こちらは 濠洲産の お米。
近くのスパーに山積みされてゐましたが、またたく間に完賣。
なにしろ安い。 5kg詰め 1,398圓、税込みで 1,500圓です。
100年前、日本人入植者 高須賀 穣氏が開拓した CALROSE・M7 → BOGAN を 母系とした改良種 OPUS です。
CALROSEとは これも日系人が開發した、アーカンソウ米、カリフォルニヤ米の原種、カリフォルニヤ・ローズの事。
880%の 禁止的輸入関税では、とても この價格は出せまい。
ウルグアイ・ラウンドの名残、ミニマム・アクセス枠でせう。
私は、オージー・ビーフは買わない事にしてゐます。
理由は、日本の南極捕鯨を妨害する暴力團體を 濠洲政府が支援してゐる事への ささやかなる個人の抗議行動です。 でも タマネギと お米は 別枠です。
日本政府の農政には 消費者目線 零です。
ウルグアイ・ラウンド初年度、ミニマム・アクセス枠 40萬トンでスタートしましたが、日本人が外米を好む筈がないとの 農林省の予想に反し、またたくまに消化。 慌てた政府は、四年度目から 関税化に方針換え。
2008年度 無関税輸入枠は 77萬トンでしたが、同時に 禁止的輸入関税を課し、昨年度 確か880% でした。
今年度、無関税輸入枠が幾らなのか、輸入関税が幾らなのか、情報が乏しい。
消費者も もっと この問題に關心を示すべきです。