暴走する高齢者 その３

　先週金曜日、外出自粛が呼びかけられたその翌日の夜であるが、繁華街で多数の若者が怪気炎をあげていた。まあ、こんなTV映像みせられても驚かない。さもありなんではあるし、この一画面を切り取って若者全部の評価などできるわけもない。もともとまともな若者も数多く多くいるはずである。
　しかしながら確かにこの若者群がクラスターになり感染拡大させるのでこれは好ましくはない。自分はよいだろうが感染源になる自覚を持ってもらわなければ困る。
　しかもその２で述べた暴走老人群が屋外に危険行為をしながら跋扈しているのである。感染源となるハイリスクグループと、そして感染したら死亡率の高いハイリスクグループが屋外に混在するのである。感染拡大しないはずがない。
　世界大都市が封鎖状態としているのに世界で一番大きな都市である東京がなぜロックダウンしないのか不思議である。東京都民はみな自覚がないのだからロックダウンしないと壊滅する。絶対に。

暴走する高齢者 その２

　しかし石神井川べりのベンチや公園にブルーシートを引いてそこで酒盛りをしている10人弱の集団を見かけた。一つや二つではない。そんな集団をここかしこに見かけた。しかもみんな高齢者である。
　とりあえず屋外なので換気はよいが密接状態で近い距離での会話である。避けるべき3項目のうち２つはクリアされていない。しかも「いい大人」である。
　なぜ先週上野公園での宴席が制限されたのか知らないわけなかろう。もし「知らない」というのであれば、若者ならまだしも、もう常識が当たり前の世代である。情けないとか恥ずかしいとかを通り越してこれはもう犯罪に近い。
　自分がコロナに罹患するのは自己責任なので好きにしたらよい。しかし今回は自己責任の範疇ではないのである。この無謀な高齢者が罹患したらその後の濃厚接触者に感染を広げる大元になるからである。世の中、世界で何が起こっているのか知っているだろう。知っていて都知事の要請を守らないのは反社会的行為である。
　こんな高齢者は労わってあげよう、大切にしてあげよう・・・なんて全然思わない。コロナに罹患しても病院に来てほしくない。

暴走する高齢者 その１

　暴走するのは若者かと思っていたらそうではなかった。若者なら「えっ？　あー知りませんでした」である程度はしょうがないですむ。しかしいい大人がこれでは情けないというか非常識と言うか・・。
　今、外出自粛が都知事から発令された。みな協力するのが当たり前だし、それが民主主義の根幹をなす協力体制である。
　一昨日、石神井川べりにジョギングに行った。ジョギングはもちろん屋外なので換気状態はよい。そして人と話すこともない。人と密接な距離をとることもない。この3項目を遵守しているので問題にならない。ところで石神井川べりは今桜が見ごろである。これは夫婦、家族など最低2人くらいでの散策がてらの観桜は一向にかまわない。しかしである・・・。

東京外出自粛令

　一昨日の夜、都知事から外出自粛令がでた。「不要不急の外出を控えるように」という表現であるが、これの意味がなんだか分かり辛いと言われている。日本国は「中途半端な民主主義」のため、それぞれがきちんとした意識を持たないまま無責任に個人の自由ばかりを主張する。民度が高ければ今の世界的な流れをみれば重大なことがおこっていると察することはできるはずである。「絶対だめですよ。禁止します」と言われなくとも、そしてこの婉曲な表現だけでも真意は「絶対ダメ」って言ってるのだと判断しなければならない。
　これでまたぞろ「外出の基準が示されていない」「わかりにくい」と言いだす気持ちもわからないではないが、「今は何してもダメ」という理解をしなくてはいけないと思うのだが。
　たぶんもっと言い方をきつく直接的にすると「その厳しくする根拠は？」とか「そのきつい言い方は市民の不安ばかりをあおる」とか言ってくるに違いない。あー言えばこー言う・・・。諸外国、特に近隣アジア諸国と比べ日本人は民度が高いと思っていたが、いや、かなり低いと思う。

