フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

地方を元気にするのは夢と起業!利根沼田は無限ポテンシャルを秘めたフィールド(畑・領域)で日本一の地方を目指そう

三陸とれたて市場 その2 松本さんとの・・・

2012-01-13 23:17:36 | 全国放浪記
山口浩輝です

三陸とれたて市場さんでの続きを書きます

ここでは、(私が推測するに№2の)松本さんという方が

年明けの貴重な時間を割いていただき

私の対応をしてくれた(ホント感謝です)

社屋は取り繕った痛々しい外観だが

そんな事はどうでもいい

様々な震災後の対応で

名刺もまだ作っていないという

それもまた、私にはどうでもいいことだった

まさに価値観の変化

私はこれから見聞きする事すべてを、しっかり刻もうと思っている状態においては

肩書きも社屋も名刺も、メモ書きも必要なかった


通されたオフィスは、外観とは裏腹のキレイな内装で

津波で流された骨組みから

漁業関係者(ようはプロの大工ではない)の方が

作ってくれたとのこと


やっぱサバイバルは、自分の手持ちが全て発揮される

生きていくということは、本来そういうことだ


対応してくれた松本さんは

静岡出身で、元大手メーカーの技術職

やはり切り口が独特のものがあって

新鮮だった


とにかく彼とは時間を忘れて色んな話をした

震災から始まり、

流通の形態

地方のこと

リスクマネジメント

そして何より

大きな将来のビジョンと

多くのジレンマを共有できた(笑)


詳しい事は書かないし、書けない

(個人的に聞いてくれれば教えますよ)

私自身も、ホントにどーでもイイ価値観を

捨て去る良いキッカケを与えてもらったくらいだ!


誰かの幸福の為に仕事をする事の意義と素晴らしさを

とにかく具現化していくことは

地方における我々マイノリティーの役割かもしれないと

私だけ勝手に思ったりもした・・・


スミマセン

この記事はホント抽象的すぎますね









三陸町・越喜来の”三陸とれたて市場”にて その1

2012-01-13 22:37:39 | 全国放浪記
山口浩輝です

ちょっとブログの時間軸が前後しましたが

翌朝に再び大槌町に行く前に

宿から程近い越喜来地区にある

”三陸とれたて市場”という

webを中心とした販社の

松本さんという方とアポを取っていた

この会社は、この地域で真っ先に営業開始したそうである

というよりも

真っ先に”復興へ向けて立ち上がった”と表現したほうが良いかもしれない

私も地方において、しかも自然災害と向き合う仕事をしているから

知りえる部分もあるが

基本的には、自然災害に対しては

”諦めてしまう”のである・・・


それは別に否定するつもりも無い

そうやって、理不尽な自然と向き合い

しかし生きる為の”食”という根源を

途絶えさせない産業として継続させてきたのだと思う


ただ、今は少し様相が違う

それは色んな意味合いがあるとは思うが

地方の年齢構造は都会のそれとはまた違った

独特の歪みを抱えている


そんな中で、この三陸とれたて市場さんが真っ先にアクションを起こしたということは

私はホントに心に響くものがあった

それは

復興食堂で感じたものとは

全く違う側面がある

私も日々感じているが

地方においての

「マイノリティー(少数派?)の意地」

みたいなものだと思う・・・・・


スミマセン

ここまで上手く表現出来ないとは

ボキャブラリーの無さを実感


続きを改めて書きます






三陸町越喜来の宿にて

2012-01-13 00:38:16 | 全国放浪記
山口浩輝です

三陸の越喜来という漁村の

あづま荘という宿にて宿泊

被災地もいよいよ3日目へ突入

アポイントの多さと、三陸の曲がりくねった道と

何よりも得られる経験の多さに

どういう訳か疲れが溜まらない

とても不思議な感覚・・・


それにしても、この宿は素晴らしいロケーション

海が目の前で、日の出は絶景だった

高台にあるのだが

被害が無かったのが不思議なくらい海が近い

やはり三陸は、場所によって被害規模が全然違う

翌朝に、南部さんからメールが入る

その内容は

「お疲れさま、みんないいヤツでしょ?
 悲しみも喜びも全部吹っ飛んだ者は
 語ることで自らを癒し
 自らを再構築していくのです
 明日もがんばって聞いてやってください」

との事

ここに来て、ようやく私自身が

この震災と向き合えているような気がした

ボランティアでも無く、支援物資を持っている訳でもない私も

ようやくそれなりの存在意義みたいなものにたどり着いた気がした


話を聞きに来たのだし、そんな事にでも価値があったのかもしれない


そういえば、今までかなり多くの事を

被災地の方が積極的に話してくれた事を改めて実感した


この後も、まだ出会いが盛りだくさんだった

次は「三陸とれたて市場」という被災した会社へ向かう

続きます・・・


いつもご愛読いただきありがとうございます

私の故郷・旧白沢村
裏にある雨乞山山頂からの眺め
日本一の河岸段丘!!!タモリさんも絶賛した 上州・沼田が誇る絶景