死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

ECLIPSE / Bleed And Scream

2012年09月24日 | 趣味・娯楽
 
スゥエーデンのメロディアスハードバンド ECLIPSE の4thアルバム。

ECLIPSE を最初に聴いたのが前作「Are You Ready To rock」。
バンドの中心人物エリック・モーテンソン(Vo、g、b)が元 YNGWIE MALMSTEEN のジェフ・スコット・ソートや WORK OF ART のロバート・サールと組んだプロジェクト「W.E.T」が評判で、それを購入したのがきっかけとなった。
私はその後 WORK OF ART も購入してるから、アーティストがプロジェクトを組んでアルバムを作るってのは、個々のバンドの宣伝効果も抜群だ。
AVANTASIA から EDGUY も同じ流れだったような気がする。

メロハーといっても ECLIPSE は自分の持ってるイメージとは少し違ってて、軟弱ではなくどこかガチっとした雰囲気を持つバンド。
しっとり聴かせるよりも格好いい楽曲が多い。
確か前作では「この作品で俺たちのスタイルを確立させる必要があった」と、もうひとりの中心的存在であるマグナス・ヘンリクソンが言ってた気がしたが、果たして私の中ではそうなった。

オープニング#1「Wake Me Up」は前作のオープニング曲「Breaking My Heart Again」と少し似た雰囲気のある ECLIPSE らしい曲。

#4「Battlegrounds」はヴァースに哀愁の漂う好きな曲。
マグナスがアコースティック・ギターでコードを鳴らしているときに、エリックが思いついたものだという。
そこから数分後には曲の殆どが完成してた、というどこにでもある話だが、我々の周囲では全くない話。

#6「Falling Down」ムムッ・・・このオープニングは KISS の「King Of Mountain」まんまじゃないかっ!
改めて「KING OF MOUNTAIN」を聴いてみると、これに比べて実にシンプル。
元々アルバムではシンプルな音を聴かせてる KISS だが、今時の作品が以前にくらべて比べものにならないほど重厚なものになっていることを実感。

#8「Take Back The Fear」は「ECLIPSE風」メタル。
尖んがってなくて、ほんの少しだけ丸みを帯びたメタル。
もちろん恰好いい。

唯一のバラード #10「About To Break」の後は、力強いギターリフでグイグイ押してくる#11「After The End Of The World」。
これらの2曲は、日本の EXILE や韓国の少女時代のヒット曲を手掛けたことのあるヨハン・ベッカーと一緒に書いた曲。

 1. Wake Me Up
 2. Bleed And Scream
 3. Ain't Dead Yet
 4. Battlegrounds
 5. A Bitter Taste
 6. Falling Down  
 7. S.O.S.
 8. Take Back The Fear
 9. The Unspoken Heroes
10. About To Break
11. After The End Of The World
12. Battlegrounds [Acoustic Version]

いずれの曲も力強さと透明さを兼ね備えたエリック・モーテンソンの声が良い。
メロディーも個々の曲がバラエティーさに富んでいて、飽きを感じさせない。
派手さはないかもしれないが、どの曲にも必ずひとつは聴きどころのあるかなりの良作だ。

今週はTENと MANOWAR の新作が到着する。
それでもこのアルバムは両作と並んでしばらくは聴き続けるんじゃないか、と思う。
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