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いかりじいじのブログ

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ファクトチェックに関心を

2022-09-30 08:38:26 | 日記
 昨日のニュースでは、「日本ファクトチェックセンター」という機関が設立され、インターネット上の虚偽情報・誤情報の流通防止やリテラシーの向上、人材育成なそ、総合的な偽情報・誤情報対策を行う機関だそうです。どこの機関かよくわかりません。
 京都大学の教授が代表としてコメントしていたので、少し、不審感を持ってみていました。できれば、新聞、テレビなどの報道機関のチェックをお願いしたいと思っていましたが、厳正なチェックをしている報道機関は対象外だそうです。そして、朝日新聞の者がかかわっているようですから、おそらく、インターネットのネトウヨ(反日左翼が良識ある日本人をそう呼んでいる言葉。一番左から眺めると、中央でも右に見える現象です。)と呼ばれている人たちの指摘していこうとしているのでしょう。資金提供がヤフーとか、グーグルですからね。憲法違反にならないかチェックしましょうよ。
 そして、報道に関して、ファクトチェックについて書きたいと思いました。
 例えば、物価高とか円安での株安だとか、とかく報道は日本人の危機感を煽っていますよね。物価高といっても欧米と比較すると、日本はよく対応していると思いますよ。ドイツと比較してみてください。原発を辞めたために大変なことになっているでしょう。皆さんも情報を集め、比較して欲しいと思います。本来なら、報道が、欧米と比較しながら、日本の対応を適切に国民に知らせるべきなのです。
 私が関心を持つべき数字は、失業率と自殺者数です。現在、氷河期時代の人たちに優遇する政策をしていますが、日本は失業率が7月時点で2%台ですよ。報道が今朝もやっていましたが、良いと言っているアメリカは3%台です。2%とかは、失業はほとんどないと言っていいでしょう。全員就職できていますよ。いわゆるマッチングと呼ばれるように、自分のやりたい仕事を選ぼうとするからですよね。
 このように、安倍元総理の業績についても、報道が正確に報道していれば、日本人も幸せな気持ちでいられたでしょうに。イギリスのBBC(イギリスの放送協会)がYouTubeでニュース配信しているのを見ましたが、安倍元総理の国葬に60%の国民が反対との数字だったが、献花に来た人を見ると、信じられないという内容でした。献花に来ている人の姿をイギリスと比較すると、BBCの記者は驚いたのでしょう。イギリスがお祭りのような感じですから。
 わかりますよね。日本の報道が正確な報道を目指そうとはしていないということです。もの言わない国民の声を聞くのではなく、いろいろな人に質問して、世論という名前で国葬反対工作をしているのですよ。
 日本の報道については、見ているとよくわかりますよ。タイムというTBSでもラインで主なニュースをTBS側が選定した上で、ランク付けをしているものですしね。コメントを引用する際には、反日左翼的なコメントしか選定していません。チェックしてみてください。
 どういう特徴があるかを知るためには、私が示した判断基準が役に立ちます。日本のためになるのかという基準です。そうすると、日本人を嫌な気持ちにさせることを目的としているのではないかと思われる内容が多すぎるのに気がつくでしょう。誰が後ろにいるかを想像してしまいます。
 昨日のテレビ朝日の朝のニュースで反日左翼新聞のスポニチの記事を引用していました。日本岡大を示していたのですが、円安、物価高、など日本の将来を不安にさせるための5項目くらいを拾い集めて、不安を煽っていました。
 ファクトチェックと書きましたが、事実であっても、そう影響が大きくないことを大きく取り上げたり、一部の人には大変でも、ほとんどの人にはあまり影響がないことをことさら大きく取り上げるのですよね。何か、ブラックピンクとかいう韓国人女性グループがビルボートチャート1位になったニュースのように感じました。BTSと同じ手口かとも感じましたが。
 さらには、テレビなどでは、グラフの偽造と言っていいものも散見されます。つまり、自分たちの言いたいことのグラフの幅を大きく見せるような作為をしたりするのです。
 そして、極めつけは、私が書いたように、インタビューする人を俳優の卵や大学生、知人の反日左翼などに依頼して、やらせのインタビュー場面を作るのですよね。(私は、証拠は持っていません。インターネットの指摘記事によるものですので、それをチェックしていただきたいと思います。合理的に考えるとそうだろうと思いますから。)
 そうした目で見てみると、面白いほど、報道の愚かさがわかります。皆さんも周りには私のように、精神的に強い人ばかりではないでしょう。コロナの感染が広がり始めた頃の報道では、私の知人の娘さんが精神的にやられたことを書いたでしょう。
 まともに受け止めたら精神的にまいってしまいますよ。そして、いつものように、周囲の人たちに広めていただきたいと思います。特に、若い人たちには期待しています。




