おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

不思議な話ーあの一曲

2022-06-30 16:25:15 | 日記
 私には、ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけど、命を救ってくれた曲がある。

 私はクリスチャンだから、こういう言い方になってしまうけど、神様は、必要な時に、ちゃんと必要な物を与えてくださる。
 あの時が、私にとってはまだ死ぬ時ではなかったから、あの曲が与えられたのだと思う。

 聴きたくて探した曲でもないし、たまたまスクリーンに現れて、何も考えずにクリックして流れた曲。
 その曲が、私の心を揺さぶってくれた。

 もしもあの時、あの曲を聴かなかったら、もう私はここにいなかったかもしれない。
 生きる意味も見いだせなかったし、生きていることが辛かった。もう何も考えられない状態で、心は何も感じなくなっていた。

 子ども達は、私がいなくてもい生きていける。私は必要とされていない。

 当時はパンデミックで、仕事もできない状態だった。家にこもっていては、鬱が悪くなるばかり。

 私にとっては、奇跡のような曲。

 それを偶然というのか、それとも神様に与えられた物というのか。どちらにしろ、あの時、たまたまあの曲に出会わなかったら…
 あの曲じゃなくて、隣の曲を選んでいたら…

 その後、その曲との出会いが、更に出会いを産んで、今の私がいる。

 何が心に響いたのか、私にもわからない。演奏者のエネルギーかもしれないし、作曲者の意図かもしれないし。ただ覚えているのは、呼吸が聞こえた、しっかりと息をして生きているのが聞こえた。

 もう、心の中のあの場所には戻りたくない。暗くて狭い部屋に閉じこもっていたくない。

 生きていると、いろいろあります。辛いこともあるけど。

 曲を書いていると、いつか、そんな一曲を、私にも書ける日が来るかもしれない。書けたらいいなあ~って。命を救うなんてすごいことはできなくても、誰かを笑顔にする曲が書ければいいなあ~。

なんでもいい

2022-06-30 10:28:47 | 日記
 職安から呼び出されると、すごいストレスになるんだけど、呼び出しておいて、「なんで呼ばれたか知ってる?」って聞かれて、思わず、「は?」。
 呼び出しておいて、どういうこと!?しかも、来週も呼び出されてるよ。職安のおばちゃんに、「今日、私が何かできることあるかしら?」って聞かれて、私はなんて返事していいやら。用がないのなら、呼び出さないでください。精神的に良くないです。
 3分間で終わった。

 時間の無駄です。

 私は生徒さんのTheoryの試験のことで忙しいんだから。模擬試験の答え合わせとか、不安になってる親御さんの対応とか。

 買い物に行かないと、食べる物だって必要だし、やることはたくさん。今夜は聖歌隊のリハーサルだってあります。

 愚痴はこれくらいに(笑)

 愚痴が書けるうちは大丈夫です。最近、心が沈んでるから、自分でも大丈夫かなあって思ってたけど、まだ大丈夫みたい。

 気を取り直して、今夜の夕食は何を作るか考えなくちゃ。娘に、何食べたい?って聞くと、「なんでもいい」って言う返事が返って来るから、だれか、「なんでもいい」のレシピ下さい(笑)

雨がなかなかやまない

2022-06-29 23:56:51 | 日記
 私が教えている生徒さんは、ほどんど未成年だから、ご両親の許可を取らなければならないこともある。そんな時に困るのが、父親と母親が違うことを言っている時。

 こういう時、普通の家庭だと、母親が言っているようにした方が良いらしい。いくら父親が子育てにかかわるようになった今でも、母親が一番自分の子どものことを知っていることが多いから。

 うん、普通はやっぱり、そうなんだろうね。

 私は、そういう母親にはなれない。私が一番、娘のことを知っているとは思えない。
 私の子ども達は、私がいなくても困らないと思うよ。

 
 夏休みだけど、なかなか気が休まらない。明日は職安に呼ばれてるし。

 今朝、診療所からメッセージが入っていて、スタッフ不足で診療がちゃんとできないって。Covidみたいです。
 私、まだ胃潰瘍の治療中なんだけど、まだ薬があるから大丈夫。

 人々は普通の生活に戻っても、Covidの人数が多いから、医療関係者は大変です。

恋の電力発電所

2022-06-29 14:20:54 | 日記
 日本では、電力不足とか、節電とか言われてるそうですね。

 こちらでは、全然そういう話はないのですが、ちょっと最近思った話。

 なんか、日本では、「断捨離」って言われてるみたいだけど。
 確かに、必要のないものはいつまでも持っていたくないですよね。でも、断捨離の中でも、「離」の部分。執着です。

 執着を手放すのって、そんなに簡単ではなくて、手放そうとすればするほど、執着してしまったりして。むしろ、ストレスになってしまいがち。
 でも、私達って、なんとなーく知ってるんじゃないかなあ。いつ、それを手放すべきか。時が来れば、手放せるんだから、そんなに頑張らなくてもいいのでは?って思うんですよ。

