ふくしん ＆ ミニバス（福井市）

　
ミニバスは福井市のカップ戦最終日。

準決勝の相手はホストチームのひとつである福井市内のチーム。
1ヶ月前に練習試合を行ってて、結構な得点差で勝ってるだけに、必要以上の気負いやプレッシャーはなかった。

昨日に引き続きこの日も暑かった。
そんな中で試合開始。
ミスやマズいプレーはいつも通りだったが（笑）ダラダラとしたプレーではなく、選手たちは一所懸命だった。
ダブルスコアで勝つ。

隣のコートでやってるもうひとつの準決勝。
石川県の同じ市内のチームが戦ってる。
先々週～先週に行われた福井県強化大会の優勝チームに善戦。

福井まで来て同じ市内のチームとやりたくないな、と思っていたら、10点差まで広げられた後に3点差まで追い上げたところで試合終了。
決勝の相手は今季、何度か顔を合わせている福井県 No.1チームとの戦いになった。

通常、選手たちは試合開始前1時間を目安にアップを始める。
しかしこの日は昼頃には35℃を超える猛暑日となり、あまり長い時間アップすると選手の体調が心配。
コーチの指示で、決勝前はいつもより遅くアップを開始した。

主催側からはスポーツドリンクの2リットルペットボトル2本が配布されたらしい。

そして決勝戦開始。

入りはモタモタ感があり、ファーストシュートを決めたものの直ぐに逆転され、その後なかなか追いつけない。
相手は1Qがやや強いかな、と思ってただけに、何とか喰らい付いて2Qにバトンを渡して欲しい。
後半盛り返して 12-12 の同点に追い付いて 1Q 終了。

さぁ2Qだ！
と思っていたがそれほど攻め切れてない。
19-15で前半終了。

父兄席の俺の横で15番の親父が「ま、これで落ち着いて、後半はリードできるやろ」と言った。
前半の戦いを観てそう感じたのだろう。
試合途中での楽観的な展望は嫌いだが、中学～高校時代とバスケ強豪チームの主将を務めていた男の言葉は頼もしく聞こえる。

後半開始。
互いに力の差はそれほどないのだろうが、得点を入れたり入れられたりを少し繰り返した後、ウチに傾いた流れを瞬間的にガッチリ掴んだ。
連続でシュートを決め、得点差はみるみる広がっていった。

3Qを終える頃は10点以上リードしていた。
4Qも徐々に点差を広げて、結局 51-27 で勝った。

試合前の控室、相手チームの主力の子が裸足になって、後頭部から首筋にかけて氷のうを当てているのを見た。
父兄から「大丈夫？」のような言葉も掛けられていたようだ。
試合にその子は出場していなかったので、相手はチームとしてベストな状態ではなかったのだろう。
今回の得点差はそんなところにも表れたようだ。

それにしても選手はこの暑い中、よく頑張った。
閉会の挨拶で大会委員長の方が
「先ず最初に、選手の皆さん、父兄の方、スタッフの方、暑い中お疲れ様でした！」
と切り出された。
聞き慣れた言葉だったが語りが熱いものだったし、本当に選手たちに労（ねぎら）いの言葉を掛けて貰った感じがした。

昼食は福井ソースカツ丼の老舗「ふくしん」。
行列覚悟で訪れやはり行列だったが、回転が早くて直ぐに食べられた。
ヨーロッパ軒よりもカツが少しだけ豪華な感じ。
ミニバスの戦績とは関係なしに文句なしに美味かった。

福井市高木中央1-205　Tel：0776-54-7100

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

普段、晩酌はしないが、ミニバスで優勝したら一杯やることにしてる。
今夜はラーメン屋「秋生」。
つまみはチャーシューとメンマ。
締めは「まぜそば（小）」の温玉抜き。
これも文句なしに美味かった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

金沢市米泉1-64-102　Tel：076-227-8208