 









太田光氏が反日左翼のターゲットに

2022-09-29 09:50:34 | 日記
 旧統一教会の件では、反日左翼たちが政府や自民党に対する攻撃材料としてキャンペーンをしています。その中で、そうした反日左翼たちの主張に対し、疑問を抱いたようにとられる発言をすると、攻撃対象となるのです。
 まるで、萩生田政調会長や生稲議員、今は、細田議長など、安倍元総理と親しい人たちが攻撃を受けているようです。どんな小さなことでも疑惑につながるかのような書き方で、そうした人たちを貶めるためだけにやっていることと同じだと思いました。
 反日左翼認定の中日スポーツ9月26日付けの「紀藤正樹弁護士「統一教会の主張そのもの」太田光の雑誌のコメントに「MC芸能人としての発言が無責任すぎる」」という記事です。太田光氏は無責任に発言しているわけでもないでしょうに、責任ある発言ではないと勝手に決めています。太田市氏は責任を持って発言しているでしょう。自分たち新聞の方がよほど責任のない記事を書いているのにと思いました。
 この記事の趣旨は、太田氏(記事では、太田と呼び捨てですからね。報道はよくやります。自分より下という気持ちがあると、呼び捨てなのですよ。)
が、月刊誌のコラムで旧統一教会に関した記事が旧統一教会の主張だとして、北朝鮮と関係が深いと思われる有田芳生氏のツイッターを貴党弁護士がリツイートしたというものです。(記事は、日本人が書いたのだろうかと思うほどわかりにくくて、理解するのに1分30秒くらいかかりました。)
 太田氏は、「人の心をどうやって無理矢理動かせるかっていうのは本当に難しい問題だと思う。」、「今でも(信者を取り戻そうとした家族らが)拉致して閉じ込めたりなんかして、いろいろな問題が起きてきて、長い時間かけて、まだ答えが見つかっていない。簡単な物ではない。」といった内容だったようです。この家族が拉致という内容が反日左翼たちの逆鱗に触れたようです。
 反日左翼たちは、自分たちの主張に沿ってないと思い込むと、その人がどうのような趣旨で発言したのかとか、まったく想像しないで勝手に批判するのですよね。
 私は、太田氏は、立川談志のように逆張りと呼ばれる反対のことを発言することで自分のポジションを確保した芸人だと思っています。嫌いな人物です。しかし、この件では、別に逆張りでも何でもなく、信者の家族になったら、どのように対応すればいいか苦慮するだろうということが言いたいのですよね。
 信者を引き戻そうとする家族が犯罪行為を行うということを広めたいわけではないでしょう。放っておけと言いたいですよ。自分の好きにしているわけですから、結果を受け入れなければいけません。
 恋愛と同じですよ。父親として、相手の男が自分の気に入らないからと反対しても、反対すればするほど娘は燃えるのですよ。ですから、私は、娘たちに対し、自分の気に入らない相手だったら、家族付き合いしないと宣言していました。(民法では、親子の縁を切るということはできないのですよね。そういう法律を作って欲しいです。特に、子どもから親と縁を切ることはできないでしょう。親が攻めてきますからね。私も苦悩しましたよ。逆は、実質的に可能ですよ。親は大学の学費を子どもに請求できますが、子どもは何もできませんからね。親としては、一番肝心なのは、金銭、物品ともに援助なんかしないことです。金の切れ目が縁の切れ目でしょうから。)
 話が脱線しましたが、太田氏は、この誤解(いや、曲解か。)をされたままで、反日左翼たちのターゲットになり、小さなことでも大きく悪口を書かれることになるのです。
 そう思っていたら、反日左翼たちの仲間と思われる雑誌か何かかが、同じ内容を広めようとして、同じ内容の記事を書いていました。
 太田氏の今後について、よく見ておいて欲しいと思います。(過去にも、他の人で同じようなことがあったような記憶がありますが、思い出しません。)
 もう一つ付け加えると、紀藤弁護士と有田芳生(ありたよしふ)氏は同類ということですよ。有田氏がテレビに出ている意味がよくわかりません。北朝鮮の宣伝マンなのに。「芳生」という名前は、確か、ロシアの革命家である引きこもりスターリンの名前から取っていると聞いていますよ。ヨシフ・スターリンですよね。ふざけているでしょう。昨日書いた後藤コメンテーターも悪質商法協力者でしょう。テレビの発言には、それこそ逆張り意識で見た方がいいですよ。
 皆さんには、「日本のためになるのか。」という判断基準で、物事を見ていただきたいと思います。共産党員が学校の役員をしているからといって投票しないようにしてくださいよ。
 



















