精神疾患がある家族がいる場合、本人がどれだけ頑張っても、まわりの家族が変わらないと楽にならないんですよ。でも、医者がどうにかしてくれるとか、専門家が治してくれるとか思っちゃうようですね。
若い世代は、考え方が全然違います。昭和の人間みたいに、思考で生きているわけではない。もっと、感覚的なところで生きているんです。そして、若い世代が私達の考え方を理解するのは難しいけど、現代を生きている私たちが、若者に寄り添うことはできるはず。
「死」に対する捉え方も違う。自殺が罪であるという、キリスト教の考え方も、もはや古くて、死に対する恐怖心や罪の意識もない。だから、若者の自殺者が増えているんです。
周りにいる大人が、自分の古い価値観で生きている限り、自殺者は減らないんじゃないかな?
たぶん、「生き甲斐」を示していくことが必要なんじゃないかな?
もっと細かく言えば、きっと、世代の違いだけじゃなくて、性格の違い、個人差があるから、簡単ではないのだけど、でも少なくとも、いつまでも古い考え方で通していくことは、必ずしも良いことではないと思う。
若者の自殺が増えてるって、たぶん、テレビやネットで見て、他人事だと思ってる人が多いんじゃないかな?自分達は変わらなくて良いって思ってる人が多いんじゃないかな?でもそれだときっと、若者の自殺者は増え続けると思う。
少なくとも、若者の教育に関わっている人たちは、そのことをしっかり考えて欲しいと思う。
音大の教育の授業は、そこが全く抜けていた。ある意味で、恐ろしい。
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