ひでろーの『凍てつくハドー』No.28
今日はQUEENのボーカリスト、Freddie Marcuryの命日。
1991年のこの日、偉大なる歌の神様は新しい世界へと旅立った。
当時の僕は浪人生。一浪推薦で進路も決まりバイトに遊びに悠々自適な毎日を過ごす日々を送っていた。彼の訃報を聞いたのはテレビのニュースだった。アナウンサーが語りだす言葉に笑顔が凍り付いた。心臓が高鳴り始めその鼓動が僕の世界を埋め尽くす。茫然自失。自然と涙があふれてきた。
バイトしたお金で初めて買った QUEEN の CD は「INNUENDO」。僕はFreddie生前最後のアルバムからQUEENの世界に入った。プレイヤーにCDを入れてじっくりと聴いたときの衝撃はいまでも忘れない。タイトル曲の壮大さから終わりまで飽きる事なく引き込まれる。ハイライトは最後の曲『The Show Must Go On』。曲が終わってもしばらくその衝撃にボーゼンとしたことを覚えている。
Freddie は時に激しく、時に優しく、そして甘く切なく歌い上げる。そして絶え間なく続く緊張感が僕の心を捉えて放さない。たちまち彼の歌声の虜になった僕はその日からQUEENのCDを集め始め、彼らの曲に乗せて歌う練習をするようになった。
彼の歌声と出会っていたのはそのもっとずっと前だったようだ。それはベストアルバムを聴いて判明。耳に残っているあの曲もこの曲も全部 QUEEN だった、Freddie の声だったという事を知った時にもうずっと昔から自分のそばにはQUEEN の音楽が溢れていたという事に気がづいた。
こうしてINNUENDOを聴いてから半年ほどの間にQUEENにどっぷりとつかる事となり、いつの日か生で彼らの演奏を聴いてみたいと思うようになった。その思いがついえたのが11月23日、彼の死の前日。Freddie 自身が病床から世界に向けて自分の状況を公式声明として発表したのだ。HIVに侵された彼は既にここ数年コンサートをする体力もなかったのだ。そしてこの時『INNUENDO』に秘められた彼の思いに気づく事となった。このアルバムの衝撃は一人の男の歌にかけ生きようとする情熱そのものだったのだ。そして『The Show Must Go On』。何があってもショーを続けなければならないと歌うこの曲はまさに病魔に襲われた彼の悲痛な叫びであり、願いであり、祈りだった。
そして、1991年11月24日。彼は逝ってしまった。
The Shoe Must Go On…そのままに彼は歌い続ける事を求め、
その死の直前まで歌う事を願っていたという。
あれから14年。
僕は成長し学生から社会人へ日々その姿を変えて行く。もうそんな年月が経ったのかと思うほどあっという間だったかもしれない。僕の環境は大きく変化して、それでも聴こえて来る彼の声は僕を励まし、在りし日の彼の姿が僕に語りかける。
歌の神様は The Show Must Go Onと歌い
いまも僕はその言葉に従う
自分が主役の人生だから演じ続けなければ
ハッピーエンドが見たいから努力し続けなければ
なにがあっても自分の道を歩き続けていく
彼の生き様、詩、歌、全てがこれからも世界に幸せを運ぶ事だろう
そして僕はこれからも自分が輝く場所を求めて生きて行きます。
Freddie …ありがとう。
僕はまだ歌い続けているよ。
今日はQUEENのボーカリスト、Freddie Marcuryの命日。
1991年のこの日、偉大なる歌の神様は新しい世界へと旅立った。
当時の僕は浪人生。一浪推薦で進路も決まりバイトに遊びに悠々自適な毎日を過ごす日々を送っていた。彼の訃報を聞いたのはテレビのニュースだった。アナウンサーが語りだす言葉に笑顔が凍り付いた。心臓が高鳴り始めその鼓動が僕の世界を埋め尽くす。茫然自失。自然と涙があふれてきた。
バイトしたお金で初めて買った QUEEN の CD は「INNUENDO」。僕はFreddie生前最後のアルバムからQUEENの世界に入った。プレイヤーにCDを入れてじっくりと聴いたときの衝撃はいまでも忘れない。タイトル曲の壮大さから終わりまで飽きる事なく引き込まれる。ハイライトは最後の曲『The Show Must Go On』。曲が終わってもしばらくその衝撃にボーゼンとしたことを覚えている。
Freddie は時に激しく、時に優しく、そして甘く切なく歌い上げる。そして絶え間なく続く緊張感が僕の心を捉えて放さない。たちまち彼の歌声の虜になった僕はその日からQUEENのCDを集め始め、彼らの曲に乗せて歌う練習をするようになった。
彼の歌声と出会っていたのはそのもっとずっと前だったようだ。それはベストアルバムを聴いて判明。耳に残っているあの曲もこの曲も全部 QUEEN だった、Freddie の声だったという事を知った時にもうずっと昔から自分のそばにはQUEEN の音楽が溢れていたという事に気がづいた。
こうしてINNUENDOを聴いてから半年ほどの間にQUEENにどっぷりとつかる事となり、いつの日か生で彼らの演奏を聴いてみたいと思うようになった。その思いがついえたのが11月23日、彼の死の前日。Freddie 自身が病床から世界に向けて自分の状況を公式声明として発表したのだ。HIVに侵された彼は既にここ数年コンサートをする体力もなかったのだ。そしてこの時『INNUENDO』に秘められた彼の思いに気づく事となった。このアルバムの衝撃は一人の男の歌にかけ生きようとする情熱そのものだったのだ。そして『The Show Must Go On』。何があってもショーを続けなければならないと歌うこの曲はまさに病魔に襲われた彼の悲痛な叫びであり、願いであり、祈りだった。
そして、1991年11月24日。彼は逝ってしまった。
The Shoe Must Go On…そのままに彼は歌い続ける事を求め、
その死の直前まで歌う事を願っていたという。
あれから14年。
僕は成長し学生から社会人へ日々その姿を変えて行く。もうそんな年月が経ったのかと思うほどあっという間だったかもしれない。僕の環境は大きく変化して、それでも聴こえて来る彼の声は僕を励まし、在りし日の彼の姿が僕に語りかける。
歌の神様は The Show Must Go Onと歌い
いまも僕はその言葉に従う
自分が主役の人生だから演じ続けなければ
ハッピーエンドが見たいから努力し続けなければ
なにがあっても自分の道を歩き続けていく
彼の生き様、詩、歌、全てがこれからも世界に幸せを運ぶ事だろう
そして僕はこれからも自分が輝く場所を求めて生きて行きます。
Freddie …ありがとう。
僕はまだ歌い続けているよ。