国論を二分した国葬という虚構

2022-09-28 15:18:58 | 日記
 昨日は、日本にとって最悪の日でしたね。報道たちの内容に本当に怒りがこみ上げてきました。
 NHKなどは、国葬反対が一部の左翼だけでなく、一般的な人たちにも広がったという筋書きで、私が興味をもっていた東京大学の鳥海教授まで出して、月日の経過とともに賛成が減少して反対になったと伝えていました。
 モリ・カケ・サクラと同じ論調なのですよ。本質は何かということをみないで、悪い団体といかにも関係があるかのような内容にするのです。韓国なら間違いなく有罪でしょう。
 それより、皆さんに聞きたいのは、見出しの「国論を二分した国葬」という言葉をすべての報道が使用していることに違和感を感じませんか。「国論を二分した国葬」という言葉は、反日左翼たちが、全国の報道関係者を総動員して作り上げた虚構ですよ。
 福島放送のように嘘くさいアンケートで世論調査などといって、少しの人数で反対派が多いとか報道するのですよ。高齢者はテレビに影響されやすいし、若い人たちもそうなのかと思いますよね。
 国の見解などどこも報道しませんからね。今後の国会で答弁するでしょうが、野党などは、最初から聞く耳を持たないで、国葬が悪いのだという論理ですから、報道のよく使用する熟議などになるはずがないのです。ですから、反対派が多くなりますよね。
 これを見ると、卒業式の時に国歌斉唱する際に起立しない反日左翼を思い出しますよ。国葬は卒業式と同じですよ。政府が世界の国と付き合う上で必要性を感じて開催を決めたのでしょう。岸田総理だってやりたくなかったのではないとも思っています。しかし、国益を考えるとやらざるを得ないのでしょう。安倍元総理の存在が大きいですから。
 橋本弁護士や一般の人でも、弔問外交などは形式的なものだから成果は多くないとか、主要な人は来ないとか、訳のわからないことを言っています。政府の立場であれば、必要不可欠な行事なのですよ。政府しか必要性はわからないでしょう。
 そして、国民へのインタビューなどで、税金を使うなとか、他にやることがあるとか、答えさせています。答えた人は恥ずかしくないのでしょうか。おそらく役者の卵かなんかなのでしょう。
 日本人が視野が狭くなる理由は、報道がきちんと役割を果たしていないからです。安倍元総理の実績は、すごいと思いますよ。すべての政策を評価しているわけではありませんが、すくなくとも、歴代総理ではダントツでしょう。
 インド太平洋地域の安全保障確率の提案は、歴史に残る政策です。皆さんは、インドと中国の国境がどうなっているか知らないでしょう。兵士同士がもめて、死者が出ていますし、中国は、多くの村を建設し、領土を主張しようとしているのですよ。
 オーストラリアでは、中国が国会議員や政府要人に働きかけ、国会を中国の意図のように動かそうとして、ばれたのですよ。今の首相が出てきて、立て直しを図ったのですよ。