「払い戻しできないので来た。感染は自己責任」Ｋ―１強行開催にファンの声 その３

　蒲郡で感染者がスナックに行って従業員に感染させた。この感染者は非難を浴びつつ10日後に亡くなった。今回はこのK-1大会でもし観客に一人でも感染者がいたなら6000人への感染可能性がある。この蒲郡の比ではない。
　他の団体も払い戻ししないところはいくらでもある。そのかわりにネット配信したり、次回の大会の時に特典を付けたりして、ありとあらゆる工夫をしている。最低限無観客にしなかった理由はわからない。経済的問題で強硬開催するのであれば、少なくとも観客全員にマスク、ゴーグル、手袋、予防着を配布すべきであるし一切の声援は禁止するまでしないと「できる限りに事をした」とは言えない。
　今更、反省もしないとは思うがこの団体の反社会的とも思える行為には驚いたのである。
　それにしても蒲郡での感染者にはSNSから非難を浴びたが、今回の強硬開催があまりSNSで非難されないほうがおかしいと思う。こちらのほうが感染の爆発的危険度は高いと思うのだが。

「払い戻しできないので来た。感染は自己責任」Ｋ―１強行開催にファンの声 その２

　感染防御について「できる限りのことはやった」のだから開催が許されるものではない（実際できる限りのことはしていない）。大集団に感染者がでたならそれがクラスターになり、そして感染者が全国に散らばることになる。
　もし感染者が万が一でなくても許される行為ではない。世の中あげて各プロスポーツ団体が無観客試合などして自粛しているのである。せっかく発症者の感染指数が下がりつつあるところ、大会開催されたら世の中全員が苦労して自粛協力していることが水の泡になる。自己責任の問題ではない。どれだけ多くの人達の努力を無駄にしたかを理解する必要がある。
　もし感染者が一人でも出たならこの会社は責任を取って解散してもらうしかないだろう。
　この現状での強引な大会開催は会社の成り立ち自体胡散臭い団体だと思えてしまう。

「払い戻しできないので来た。感染は自己責任」Ｋ―１強行開催にファンの声その１

　3/23(月) 8:00配信 スポーツ報知
　新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、国や埼玉県が開催自粛を求めていた格闘技イベント「Ｋ―１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ　２０２０　ＪＡＰＡＮ～Ｋ’ＦＥＳＴＡ．３～」が２２日、さいたまスーパーアリーナ（さいたま市）で予定通り行われた。この日午前１１時に開場し、午後９時まで約６５００人が来場した。政府の方針に従い、多くのイベントが通常通りの開催を見合わせる中、主催者側は万全の感染対策を行ったとしているが、波紋を呼びそうだ。
　「Ｋ―１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ」が２２日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで“強行開催”されたことに、観客や会場周辺の商業施設、地元住人からさまざまな声が出た。
会場に足を運んだ観戦客の大半は、運営側のマスク配布や着用、アルコール除菌を徹底する対策に「できる限りのことはやっていた」と口をそろえる。ただ、観戦に来た４０代の会社員男性からは「払い戻しできないと聞き、チケットを無駄にしたくないので来た。こういう状況なので、感染は自己責任。とはいえ、高校野球も自粛しているのに開催はちょっと…」と開催に対する疑問の声も聞かれた。

「ウイルスばらまく」感染判明後に飲食店訪れた50代男性が死亡 持病あり18日入院先の病院で その３

　その後の報道で、この男の持病というのが肝がんと言うことがわかった。スナックのマスターの言であるが「酔うとお腹の数回にわたる手術痕を良く見せた」という。つまり何回か肝臓がんの手術をしているらしい。残存肝機能も低下し免疫状態も低下していたかもしれない。しかしそれにしてもTVであんなに元気にスナックで酒を飲み歌をうたっていた10日後くらいには死亡していたとは、やはり新型コロナウイルスはすごいのだと思う。
　一部報道で、若い人、元気な人、合併症のない人は軽症でおわる、時に不顕性感染のまま終わるのでそんなに心配ないとの論調もあるが、いやいやそうでもないと思う。だって武漢で罹患した若い医師だって亡くなっている。まだまだ訳が分からないので怖い病気と思っていたほうがよい。

