死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

真也食堂 & ボストン1947

2024年09月14日 | 映画

白山市での仕事を終え少し早い時間だったが真也食堂に向かう。
店がある地区で大々的に下水道工事が行われており、一部迂回しなければならない道があった。

開店直後に入店したお陰で先客は1名だけ。
券売機で「煮干しそばともつ煮・小&ライス・小セット」(1,320円)を買って店主に渡した。

カウンター越しに厨房の店主のラーメン作りを伺う。丁寧な仕事っぷり。
これだけで料理が美味しく頂ける。

           

先ず最初はもつ煮に箸を入れる。美味っ!
七味をパラパラとかけて食べる。やっぱり美味っ。
次に煮干しそば。
ひつこくない程度の煮干しスープが細麺に絡まって美味しい。
万人に愛されるよう意識的に濃さを控えめにしているのかもしれない。
物足りない人には卓上にある煮干しペーストを加えればよい。
自分はこれくらいが丁度いい。

カイワレと玉ネギでサッパリ感を演出。食感もいい。
チャーシューも贅沢なつくり。
1,320円は高価だけど充分に価値のあるランチだった。

白山市柴木町甲94-1  Tel:076-209-1405


           

1936年ベルリン五輪のマラソン競技で日本は金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその選手は二人とも日本の占領下におかれた韓国人であった。
二人の日本名は金メダルの孫基禎(ソン・ギジョン)と銅メダルの南昇竜(ナム・スンニョン)。
終戦後もメダルの記録は日本のままである。

物語の舞台は終戦後でも米軍の軍政下にあった韓国。
荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れて「第2のソン・ギジョン」と期待されるソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組んで試練に立ち向かう・・・

韓国映画は生活・文化の違いでシラけることが多くWOWOWの鑑賞でも敬遠しがちだった。
「これで笑えってこと?」とか「悲しむシーンにこんな演出ってどうなの?」とか思ってしまうことが多いのだ。
今回はどなたかのレビューによれば「感動のスポーツドラマ」とのことなので観てみた。

結果観て良かった。
一番に良かったのはムダな演出がなくテンポが良かったこと。
二番目に良かったのはソン・ギジョン役のハ・ジョンウとソ・ユンボク役のイム・シワンを好きになれたこと。

実話に基づいた話で、本作はボストンマラソンに出場するための苦労とレースの結果が本作の主となってるが、実際にはボストンマラソンに出場するのは1948年のロンドン五輪に出場するための実績づくりであった。
そして作品の中では星条旗のユニホームで走ることを拒否し太極旗のユニホームで走っているが、実際には太極旗と星条旗が並んだユニホームで走ったらしい。
本番であるロンドン五輪のマラソンでソ・ユンボクは27位だった。

レビューの通り、飾り気のない純粋なスポーツドラマに感動した。
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