 アフリカなど、発展途上国に対しては、借金漬けにして、中国に従わせるなど、ひどいやり方なのですよ。国葬を通じて、意思を買う人死会わないといけないでしょう。韓国は裏切りますから、ハリス副大統領が釘を刺しに行ったでしょう。そうした連携が必要なのですよ。知ったような口で話す橋本弁護士が不快でした。本当に行政に携わっていたのかと思いました。
 このように、それぞれの首相とは、顔を合わせて、確認することがすごく重要なことくらいだ誰でもわかるでしょう。
 政府というのは、国の機関で各省庁ですよ。それに地方自治体が関連して存在しているでしょう。各地方自治体が半旗を揚げて、国のリーダーで功績のあった人に感謝するのは当然でしょう。自民党の安倍議員ではないのですよ。
 後藤という嘘くさい、朝日新聞にいたとおもいますが、コメンテーターがいますよね。悪質商法にも関わっていたのに平気でテレビ出でています。安倍元総理の遺骨を自衛隊が並んで見送った時だったと思いますが、安全保障に思い入れがあったからそうしたのであろう、弟も防衛大臣だったとかコメントしていました。そんな知識しかないのですよね。総理大臣は自衛隊の最高指揮官でしょうに。報道のレベルがわかるでしょう。
 安倍元総理が、モリ・カケ・サクラの疑惑で、国益を損ねたことがあるのでしょうか。広い視野で見ましょうよ。サクラでは、秘書は検挙されましたが、出席すると言っていて結成期した人の代金を負担したからといって非難されるような、国民に対する背信行為なのでしょうか。立憲民主党も同じようなことをやっていて、時効でしたよ。
 日本人のなかには、反対の意思を持っている人がいることは否定しませんよ。それを行事を妨害する行為に出ることはどうなのでしょうか。開催辻津にデモをさせることが自由なのでしょうか。警察も大概にして欲しいですよ。しかも外国の、報道までも巻き込む形で、日本をおとしめるとは。
 やはり、国葬の反対者は、日本人ではないことがわかるでしょう。それは、安倍元総理も人ですから、いい評判も悪い評判もあるでしょう。それを越えて、総理大臣という激務を長年にわたってこなしてきた方には、感謝しましょうよ。今、平和に暮らしているのは誰のおかげかと思います。感謝の気持ちのない人は滅びますよ。そう予言しておきます。(もとより、反日左翼たちは、家庭など破綻している人たちが多いと思いますが。考え方が幸せになれないのですよね。まあ、幸せは自分が決めることですから、勝手に幸せと思っていればいいですが。)
 皆さんには、このような、反日左翼たちにはならないでくださいよ。お願いします。
 そして、できれば、若い方には、NHKを国有化するとか、放送法を改正して、テレビに規制をかけるとか、新聞等の関係者たちにも事実関係をチェックできるように新たな法律により規制をかけるとかして欲しいと思います。