「ウイルスばらまく」感染判明後に飲食店訪れた50代男性が死亡 持病あり18日入院先の病院で その２

　全国から非難の声を浴びた非常識男であったが入院先で急死した。
　「持病がある」とのことであるが、コロナウイルスとは関係なくその持病の致命的な悪化で亡くなったのか、あるいはその持病がコロナウイルスの急激な悪化の原因になったのか医療従事者の自分としては知りたいところである。ここの情報は個人情報ではあるが、広く全国の医療従事者の今後の治療方針などに益することである。この情報にて今後コロナウイルス感染を重篤化させない手立てのヒントになるかもしれないのでぜひとも公表してほしい。
　さんざん批判されたこの男性の死は「罰が当たった」とかネットで言われているが、この死こそ無駄にしてはいけない。病理解剖などに遺体を供してほしい。

「ウイルスばらまく」感染判明後に飲食店訪れた50代男性が死亡 持病あり18日入院先の病院で その１

　3/18(水) 14:56配信 東海テレビ
　新型コロナウイルスに感染し「ウイルスをばらまく」などといって、飲食店を訪れた愛知県蒲郡市の男性が18日午後、入院先の病院で死亡した。
　愛知県蒲郡市の50代の男性は、3月4日新型コロナウイルスに感染したことを知りながら、「ウイルスをばらまく」と家族に言って、市内のフィリピンパブを訪れ、警察が駆け付ける騒ぎになっていた。捜査関係者などによると、男性はその後県内の病院で入院していたが、意識不明の重体となり、18日午後1時ごろに死亡が確認された。男性には持病があったということである。
　フィリピンパブでは、男性を接客した店員とは別の女性店員の感染が確認され、店は現在も営業を取りやめている。この問題を巡っては、店のオーナーが警察に被害届を提出し、警察は業務妨害の疑いで捜査を進めていた。

いざと言う時あまり役立たないもの その１０

「新患からの電話にもかかわらず「あーあー〇〇さんですね・・・」と、さもよく知っているフリで対応してしまう自分の記憶力」

（あてにならない自分の記憶力・・・というか、取り繕い会話）

役に立たないもの その９

「いつも先生のクリニックだけが頼りなんですよ」と懇願する患者の財布の中にある、うちのものではない他院の診察カード
（あるある）

いざと言う時あまり役立たないもの その８

「顎ヒゲが長い人のつけたN-95マスク」

（マスクが密着しないと隙間から飛沫核が入り込む。空気感染には無効）

「コロナ予防」商品に注意 販売急増、根拠不明と消費者庁 その２

　この前、薬局系スーパーに行ったら、またぞろ空間除菌薬が売り切れであった。関係省庁は削除を依頼しているが強制力はないし、とりあえず販売を違法とする根拠法令もないようである。薬剤ではないので薬事法でも取り締まれないようである。
　以前も空間除菌薬は限定的な実験的空間でのデータで効くと出しているが、普段日常生活での使用では効能データがないので疑わしいと省庁から指導を受けている。
　どだい「空間除菌」などという医学用語があるのか？　またあったとしてそのような効能が成立するのか疑問である。
　外でこんなアイテムを首からぶら下げても風が吹けば除菌薬はどこかに飛んで行ってしまう。室内でも除菌薬の有効濃度に達するまでにはよほど狭い空間でなければ無理。また除菌可能濃度になるくらい高濃度であれば人体への影響はどうなの？と言う感じであるが。でも売れている。これがOKなら自分もなにか除菌アイテムつくろうかな？

「コロナ予防」商品に注意 販売急増、根拠不明と消費者庁 その１

3/10(火) 11:49配信 KYODO
　消費者庁は10日、新型コロナウイルス感染症の予防効果をうたう健康食品などがインターネット上で増え、大半の商品は表示の根拠が乏しいとして、注意を呼び掛けた。タンポポ茶や、身に着けるだけでウイルスを除去するとうたった「空間除菌剤」など。同庁は販売業者に表示の改善を、サイトの運営企業に出品削除などの対応を、それぞれ要請している。
　ウイルスは特性が明らかになっていない点が多く、民間による試験も現状不可能なため、予防効果を表示できる客観性や合理性を欠いているとみられる。景品表示法違反や、健康増進法違反の恐れがある。