いかりじいじのブログ

維新の会のメッキがはがれる

 維新の会を見ていると、学校の先生に媚びる出来損ないの優等生のような感じがします。現在、文書通信交通滞在費(交通費)という名称の100万円について、維新が問題提起したとか報道されています。国民に支持してもらおうとSNSで拡散しようとしたのでしょう。先生に向かって1点多く取ろうとした生徒のようでしょう。そしたら、大阪府の吉村知事もツイートしたのですが、自分にブーメランで返ってきました。吉村知事が衆議院議員の在職1日で100万円を受け取っていたのです。誰も問題にしていなかったのでしょう。それでも身内の松井大阪市長は永田町がおかしいとか発言していました。議員の特権もあってもいいではないですか。仕事をすればです。立憲民主党は仕事をしていませんからね。
 問題はそこではないと思います。問題は2点あって、1つには、「移し替え」問題です。珍しく、日刊ゲンダイデジタルがよい記事を出しています。おそらく、維新の会が衆議院選挙で議員の数を伸ばしたので、立憲民主党の支持者であり過激派である日刊ゲンダイデジタルの記事を書く責任者は、危機感を持って、非難したのでしょう。
 11月16日付けの記事「維新の"身を切る改革”どこへ?横行する交通費"移し替え”に専門家が違法性を指摘」です。この記事では、「日本維新の会」小野泰輔議員が初当選して、100万円を受領したことでおかしいと感じ、SNSで発信したところ、大阪府の吉村知事も「おかしいと」ツイートした。しかし、維新の会の馬場幹事長は、7月の交通費を自分が支部長を務める「日本維新の会大阪府第17選挙区支部」に72万4,543円を寄付していたそうです。いわゆる交通費の"移し替え”ですね。
 交通費は政党支部などの私的活動にに使ってはいけない費用だから、使途を公開しているから問題ないとしている維新の行為は本末転倒だと、大学教授が言っているそうです。
 2つ目の問題は、そもそも交通費なのに領収書もいらない第2の給料として使えているところでしょう。議員の歳費を大きく上げられないので、官僚に指示して、自由に使えるお金を作ったのではないかと思います。必要なら歳費を値上げすべきですよ。日本人は安く人を使おうとしますからね。能力のある人には相応のお金を出しましょうよ。私は、参議院を廃止して、衆議院議員を多くして、歳費も上げればいいと思います。仕事をすれば、自由に使えるお金を多くしないと、誰も仕事をしないでしょう。維新の会の身を切る改革など、仕事をせずに別の所からお金をもらいますと言っているように感じます。議員をしたら家をなくし、井戸と塀になったとかで、井戸塀議員とか呼んで、こういう人を褒めるのが報道です。自分たちは高給を取りながらです。
 つまり、給料の安い仕事しかしていない人の感覚で給料の高い人の仕事を評価するなど、愚かそのものですよ。日本人はこのような報道の誤った価値感に欺されて、ろくでもない議員に票を入れ、日本経済を停滞させているのですよ。
 国会議員は、評価される仕事とは何かを議員自身が考えて、国民にアピールすべきです。立憲民主党のように森友、加計事案など、事件として立件できない事案について、自民党の社会的評価を貶めるためだけに質問するような国会議員は不要ですよ。ただし、維新の会のように自民党内の二階派のような政党については、行動をよく監視しておく必要があると思います。
 











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