かつて居たバンドのライブ。

ひでろーの『凍てつくハドー』No.23
「かつて居たバンドのライブ」

　５日の土曜日とあるバンドのライブ。
　そのバンドとは、そのうち音楽物語でも書くことになるが昨年まで僕がボーカルとして在籍していたバンド　その後任のボーカルが決まっての初ライブということで観に行って来た。（注：写真は在籍時の自分の歌う姿）自分としては特にわだかまりもなく辞めたので今回のライブを見ることにはなんの抵抗もない。演奏陣の実力はかなり高いし曲も好きなのでとても楽しみだったのだ でも心のどこかではいろいろ気になっていたんだと思う。

　ライブが始まる。聴き慣れたオープニングの音が鳴り響く。 ボーカルは長身の女性だ。そして歌いだし……なんとそれまで自分が歌っていた歌詞、メロディが紡ぎだされて来る。その瞬間僕はちょっとした錯乱状態に陥った。 なんでそのままなの？完全に書き換えられているかと思った自分の作った歌詞が消滅することなくそのままで生かされているなんて感激 自分が生み出したものがこうして受け継がれて行ったのを目の当たりにすると寂しい反面とても感動が込み上げて来る。あきらかにそのステージ上に自分の魂は展開されているのだがそこには自分の本体はいない感覚。そんな貴重な体験をすることが出来た
　新ボーカルはとても存在感がある。もっとライブ慣れしてくればとってもいいパフォーマンスを見せてくれること間違いなし次のライブが楽しみです

　このバンドとは２年近くを共に過ごしいろいろ勉強させてもらった。なんだかんだと楽しい思い出が多く、辞めて一年近く…やっぱりどこかで未練はあったのかな。でも昨日やっと自分の中で区切りがついた ２年間ありがとうございました。これからはホントに純粋にファンとしてライブに行くことができる
舞い上がれ、OFFLIMIT

　ライブ後の飲み会にもちゃっかり参加して思い出談義に花を咲かせて来ました新ボーカルになったサオリさんはもうひとつコピーバンド（と言っていた）を組んでいて、都合が合えば上昇気流と対バン組めそうよ
新たなる音楽仲間にも感謝
　あと僕は今現在ももう一個バンド組んでいます。こちらはオリジナル曲です。そろそろライブができそうな状態に仕上がって来てるよー
もぉーっ楽しみっ

　上昇気流のライブがんばらないとね