最高裁判所は、性同一障害の人が戸籍上の性別を変更するためには生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律の要件について、「意思に反して体を傷つけられない自由を制約しており、(中略)憲法に違反して無効だ」と判断したということです。
ただし、手術無しで性別の変更を認めるよう求めた当事者の申し立てには、変更後の性別に似た性器の外観を備えているという別の要件についての審理を尽くしていないとして、高等裁判所に審理をやり直すように命じたということです。
テレビなどのニュースでは、男性が性器はそのままで女性になれるという印象の内容でしたよ。まあ、先送りでしょうか。
最高裁判所は、男性が女性になるときに、性器を変更するように制約する必要があるかについて、
〇 子供との関係が問題になるのはまれだ。解決も可能だろう。
〇 特例法の施行から19年たち、1万人以上の性別変更が認められている。
〇 性同一障害の理解が広がり環境整備が行われている。(報道や反日左翼
が騒いでいるだけ。筆者コメント。)
〇 海外でも生殖機能がないことを性別変更の要件にしない国が増えてい
る。
などというのですよ。
憲法違反という判断は、裁判官15人全員の一致だそうです。おそろしいですよ。人の人権に基づく自由な行為を制限する根拠として「公共の福祉」というのがありますよね。大多数の人に対する危険などに照らすと、人の自由も制限を受けるというものです。それがどこかに吹き飛んでいるように感じるのは私だけなのでしょうか。国は、アメリカなどで発生している人々の困惑や混乱などの不都合な事実を証拠として提出などしなかったのでしょうね。
高等裁判所に差し戻したところで、上記〇の項目の最後の行にあるように、そういう理論を付けろと言っているようです。
話は飛躍しますが、大谷選手が購入しようとした邸宅を売却しようとしているようです。理由は、フジテレビと日本テレビが海外の事情も知らずにスクープのように、大谷選手の邸宅を映像で流したからなのですよね。
アメリカの特にカリフォルニアは治安が悪いですよね。過去のブログでも私が書いたでしょう。最近では、店に強盗が20人か30人かで押しかけているようですよ。自分で銃で守るしかない国なのですよね。そういう国のようになるよと言いたいです。
また、最高裁判所の裁判官達は、埼玉県の川口市の夜の街に連れて行ってやりたいと思いました。
そして、最後に、日本人は、偏差値の高い人まで視野の狭い人が多いと言うことだけは理解できました。