“迷惑演説”男性が阿部リポーターに激高反論「面白おかしく番組を作っている」 その３

　しかしながら自分を正しいと信じ、それを子供たちに伝えることが最優先され、近隣住民の迷惑を省みず、授業妨害をしても、そんなことよりも自分の行動が正当なのだという論調はゆがんでいる。「自分の論理は正しい→だから何でもしてよい、自分の行動は正当である」というのは極めて利己的である。一歩間違えれば、この候補者の考え方の方が危険思想である。一時期の某カルト宗教団体にも似ている。
グルの教えは真理であり絶対であり正しい。グルの指示は正しいのだから、指示通りに動くことが自分や世の中の救済につながる・・・この思考背景とあまり違わないような気がする。

残念ながら某カルト宗教団体のグルと違うところは、この候補者にはカリスマ性がないところである。これでは賛同者（洗脳者）は得られないだろう。
　と、思っていたのだが、それでも茅ケ崎市民の6000人以上がこの候補者に賛同し、投票しているのだ。
なんだかこの6000人という人数の多さには表現できないような恐怖を感じるのである。
（もちろんこの6000人の考え方を否定しているわけではない。6000人というMassの多さに脅威を感じているのである）
　なるほど、カルト教団が無くならないはずである。