フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

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防災思想

2012-03-12 22:25:53 | 消防団のはなし
こんばんは、山口浩輝です

今日は一転、寒い雪の1日

やはり春はまだ先ですね。

さぁ、年度が変わってしまう前に

やらなきゃいけないこと盛りだくさん・・・・ヤバイな


昨日で震災後一年経ちました

沼田市消防団ラッパ隊も

殉職された消防団員のための鎮魂のラッパ吹奏を

発生時刻に合わせておこないました

あらためてご冥福をお祈りいたします


一昨日の深夜に

NHKで再放送していた陸前高田の消防団のドキュメンタリーを見た

とても考えさせられると共に

リアルな現場の状況が見て取れた

とても難しい状況判断の連続と苦悩・・・

マニュアルなんかじゃ絶対対応できないだろうなぁ

平和な日常では感じにくくなった

「生き抜く」という事の大変さを痛感した


防災思想という言葉がある

安全を守る”システム”は大事だが

ここまでの規模の災害では

地元の消防や警察だけではとうてい無理なレベル

自分の命は自分で

地域の安全は地域で考えなけばという”意識”が重要になるんだと思う


消防団員だって一市民

技能だってバラツキはあるけど

防災思想が高いことは間違いない


被災したある団員の妻が言っていた

「もし夫が活動中に死んでいたら、息子は絶対に消防団には入れないと思う」

ごもっともな意見で気持ちはわかる

だけど、自分の命は自分で守るという「思想」は

絶対持ってないと、それも本末転倒になってしまう気がする


ただ、その前に

消防も警察も自衛隊も

もちろん消防団員も

救助の為に犠牲になってはいけない

当たり前の事だけど、とっても悲しい事だと思う


ここ15年の間に、大きな地震は数回起きている

警察も消防も来てくれないという状況は充分考えられる


私は死ぬのは怖いし

守らなきゃならないものも沢山ある


今回の震災が、防災思想の高まりに寄与することを願っています













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