☆上昇気流☆

ミスチルコピーバンド「上昇気流」のアコギ担当ひろみによる日記。
2008年4月20日横浜にてライブ決定!

音楽物語12

2005年11月05日 08時53分01秒 | From ひでろー
ひでろーの『凍てつくハドー』No.22



ひでろー音楽物語

第12回

 ウチの大学のあらゆる部活においては、一年生時の富士吉田が支社とすれば学年上がった東京は本社ということになる。2年生に上がりそれまでの生活習慣もがらりと変わってしまい支社においては活発に活動していた部員が本社に上がるとどどっといなくなるのがウチの大学の部活の特徴。富士吉田では何もやることないから暇つぶしだったのね。
 で、二年生になった頃の軽音楽部の本社であるが、非常に活動的ではない先輩方がもさーっと運営している感じ。慣習的に定期ライブをやるけど半年に一度くらいのペースだし一番目立つべき学園祭でもなんでかホットドッグを売るのがメインでライブは一日少ししか枠を取ってない。バンドブームが去ったいま、圧倒的にバンド数が足りない様子。
 うーむこれでいいのか軽音楽部?とか思いつつもはっぴぃずは練習を重ねた。富士吉田の頃よりも邦楽楽曲が増えさらにオリジナル曲2曲が追加。ひろーい講堂のステージにセットを組んで演奏するのだが、お客さんはまばら、、、というか300人くらい入るのに10数人。ガラガラじゃん。部員のみじゃないの?というくらい。はっぴぃずはそんな学内ライブを2、3回やって、学外では一回だけオリジナル曲のコンテストに出た。コンテストは散々。とくに自分の歌に関してこれでもかというくらいボロクソに言われてしまった。これをバネに本格的ボーカリストへの道が開いていったわけではない。そんなこんなで活動を重ねたがメンバー間の情熱が冷めたようで、はっぴぃずは3年生の半ば頃には自然解散していく。
 捨てる神あれば拾う神ありというわけで解散間近の自分に一個上の先輩から「バンドやろうぜ」って声をかけられた。ちょうどそちらのバンドもボーカルが抜けるらしく、また当時へたくそながらもステージで動きまくる自分のパフォーマンスが気に入った様子。二の次もなく加入を承諾。こうして軽音楽部に一つの伝説を作ることとなるバンドが結成される
 FACELESS PEOPLE の始まり
 そして僕の本格的バンド活動とも呼べる輝かしき日々が始まる。
とはいえほとんどコピー曲だったけど。