大出種が。



































周囲はカルトであふれている

2022-09-27 08:26:25 | 日記
 旧統一教会の件では、宗教はカルト(意味は、儀礼・祭礼という本来の意味から熱烈な支持に変わり、現在は、反社会的な集団や組織というイメージで語られている。)だと、過去に指摘した人がいたことを紹介しました。私が調べたカルトの意味をカッコの中に買いました。カルトとは、現在では、記載しているすべての要素を含んでいますよね。
 現在、カルト集団が、国葬反対のデモをしています。これも共産主義という宗教であり、カルトそのものです。そして、周囲をみてみると、カルト的なものが結構あるのですよね。
 例えば、健康管理に関するスポーツやサプリメントです。科学的に鶏の胸肉がいいとか、プロテインがいいとか宣伝していますよね。青汁とか、黒酢とか、セサミンとか、いろいろ通信販売しています。このような物のコマーシャルを見ると、詐欺のような気がするのは私だけなのでしょうか。
 なぜなら、テレビでは、サプリメントの宣伝に個人的感想ですと書いていますよ。つまり、個人的に効果は異なるのですよね。何でもそうだと思います。私は、人間の信じる力による治癒力を引き出そうというのだろうと思っています。その効果を信じる人の気持ちが亜借りません。
 健康食品だけでなく、電位製品や健康機器もそうですよね。ほとんど、詐欺すれすれですよね。今回、特別に値引きするとか、30分以内に電話で注文した人だけに値引きするとか、最初からその値段だったことが見え見えですよ。
 しかも、通信販売なども、出演者を見るとラサール石井(今日からは怒りがマックスだったので呼び捨てです。)とか出ていて、反日左翼とのつながりを感じるのですよ。そして、ほとんどのメーカーが、反日左翼と親和性のある外国人資本に思えるのですよ。時に、渡辺徹氏なども出てきますが、創価学会とのつながりも想像するのですよね。創価学会は韓国とつながりを感じることがあるのです。公明党の議員のポスターを在日企業の社長が掲げていたからですが。
 私も過去にいろいろなサプリや健康食品などを試してみましたが、効果は感じることができませんでした。結論としては、バランスのとれた食事をゆっくりよく噛んで食べて、適度な運動をすることですよ。そして、平素の生活では、歯磨き、手洗いうがいを欠かさないことです。
 これらのことは、いつも言われていることですが、できない人も多いのですよね。若い人は、自分で食事を作る人は少ないでしょう。しかし、今は、いろいろな健康に配意した食事が冷凍食品で出されていますから、自分で野菜や根菜類を摂取するように配意しながら、バランスを考えて、食事をすればいいと思います。
 また、適度な運動では、器具を購入しなくても、少し、歩く時間を取ればいいのですよ。周囲に関心を持って植物や建物の変化を楽しむと、お金はかかりませんよ。
 そうすれば、周囲のカルトに惑わされず、健康的に生活できますから。私も高齢者ですので、、健康でいることは自分のためですが、子どもたちに迷惑をかけないためでもあると思っています。子どもたちの負担になりたくないと強く思っているのですよ。それが、私のモチベーションでもあります。皆さんもカルトに惑わされずに、自分の生活を楽しんでください。 















