フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

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消防団の存在意義

2010-01-17 01:18:49 | 消防団のはなし
こんばんは、山口浩輝です

農業者の半ば当然の義務として、消防団というものに所属しています

しかも、今年は地域の長を拝命しており特に責任のある1年です

阪神淡路大震災があった今日、改めて消防団の必要性を痛感する次第であります

消防団は、自衛のための組織です。治安の良い日本では特に意識が薄いと思われますが、自分の生命財産は本来、自分自身で守らなければならないものです。

消防や警察はありますが、それがいつ何時必ず機能するというものではありません・・・

それの最たる出来事が先の大震災です。

日本の特に都市部においては、消火設備などはとても充実しています。そこに設置してある消火器具は有事の際に一般の方が使用して真っ先に初期消火すべきものなのです

ただ残念なことにそれらが使用できず、被害の拡大を阻止できない・・・

阪神淡路大震災のときは、消防署の処理能力の数倍もの火災が同時に発生したそうです。
しかも、火災の消化活動は延焼防止の為に最優先とされ、家具や建物に体が挟まって動けないなどの人命救助は後回しにされるそうです!ご存知でしたか・・・

震災などの同一地域に起こる災害では、消防やレスキューが駆けつけてくれる可能性は低くなります。 そのための”リスクマネジメント”として消防団が存在します。
我々はもっと身近な家族や地域の為の組織です。
普通の火事ではプロの消防士がくれば大抵はお役御免ですが、消防団がホントに活躍するような時は、相当凄惨な現場であることは想像がつきます

よって酒ばかり飲んでいるようなイメージの消防団がヒマなことは、平和な世の中だという証拠でしょう(苦笑)

活躍する機会が無いことを祈るのみですが、もし消防団に誘われたりしている方がいたら、私は加入をおススメします。消防団でのの経験が、もしかしたら大切な人の命を救う事になるかもしれませんからね・・・

おそらく殆どの方が暮らしているすぐ近くには、消火栓や簡易ホースの格納庫などが必ずあります、あなたはそれが使えますか? でなければ大切なものを守れないことになるかもしれません。

いつもご愛読いただきありがとうございます

私の故郷・旧白沢村
裏にある雨乞山山頂からの眺め
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