
「すると“面白かったのになぜ削除したのか?”“応援してます”というメールと電話が増え、擁護派が5割になりました。性差別の意図は毛頭ありませんが、全国の寄付者や県内の養鰻業者に配慮して削除した次第です」(市役所の担当者)
抗議の電話は全国からかかり、その9割が女性。声の感じから、多くが年配女性だったという。
▼海外でも取り上げられる....
鹿児島県志布志市の「うなぎ擬人化」動画が海外メディアに続々と取り上げられている。 2016年9月27日(現地時間)の英一般紙「ガーディアン」電子版記事では,動画に対して「性差別」「変態」といった批判がSNS上で相次ぎ,市が配信停止を余儀なくされたと報道した。
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--- 関連情報 ---
鹿児島県 産卵期のウナギ禁漁期間を延長
鹿児島県は,今年度(2016年度)までの3年間としていたニホンウナギの産卵期の捕獲禁止を,1年間延長することを決めました。
これは,ウナギの稚魚の漁獲量が年々減少する中,産卵で川を下って海に向かう親ウナギを保護するためです。禁漁期間は,ことし10月から12月までで,奄美群島を除く県内の河川で、体長21センチを超えるウナギの捕獲を禁じます。
鹿児島県水産振興課では,「ウナギの食文化を守るため,2017年度以降も1年ごとに捕獲禁止の延長を検討したい」と,しています。
悪質な違反者には,漁業法に基づき1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科されます。
なお,今シーズンの稚魚の漁獲量は,昨シーズンの約半分以下に落ち込んでいるということです。
※ phote: KTSテレビニュース画面から
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┗■ 鹿児島県 養殖うなぎ生産量全国で第1位
鹿児島県は,温暖な気候,豊富な用水,種苗となるシラスウナギが入手し易いことなど養鰻の条件が整っていることから,養殖生産量では全国第1位です。
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