おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

10月休みが終わって

2020-10-19 23:43:14 | 音楽

 10月休みが終わって、今日から学校が始まりました。でも私の生活は、相変わらず… ピアノを訪問してレッスンしていいと言われても、条件を満たさなければならず、更に、連絡しても返事のない生徒さんがいたりして。。。パンデミックの前にいた生徒さん、必ず全員戻って来るとは限りませんよね。仕方がないのかも。もうピアノを止めちゃう子も出てくるのかな。とりあえず、10月休みが終わったので、うちの近所の子どもから、レッスンを再開しようと試みてます。マスクをして、2メートル離れて、窓も開けて、生徒のピアノや鉛筆に触っていけないことになってます。

 相変わらずリコーダーの動画を録画して、YouTubeにあげてます。チャンネル登録者も、ほんの少しずつ増えてます。ありがたいですね。私は、アマチュア・リコーダー愛好家なので、楽しみでやっているだけです。この楽しみがないと、なかなかこのパンデミックを乗り越えるのは、難しいでしょうね。

 最新の動画は、こちら。

https://www.youtube.com/watch?v=PLbTe9lkaAA

 バッハのパルティータより、ブーレ・アングレーズ。殆どの演奏家は、もっと速く吹くのですが、私はこれ以上速く吹けません(笑) というか、ブーレは、そんなに速いダンスではないはず。バロックのダンスって、結構ステップが複雑で、スムーズじゃなくちゃいけないから、そんなに速く演奏すると、踊れないんじゃないのでしょうかね。

 実は、譜面が壊れました。だから、楽譜を見ないで吹ける曲を録画したのです(笑) 壊れた譜面台は、息子のなのですが、ネジがどうも弱くて、あんまり造りがよくなかったみたいです。結構重たいのですけどね。

 で、今、応急処置してありますが、重たい楽譜は載せれません。軽いのだけ。それで、録画が遅れています。

 グラスゴーのリコーダーのグループから、マルチ・トラックのリコーダーアンサンブルの録音をしたいので、ソプラノとテナーリコーダーのパートを録音して送ってほしいと言われました。曲は、Henry PurcellのThe Fairy Queenから、ロンドです。このアンサンブルの人達と、実際に会ったことがないのです。というのは、3月にロックダウンが始まって、私がYouTubeを始めたのは5月で、その動画を見てくれたのが、そのリコーダーアンサンブルの指揮者さんだったのです。それで、いろいろメッセージとかやり取りするようになって、だから、実際には会ったことがないのですが、アンサンブルに入れてもらえました。この録音は、音源だけなので、夫に録音してもらおうと思います。夫は、サウンドエンジニアです。

 さて、明日は、何の曲を演奏しようかな。毎日音楽三昧です。


再びロックダウン

2020-10-09 22:55:09 | 音楽

 今日(金曜日)から再び、ロックダウンが厳しくなりました。今日から2週間、10月休みで学校が閉まるので、それに合わせたようです。でも、私の生活は、あんまり変わりません。ピアノのレッスンは、まだSkypeでしかしてないし。実は、10月1日から、家庭を訪問して、ピアノを教えて良いことにはなっているのですが、条件があって、窓を開けるとか、生徒のピアノや鉛筆に触らないとか、2メートル離れるとか。兄弟が多くて、小さなアパートに住んでいる家族は無理です。まだ2、3歳とかの弟や妹がいる場合、私の顔を見るなり、喜んで駆け寄って来て、べったりよだれを付けてくれます(笑)結果的に、比較的お金のある、広い家に住んでいる生徒にはレッスンができるけど、練習熱心だけど、あんまり裕福ではない生徒は教えれないことになる。難しいですね。

 今日は、バッハのトリオ・ソナタ、BWV527の、リコーダーとチェンバロに編曲してあるバージョンを練習してました。練習していたのは、両方のパート。オリジナルは、オルガンソナタで、オルガンで弾いたことがあるので、チェンバロのパートは、それほど難しくないはず… と思ったのもつかの間。簡単なバッハな存在しないのですよ!そもそも、15年ぐらい、オルガン弾いてないし・・・・(笑)この3楽章は、ABRSMのリコーダー、グレード8の試験曲にもなっています。だから、簡単なわけがない(笑)

 1楽章は、2カ月前くらいにZoom礼拝で、演奏しました。私がリコーダーで、娘がチェンバロ。だから、自分でチェンバロのパートを弾いたことがなかったんです。もともとがオルガン曲だから、弾きごたえありますよ。チェンバロのパートも、リコーダーのパートも、楽しいです。もうちょっと練習しないと、録画はできませんが。

 録画と言えば、今日、Jean-Baptiste Loeillet of London(ロンドンのルイエ)作曲の、ハ長調のソナタを、YouTubeにアップしました。この曲は、リラックスしたい時に吹いてます。去年の5月に、コンサートでも吹きました。あのコンサートは、チェンバロ奏者が数日前から連絡がつかず、リハーサルに現れず、本番15分前まで行方不明で、えらいことになりましたよ。って話は、次の機会に書きたいと思います。

 https://www.youtube.com/watch?v=PPVgzXRp3Mk

 以前、ロンドンのルイエのいとこの、ゲントのルイエのソナタをアップしましたが、ロンドンのルイエの曲をYouTubeに上げるのは、初めてです。ピアノ弾きには、馴染みのない作曲家ですが、木管の人には、馴染みがあるでしょう。

 次の動画は、リコーダー奏者以外は知らないような、マイナーな作曲家にするかもしれません(笑)あんまり知られてないけど、良い曲が、たくさんあるんですよ、ホントに。


電気がつかない~(汗)