 私も、たぶん、執着してるんだと思う。手放せたら、どんなに楽なのにって思うことあります。特に、人って、誰かに恋をすると、すごいエネルギーを発電するでしょう?発電したエネルギーは、どこに使う?
 自分磨きに使えたら、自分を輝かせることができる。だから、恋をすると、女はきれいになるんですよ。
 私はこのエネルギーを、音楽に使うって決めたから、この間のバッハのカンタータ―のコンサートのように、心から楽しんで歌うことができた。
 執着している自分を受け入れて、それでいいって思えたら、反対に、執着しなくなったのかもしれない。その人のことを好きじゃなくなったわけじゃない。ただ、エネルギーを向ける先が変わっただけ。
 だって、誰かを好きになるって、それ自体がミラクルでしょう?とても素敵なことだから、大事にしたいんです。
 
 長く培ってきた感みたいなものもあるんじゃないかな。きっと、手放す時が来たら、自然に手放すことができるはず。

 エネルギーを常に、向けたい方向に向けれるわけじゃないから、辛くなることもあるけど、そういう部分も全部含めて、受け入れて。
 今は、そうすることしかできないから。

Treble Trouble

2022-06-28 22:37:19 | 日記
 今日は、自称音楽家を名乗っている人と、なぜかジェミニアーニのソナタの話で少し言い合いに…

 2019年に、コンサートで吹かせてもらったことがあるソナタ。当時テナーリコーダーを持っていなかったから、ソプラノリコーダーで吹いたのだけど、テナーの方が合う。移調してアルトで吹いても良かったんだけど、その時のチェンバロ奏者が、その自称音楽家さんで、移調なんてできない人・・・・ 彼女は、教会のオルガン奏者だったはずだから、移調は得意なはずなんだけどな・・・ 私は教会で移調は鍛えられました。だって、讃美歌とか他の曲とかとの関係で、歌いやすいようにその場で移調するのは毎週のこと。
 でも彼女が、どうしてもオリジナルの調でやると主張。

 そのジェミニアーニのホ短調のソナタ、確かに、オーボエのソナタとして知られてるかもしれないけど、オーボエに書かれたわけではなくて、特に楽器の指定がなくて、Trebleのために書いてあるはず。だけど、彼女がオーボエのソナタだと言い張って、私が信じないので不機嫌に… Trebleの楽器だから、フルートでもヴァイオリンでもなんでもいいじゃん。

 どちらにしろ、もう彼女とはコンサートをする気はないので、どうでもいいのだけど。
 リハーサルをすっぽかして、行方不明になって、本番の15分前に現れるような人と、もうコンサートはしたくないですよ。

 実際のソナタは、きれいな曲だから、久しぶりに楽譜を出して、吹いてみました。今は、テナーリコーダーがあるから、テナーで。移調してアルトでも吹いてみたけど、テナーの方がしっくりくる。
 ただ、楽譜に書いてあるスラーの位置とか、装飾音とか、違和感があるんだよね・・・
 ピアノの楽譜で、編集の時に誰かが足した、作曲者が書かなかったスラーや装飾音って、なんとなくわかる。だからこれもきっと、編集の時に誰かが加えたスラーや装飾音なんじゃないかな?ファクシミリを見たわけじゃないから、確認できないけど、私の感は当たってるような気がする。

 電話で、Theoryの試験を受ける生徒さんと少しお話。難しいですね、生徒さんの親が後ろから、なんだかんだと言ってるのが聞こえるから、生徒さんの本音が聞けない。

 他の生徒さんからメールが5通。問題集の回答を、写真に写して送って来た。これから答え合わせしないと・・・・ ファイルが大きいから、5通に分けて送って来たんだけど、それにしても、こんなにたくさん勉強したのね(笑)

 みんな頑張ってるから。

 あ、そうそう、また職安から呼び出しが・・・ ここ数週間なかったから、精神的に楽だったんだけど、木曜日に行かなくちゃいけない。6月は補助金、もらえなかったけど、7月はもらえるのかなあ。7月と8月は毎年、収入がかなり少ないんです。夏休みで、生徒さんも休みだから。

 我が家の思春期の娘、今日は午後4時に起きて来ました(笑)昨日、何時まで起きてたんだか!
 明日は、夕方、お兄ちゃんが、猫のカフェに連れて行ってくれるそうです。日本の真似してできたカフェ。私も行ってみたいけど、仕事があるから行けない。にゃんこ好きにとっては、たまらないでしょうね。私も猫好きだから。いつか行きたいにゃあ~。

 7月は、聖歌隊のグロスターのツアーがあるから楽しみ。好きな作曲家、Cecilia McDowall の曲も歌えるし。

 まだ体調は回復中だけど、精神的に、ずいぶん元気になって来ました。
 天気予報は、明日も雨。雨が好きだから、スコットランドで生活できるのかも(笑)