いかりじいじのブログ

テレ朝ワイドスクランブルでねつ造発覚

 テレビ朝日では、「ワイドスクランブル」という番組中、視聴者からの質問に答えるコーナーで、視聴者からの質問ではなく、プロデューサーが作成した想定質問で番組を作っていたそうです。そして、この件については、司会が謝罪して終わりにしてしまいました。
 10月21日付けスポニチアネックスの「テレ朝大下容子アナ 番組での不適切演出を謝罪 信頼裏切り「大変申し訳ない思いでいっぱいです」」という記事から引用します。ほかにも、東スポなど多くのネット報道では記事にしていますが、テレビなどはスルーなのでしょうか。テレビ朝日では、事実関係を報道機関にファックスで送付しているようですから、テレビでも取り上げてほしいですよね。
 記事によると、大下アナウンサーのコメントとして、「番組では、この時間に視聴者の皆さまからいただいた質問を紹介してまいりました。その質問内容を番組スタッフがあらかじめ用意し、視聴者の皆さまからの質問であるかのように放送していたケースがありました。」ということのようです。
 続いて、「チーフディレクターが放送準備のため、それまでに寄せられた意見・質問を踏まえて「想定質問案」を作ってたが、今年3月以降はその「質問案」を番組で使われていたということです。これまで放送した質問のうち、約2割が想定質問だった」ようです。
 そもそも、該当する質問のコーナーが、どのような仕組みなのかを明らかにしてほしいですよね。ツイッターやメール、ファックスなどで受け付けているのでしょうから、それをデータとして、どのようにチェックした上で、どのような形で残し、それを放送するためにどのようにして文章を変更(簡略化)したのか。最終的な質問に対する放送するかしないかの判断は誰がするのかなど、最初に放送の手順を考えて、決裁しているでしょう。ですから、誰の指示で、誰が了解したのかを明らかにすべきですし、他の報道機関はテレビ朝日に質問すべきですよ。
 このような番組では、事前に打ち合わせをするのは常識なのではないでしょうか。自分たちの考える意図に導くために、台本さえあると思われる番組もありますよ。若くて政治的なことは何も考えていないと思われるようなタレントがこんな質問しないだろうというような適切な質問をすることがありますからね。これは、テレビ朝日に限ったことではないでしょう。
 言い訳のように、趣旨が間違っていないとか言っています。嘘かどうかは国民が決めますよ。全部オープンにしてほしいと思います。そのようなことを言っておいて、どのような質問だったのかは答えなかったそうです。ちょっと、信じれませんよね。おそらく、政権批判的なもので、都合が悪かったのだと思います。だれか、録画したものを集約して、インターネットで流してほしいですよね。
 問題の本質は、総務省が適切に報道機関を監督できないことでしょう。報道の自由をはき違えていて、特権階級化していますからね。この事案は、実際の質問と放送した質問を突合したのかわかりません。泥棒犯人が私は盗んでいないと言っているだけと同じですから。詐欺ですよ。ねつ造といっていいものです。総務省は行政処分を考えるべきですよ。私が提唱しているように、公共放送のNHKは国営化して料金を無料にすること、民放は電波をオークション制にして利用料を適正に徴収するように求めたいと思います。総務省は仕事をしてほしいですよね。政治家もです。総選挙が終わったら、岸田総理は動きましょう。
 











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