死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

ALL ENDS / Road To Depression

2010年10月13日 | 趣味・娯楽
 
スウェーデン イエテボリ出身のメロディックメタルバンドALL ENDSの2ndアルバム。
オリジナルメンバーだったエマ・イエロッテ(Vo)は、IN FLAMESのビヨーン・イエロッテ(G)の実妹で、ビヨーン自身もALL ENDSのオリジナルメンバーだった。

2009年の来日直後にエマが脱退。新たにヨンナ・セイロン(Vo)を加え、ティナ・カールスドッター(Vo)との新ツイン・ヴォーカルで今作に臨んでる。

このバンドの中心的人物ジョセフ“ジョーイ”スカンサス(Dr)は
「デビュー作はメタルでデジタルなサウンドだったが、今回は純粋に良い楽曲を作ることだけを考えた。ギターがメインのアルバムを作りたくなかったから、ドラムス/ループやヴォーカルで、グルーヴィーな音を作りこんでからギター・ソロを持ってくるようにした。」
と言っている・・・ふむふむ・・・え~っと、何の事だかイマイチよく分からないが、メロディーを重視、ってことは間違いないハズ。

1stに引き続き、相変わらず聴き易く、キャッチーなメロディーの数々。
意識せずに聴けば、ヴォーカルばかりが耳に入ってきて「これはメタルなのか?」ふと、そんな思いが浮かぶ。
しかし、ま、えーじゃないか、えーじゃないか。

確かにギターソロや楽曲隊で、おおっ!と唸るパートは少ないけれど、#2「Generation Disgrace」、#6「Area 1」、#9「Stupid People」、そしてタイトルトラック#11「Road To Depression」らは文句なしに格好いいし、ツインヴォーカルは各楽曲を立体的に仕上げてる。
アルバム全体の流れは起伏がはっきりしてて好み。
そして珍しく#12と#13の日本盤ボーナストラックも良くて得した気分。

ただこれも前作同様、入りやすい分だけ「飽き」がくるのも早いかもしれない。
これは、他の人のレビューやコメント等でもよく見かけた感想だった。

 1. Obvious
 2. Generation Disgrace
 3. I Know Who I Am
 4. I'm A Monster
 5. Hear Me Now
 6. Area 1
 7. Don't Be Scared
 8. Nobody's Story
 9. Stupid People
10. Wretch
11. Road To Depression
12. Blame
13. Make My Day

アルバムレビューで、作品毎に点数をつけられてるブロガーさんも多いが、この作品は80~85点くらいの「合格点」をつけて然るべきだろう。嫌いになる要素がないと思うのだ。
反面、85点超えも少ないと思うが。

話題変わって・・・

チリ北部の鉱山落盤事故で、地下700mに閉じ込められていた33人の作業員の救出が始まった。
日本時間で昨日の正午前後からだが、事故発生から69日が経過していた。
地上から送る救援物資、地下から送られてくる作業員の元気な映像、地上で見守るしかない家族や関係者のそれぞれの思い・・・。

大統領が事故~物資の補給~救出を政治的に利用している、という裏話も聞かれたりもしたが、次々に救出される作業員や救出に携わる方々に人間のチカラを感じた。
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2 コメント

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奇跡です・・・ (虹伝説)
2010-10-16 10:53:02
ALL ENDSって名前、初めて聞きます。
2gさんのレヴューから、良さげな匂いがしますが・・・
最近やっとAvantasia呪縛から解放されたと思ったら、ブログで紹介された事がきっかけで、久しぶりに聴きだしたKAMELOTにどっぷり。
まぁ何事も、人様よりスローな性格・・・超スロー追っかけ再生で、いずれ追いつこうと(本当かいな?)思ってます。(笑)

それにしても・・・(性格のわりに、話し急展開)チリの33名の方達、無事に生還出来て、本当に良かったです。
無事だったからこそ、色々とエピソードありで・・・悲喜こもごもか・・・でもやっぱり喜ぶべきでしょう。(笑)
冷静に・・・冷静に考えれば考える程、やっぱり生還が「奇跡」ですね。色々な条件があったかもしれませんが(それ自体が奇跡?)、それを(生還)可能にしたマンパワー・・・仰る通り、しみじみ感じました。


Unknown (2g)
2010-10-17 12:11:43
「最近やっとAvantasia呪縛から解放されたと思ったら・・・」
かなりの長い期間、Avantasiaを聴き込まれているようで、虹伝説さんの丁寧さが伺われます。
そしてKamelot/The Great Pandemonium・・・Avantasiaといい、どちらもスケールがデカく厚みがある音を提供してくれます。

私のCD購入は 2~4枚/月で、聴き方が雑にならないよう気を付けているつもりでも、丁寧さに欠けるようなところがあるかもしれません。
ただやはり、いい音は残りますね。虹伝説さんお気に入りの「Angra/Temple Of Shadows」は、定期的に聴いてます。

ALL ENDSは素直に聴けます。
ただ「厚みのあるヴォーカル」と「格好いい楽器隊・楽曲」をメタルに求める私にとって、少し軽さを感じてしまうのです。
メロディの良さだけで聴くには、今イチパンチ不足かな、と。

12/22に発売延期になりましたが、Allen / Lande の3rdアルバムに期待です。
1st「The Battle」は物凄く良かったです。
2nd「The Revenge」は聴いてなかったので、これを機に事前に聴いておこうと注文したところ、1ヶ月待った挙句、在庫切れの知らせ(現在レコード店を替えて注文中です)。
All Endsと併せて機会があれば聴いて下さい。

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