歴史を正しく理解しよう

2022-09-26 13:01:50 | 日記
 相変わらず、国葬反対キャンペーンをしている報道。先日の報道特集は、反日左翼らしく、反対が多い国民の声を押しつぶして国葬を強行することは民主主義の危機だとか、自作自演していました。冒頭でそんな調子ですから、すぐにチャンネルは変えましたが。民主主義の危機とは、現在の反日左翼たちの報道や弁護士会や一部裁判官などを握られている現状の方が、よほど民主主義の危機なのに、日本国民は自覚していません。
 今日は、そういう意味で、、皆さんにも歴史というものをどのように見るのかということを提案したいのです。あくまで私の意見です。
 先日、BSNHKで西南戦争の特集をしていました。西南戦争は、西郷隆盛軍と明治政府軍が戦った戦争です。歴史的には、勝った官軍は、西郷隆盛を賊軍とし扱いました。それで、先のブログでも書きましたが、西郷隆盛は靖国神社には祀られていないのですよね。
 歴史家たちは、半藤や司馬とかいう作家がいましたように、反日左翼が多いので、こうした「勝った者の歴史」という言い方をして、長州や薩摩を悪者にするのですよね。日本の作家たちは、一面的ですから、人間としての主人公ではなく、ヒーローとして書くのですよね。
 確かに、学校でも主なストーリーだけで、一面的な見方の歴史しか教えていませんからね。清(現中国)と戦争して勝ったとか、ロシアと戦争して勝っただとか。
 日清戦争では、中国の交渉相手の李鴻章を山口県の警察が暗殺者が拳銃を隠していることを見逃して狙撃され、重傷を負わされるという事件を起こしています。それで、伊藤博文は、急遽、不満な条件での決着をしたのですよ。
 ロシアの戦争でも勝ったのですが、もう、ほとんど戦う力はなかったのですよ。ロシアの自滅もあったのです。それが、これもやはり、欧米列強に危険視されている自覚もなく、国民も戦勝気分で、自分が強いかの錯覚をしたのです。
 このように、歴史のうわべだけ見れば、日本は戦争に勝ってはいますが、完全な勝利ではないのです。それも、私たちは、大学の先生方が研究をして、事実が出てくるのですよ。それを国民は勝ったのに賠償金が少ないとか、騒ぐのですよ。それを煽ったのは新聞などの報道ですよ。
 西南戦争でも、官軍と賊軍というように区分していますが、日本を列強から救うためにどのような方策が一番いいかということを、双方が考えていたのでしょう。
 賊軍にしても、全国の新政府に不満を持っている者の代表という側面があったでしょう。そして、現場の指揮官と全体を俯瞰した戦略的な判断をすべき政府幹部の判断は異なるでしょう。そして、双方の兵士たちが死んでいった事実を見ると、私が、今、そのような覚悟があるのかと思います。
 この戦争の山場である田原坂(たばるざか)の戦いでは、警視庁の抜刀隊という士族出身の部隊が編成されます。この隊の投入で戦況は大きく変わるのです。薩摩軍の兵士は士族で白兵戦と呼ばれる一対一の戦闘が強かったからです。それに対抗するために抜刀隊が編成されたのです。
 しかし、山県有朋は反対でした。理由は、徴兵制を設置しようとする新政府の行動と矛盾し、後で後悔しないかという判断です。結局、受け入れるのですが。この抜刀隊には、薩摩出身の士族で差別を受けていた士族が入って戦ったようです。
 このように、日本人は自分の受けた被害や、仲間が受けた被害を忘れないのですよね。それが、今でも亡霊のように日本の行く先を不安にしているようにも思います。
 それは、長州も関ヶ原で負けましたし、明治維新では福島県の会津藩が負けました。それを引きずっているのではないのかと思うのです。この長州、現在で言えば、安倍元首相が反日左翼たちの敵の象徴のように扱い、反日左翼たちが煽ったのではないかと思うのです。
 明治維新は長州、薩摩だけがやったのではないのですよ。自分の都道府県の歴史を調べてみるとよくわかりますよ。本当に優秀な人たちが危機に際して、財産も投じながら、献身的に努力しているのですよ。
 明治政府のやり方については、賛否があるでしょう。しかし、日本の近代化を進めてことは間違いないことですし、欧米列強の植民地にもならなくてすんだという、当初の目的は果たしていますよ。
 私が言いたいのは、歴史は、後出しじゃんけんの裁判官の目で見るのではなく、本当に生きた人間が関わっているということを、冷静にみるべきということです。
 つまり、歴史小説のように、ヒーローを作り上げるために悪役を作るということをすべきでないのですよね。歴史に関わってきた人たちは、皆、思いは同じですよ。そして、日本人は英知を集めようとするでしょう。(反日左翼は別ですよ。)
 是非、歴史を勉強するときは、中心的な流れの周囲で活躍している人がいたのだということに思いをはせてほしいのです。
 日本人は、いいところもたくさんありますから、多くいいところをみつけ、それを引き継げるように、私も、努力していきたいと思います。