2020-10-05 23:30:51 | 日記

 スイッチを入れても、電気がつきません。電球、切れちゃったのかな?でも、替えの電球がない(汗) というわけで、暗い部屋でPC見てます。手元が暗いので、携帯でライトアップしてます。キャンドルでもつけようかな。。。

 実は今年、本当は、リコーダーのディプロマ試験を受ける予定だったのですが、ロックダウンで、来年まで延期となりました。今日は、そろそろその準備でも始めようかと、試験曲のリストから、いろいろ吹いてみたんですが、どれも良い(笑)現代曲で、楽譜が手元にない曲を除いて、とりあえず初見で吹いてみました。特に、バロック音楽のセレクションは、良い曲ばかりです。サンマルティーニのソナタとか、カステロ、フォンタナ、テレマン、ヴィヴァルディ、バッハ、ヴェラチーニ、オトテール。ルネッサンスもありますよ。近代、現代も良い曲がたくさんだけど、私の良さを最大限に出せる曲を選ばなくては。

 30分のリサイタルをしなければならないのです。曲は、20分は、リストにある曲、あと10分は、グレード8より難しい曲であれば、好きな曲を選んでよし。

 いろいろ考えて、ヴェラチーニの楽譜を注文しました。テレマンは、フルートのコンチェルトで、この曲はもう楽譜がある。ルネッサンスは、ヤコブ・ファン・エイクの美しい娘ダフネにしようかな。

 ダフネは、無伴奏で、ソプラノリコーダー、バロックは、伴奏付きのアルトリコーダーの曲を選ぶとして、近代からも一つ、短い現代曲を一つ入れれば、大体バランスが取れるかなあ~、なんて、ふわっとしか決まっていません。

 そういえば、10月3日に、ロバート・ヴァレンタインのリコーダーデュエット、YouTubeにアップしました。

 https://www.youtube.com/watch?v=oD2LdX41lII

 1楽章は、編集が雑になってしまいました。ロンドンへ行く前に、急いで録画して、編集したものですから。

 録画したい曲が、まだまだたくさんあります。生きている間に、全部撮ることはできるでしょうか(笑)音楽は素晴らしい。音楽がなかったら、このコロナ騒動、きっと耐えられない物になっていたことでしょう。


天に徳を積む

2020-10-01 21:05:37 | 音楽

 昨日の夕方、ロンドンから帰って来ました。一昨日の午後に出発して、ロンドンで一泊、朝、義理の姉のお葬式に出て、そのまま空港へ向かい、帰宅。他に何か用事もなかったので、簡単だと思ってましたが、コロナのせいで、消毒など、結構神経を使ったせいか、思ったより疲れました。それにしても、ロンドンの空港や電車が、あんなに空いていたのを見たのは初めて。かなりびっくりです。イングランドは、スコットランドほど厳しくロックダウンしてないし、ロックダウンも緩和したと聞いていたので、もっと人があふれていると思ってました。

 義理の姉のお葬式は、人数制限などがあったので、ネットで生配信してました。イングランドは、教会で、マスクをしたままであれば、賛美歌を歌って良いみたいで、久しぶりに教会で賛美歌を歌いました。マスクで歌うのは、確かに心地よくないけど、思っていたよりはマシ。確かに、Herbert Howellsとかは、マスクして歌うと酸欠になりそうだけど、讃美歌ぐらいなら大丈夫。

 義理の姉は、生きている間に、天にたくさん徳を積んだ、立派な人でした。そもそも、夫の家族は、みんなそうです。だから、夫の家族になれて、とても良かったと思います。何と言っても、彼女の息子のお嫁さんが、「みんな、お義母さんのようになれないかなあ~。」と何度も言って、涙を流していたのが印象的でした。

 昨日は寝る前に、Robert Valentineの動画を、YouTubeにアップしました。

 https://www.youtube.com/watch?v=J1FUVLzjGiI

 動画のタイトル部分で使った写真は、2017年にポーツマスへ旅行に行った時に写した写真。Valentineも、海を渡り、ローマへ行きました。

 Robert Valentineのリコーダー・デュエットは、4本上げようと思います。今回のは2本目なので、あと2つ。と言っても、そのうちの一つは、もう撮影は終わって、編集するのみ。彼の曲は、初見で吹けるので、楽でいいです。

 今日は、Zoomで合唱のリハーサル。だいぶ慣れて来たけど、やっぱり、実際に集まって歌うのとは全然違う。本当に、Covid-19の特効薬とかワクチンが一刻も早くできるように、祈るばかり。

 幸運にも、Covid-19に罹った合唱のメンバーと、彼の年老いたお母さんは、回復して自宅へ戻ることができた。でも、まだ歌を歌うのは無理なようだ。

 今日、歌った曲目は、こちら。

 1.讃美歌 Ye holy angel's bright

     2. O quam gloriosum - Tomas Luis de Victoria

     3. ミサのセッティング Bernard Rose

     4. Magnificat and Nunc Dimittis ニ短調 - Thoman Attwood Walmisley

     5. Factum est silentium - Richard Deering

     6. 小さなミサ曲より、Angus Dei - Giovanni Pierluigi da Palestrina

 ちなみに、パレストリナは、なぜか、モダン・ピッチではなくて、バロック・ピッチよりちょっと低いくらいでした(笑)ルネッサンスだから、仕方がないのかも。

 ロンドンへ行った疲れが、まだ残ってるみたいなので、今日は早く寝ます。おやすみなさい。