スカイマーク航空が6月上旬に乗客に向けて注意文書をだした。内容は「機内での苦情は受け付けない。もし苦情があれば後日、会社に連絡するか生活消費センターに相談するように」とのことであった。確かに昔、機内である乗客が客室乗務員になにやらいちゃもんをつけて離陸時刻が遅れるという事態に自分も遭遇したことがある。したがってこの注意文書の機内で苦情を受けつけないという内容には賛同する。ここのところ価格競争が激化しているが、安全面での管理を最優先してくれれば、その他の過剰なサービスもどんどん省いてもらって結構である。国内線ならせいぜい2~3時間であるその間のサービスなど私は必要としない。少しくらい窮屈な思いをしても時間通りに安全に離陸してくれたほうがよっぽどよい。飛行機の乗客の不思議は、地上や新幹線などでは絶対にいちゃもんつけないであろう些細な事柄に固執して客室乗務員にクレームをつけているように思えることなのである。