いかりじいじのブログ

「親ガチャ」という言葉で思ったこと

 「親ガチャ」という言葉があります。意味は、子供の立場から「親は選べない」、「どういう境遇に生まれるかは全くの運任せ」ということを述べるための表現といわれています。「ガチャ」は、コインを投入してレバーを回して商品を購入するいわゆるガチャ、あるいは、ソーシャルゲームにありがちなキャラクターの入手方法になぞらえた言い方のようです。「子ガチャ」という言い方もあるらしいのですが、こちらの方がソーシャルゲームの「ガチャ」に近いとも言われています。
 私が初めてこの言葉を見たときに、また、左翼が国民を分断するために言葉を流行らせようとしているのではないかと思いました。過去に、「上級国民」だとか、「勝ち組、負け組」、「分断」、「格差(格差社会)」など、いろいろ流行らせようとしていましたからね。使っている人を見れば一目瞭然です。自分達で国民を分断する言葉を作っておいて、左翼の支持者がリツイートしたりして、トレンドに乗せたりするのです。
 また、「現代用語の基礎知識」とかいう本に収録された用語の中から流行した言葉をノミネート語として選考し、選考委員会による選考を経て、12月初旬に流行語のトップ10と年間大賞語を表彰しています。この「流行語大賞」というイベントがその見本であると思います。選考委員は左翼ばかりですからね。2020年の流行語には、「アベノマスク」とか、「愛の不時着」とか、何なのそれはというものも入っていました。過去には、「ご飯論法」とか、左翼の間でしか流行っていない言葉も入っていました。ということで、話しが長くなりましたが、そのような裏がある場合が多いので、気をつけてくださいということです。
 今回、話したかったことは、親子関係に正解などないのですから、「親ガチャ」という言葉に何を無礼なと反応する方もいるでしょうし、当たり前じゃないかという反応もあるでしょうから、気にしないことだと言いたかったのです。
 私が危険だと思うことは、こうあるべきだと強く思うことです。自分の理想はあってもいいのですが、それでないといけない、そして相手に対してもこうあるべきだと求めることです。自分の意見は言って、理解されるかどうかは相手次第ではないかということです。ですから、相手に理解を得られるように自分なりに考えておく必要もあります。
 昨日も娘の婿と酒を飲みながら、孫娘が反抗期で妹にいらついているという話を聞きました。 そこで、私は、自分の経験から、誰でも少しは経験するのではないだろうか、実際、妻も姉にいじめられたと言っていた。私も弟にそうであったことを話しました。上の子供は、自分は親から厳しくしつけられたのに下の子供は甘やかされていると思っていたのではないだろうかとも言いました。仕方ないですよね。下の方が上が叱られるのを見ていて学習していますし、要領がいい子が多いのですから。
 そして、「親ガチャ」の話になり、親子は仲良く、愛し合うべきだとか決めつけない方がいいし、いろいろな関係性があるとも言っておきました。さらには、私の経験では、子供が嫌いな人もいるから、自分が子供が嫌いでも悩むことはないし、表向きには、親子の振りをしていればいいよとも言ったのです。いろいろな人がいますからね。私は、同級生から、自分は子供は嫌いだし、親馬鹿みたいなおまえはどうかしていると言われたことがありましたが、自分の子供が生まれたらむちゃくちゃ親馬鹿になった同級生もいましたからね。
 いじめがなくならないように、兄弟姉妹、兄妹など、いろいろな関係性において、上の子供が下の子を疎ましく思うことはなくならないでしょう。そして、親も選べないけど、子供も選べないのですよね。何が幸せかは、自分の心が決めるのですよ。そして、相手がいることなので、自分だけでどうしようもないことだけは確かです。だって、相手の心を変えることはほとんどできないのではないでしょうか。自分自身が気がつかない限り。








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