いかりじいじのブログ

幼児の置き忘れは人のミス

 11月12日、大坂岸和田市で乗用車から意識不明の女児(2歳)がみつかり、父親が保育所に送り忘れて、乗用車に乗せたままだったことから、熱中症で死亡していたことがありました。
 この件では、私の娘などは、幼児たちが当日出席するかどうかは確認しているので、もし、来ていなかった場合には保育所の方から確認をすることになっているということを聞いていました。
 ですから、当初、この件を聞いたときにはおかしいなと思っていましたが、やはり、保育所からの連絡を怠っていたのですね。
 先日は、岩手県ではスクールバスに取り残された児童がいました。これも運転手が私用があって急ぐあまり、確認を怠っていたということです。いや、そもそも、いつも確認していなかったのに、言い訳しているのではないかと思いました。
 福岡県や静岡県でも幼稚園の送迎バスへの置き去りにされた事件がありました。この件以来、国では、防止装置を付けることを義務化することにしたようです。
 人のミスを防ぐためには、防止装置を付けて、強制的に確認させるという考えもあるでしょうが、やはり、管理がシステム化され、2重のチェックができるようになっていないといけないと思いました。
 また、別にやらなければいけない業務が多すぎて忘れることや、慣れてしまって、そのことを実行したと思い込んでしまうこともあるでしょう。
 家の鍵を閉めたかどうか忘れる場合があるでしょう。信号機が青だったのか思い出せないこととか。それは脳の中の記憶と運動をつかさどる領域が異なるらしくて、運動しているのに慣れてくると記憶されない場合があって曖昧になるようです。
 何が言いたいかというと、このように人のミスは全国で多く発生しているということですから、自分も毎日同じ行動をすることで、運動の記憶がされなくなることを留意しましょうと言いたいのです。
 そして、人間はミスするのですよ。どんな人でもミスのない人などいませんよ。それを防ぐにはどうしたらいいのかということを、このような事例から学ぶべきだと思うのです。
 本来、それを提案するのが報道の役割ですが、すぐに、政府が悪い、経営者が悪いというようになるのですよね。そして、細かすぎて非効率にさせるのです。親も平素から関心を持って、指摘すべきところは指摘すべきなのですよ。
 福岡県の事件で国が調査したところ、送迎バスの中の確認をしていないところが3割もありましたよ。なぜなら、幼児が来れば出欠を取りますし、出席シールを貼らせるでしょう。そして、休んでいれば親に連絡すればいいのですから。
 2重3重の措置をとっているところもあるでしょうが、人ができる能力にも限界があるし、実行する方も能力に差がありますからね。そのあたりも踏まえて、システムを作らないといけないと思います。そして、最終的には、慣れをどのようにして防ぐのかということになると思います。
 皆さんも、いろいろな職業でしょうが、きっと、同じようなことが多くあるでしょう。失敗もしているでしょう。あまり、怒らないで、事前に検討して、どのようにしたら防げるのかを考えるべきですよ。














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