此度のウクライナ紛爭、眞相が さっぱり判らない。
ロシアもロシアで 殘忍殘虐な蘇聯軍の傳統を受け継ぎ、ウクライナは その属領であって、どちらも 海千山千 どっちもどっち。
メディヤ情報は西側一本槍で 眞僞の程 確かめる術もなし。
口下手(くちべた)・プウチンも 口舌(こうぜつ)の輩(やから)・ゼレンスキイ も そして、 耄碌・バイデンも なにか大きな掌(たなごころ)の上で踊らされてゐる様な氣がしてならない。
『太平記』流の表現を藉りるなら;
天下 將(まさ)ニ亂ルルノ時、妖霊星(ようれいほし)ト謂フ惡星下ッテ災ヲ成ス
爾(しかして) 妖孽(ようげつ)顕(あ)ラハルル時、天 即チ 法威ヲ振ッテ之ヲ攘(はら)フ
然らば 妖霊星とは何か ? 妖孽とは何か ?
ネットのアングラ情報では 之を『D S』即ち 「Deep State」だと稱(よ)んでゐる。
ネオコンだとか、ネオナチだとか、オリガルヒだとかが登場するが;
私は 猶太人(ユダヤじん)の大きな組織が裏で動いてゐる様な氣がして仕方ない。
それが「DS」と呼ばれるものであるか否かは判らない。
古い例を擧げてみよう;
日露戰爭の時、開國して間もない日本は、戰艦、巡洋艦等大型艦艇、重火器、兵器彈藥を國産出來づ その調達に 海軍は 主に英國・安土得龍(アアムストロング)社 毘社(ヴィツカアスしや)から、陸軍は 主に獨逸・克慮伯(クルツプ)社から、猶太人經營の商會を經由して調達してゐる。
それに要する資金は総て外債で賄ってゐるが、高橋是清の求めに應じて 外債購入を一手に引き受けてくれたのが、獨逸生まれの猶太人で紐育(ニユウヨオク)の銀行家シフ(Jacob Henry Schiff)であった。
シフは 後に 明治天皇から 勳一等旭日大綬章を授かるが、無一文から叩き上げの一銀行家シフに莫大な外債購入資金があるわけもなく、謎の猶太人組織の單なる窓口であったと考えられる。 開國から僅か 37 年目の極東の無名の小國に莫大な戰費を貸し付けるなぞ 何かの意圖なくしては考えられない。
一方では 有名なロスチャイルド家は戰費をロマノフ王朝家に貸し付けてゐる。
將に「マッチ・ポンプ」の關係である。
日本側は 外債に依る資金なくしては 開戰に踏み切れなかったのである。
支那事變の發火點となった 昭和12年7月7日の盧溝橋の一發は 今や コミンテルンの指令を受けた 劉少奇一味の仕業であることは周知の事實である。
兎も角、現地での日中双方の 必死の交渉努力で 一旦は停戰が成立するが、8月9日、大山勇夫海軍中尉射殺事件が發生して、戰火は一擧に上海に飛び火する。
それまで不擴大方針を堅持してゐた海軍は 一氣に方針を轉換して上海海軍特別陸戰隊を増強。 以後 8 年に及ぶ泥沼の日中戰爭へと擴大する。
大山勇夫海軍中尉射殺事件の眞犯人は 結局 不明であるが、 丁度その頃 後に近衞内閣の機密を逐一コミンテルンに報告してゐた リヒヤルト・ゾルゲ=尾崎秀實のコンビが魔都・上海を舞臺に暗躍中であり、停戰を望まないコミンテルンの仕業だと 考えれば 辻褄はあう。
上海海軍特別陸戰隊司令部 上海市虹口區東江灣路一號
それより前、7月29日に 北京東郊の通洲で 所謂「通洲事件」が起きてゐる。
今回 ブチャでの虐殺事件が發覺するや 藤岡信勝先生が 4/11 附けで
「ブチャ事件の眞相と通州事件」のタイトルで ご自分の FB に 以下のコメントをしてをられる;
《今、ウクライナでの虐殺が大きな話題となっていますが、ロシア軍の仕業とすればまさに85年前の蔣介石軍による通州事件に相當しますし、もしウクライナ側の「自作自演」だったとすれば、同じ年の12月に起こった南京事件と同型のできごととなります。
歴史は同じパタンを繰り返すようです。》
今回のブチャ事件、ウクライナ・ロシア双方の言い分は眞っ向から對立して 眞相は 文字通り藪の中であるが、通洲事件の殘虐・殘忍性は 今回の事件の比ではない。
にも拘わらず 通洲事件は歴史の闇の中に隠れて 今や 南京事件のみが 針小棒大に喧傳され 眞相として定説化されてしまってゐる。
侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀年館
南京市茶亭東街 1997年5月 撮影
これを語るには 紙數を要する。 私稿 『私説 南京事件 考證』
http://ijn2600.web.fc2.com/nanking.1.html を ご参照願いたい。
元々 極東國際軍事裁判A級法廷で松井石根(いわね)中支那派遣軍総司令官が また、南京軍事法廷では 第六師團長・谷 壽夫(としお)陸軍中將が全面否定してゐるにも拘わらず、 中華民國國民政府が 100,000 としてゐたものを 中共政府がいつの間にか 300,000 に水増しして それが定着したもの。
支那事變を概括すると、コミンテルンの策謀に踊らされた 蔣介石軍と帝國陸海軍が 共産主義者の謀略だとは露程にも氣付かず、無辜の市民を巻き込んで お互いの國力を 消耗し盡くしていった構圖が浮かび上がる。
今回の烏克蘭侵攻で 魯西亞軍將官多數が戰死してゐるが、狙撃手(sniper)によるものであらう。
狙撃兵が初めて實戰に投入されたのが この第二次上海事變であり、蔣介石の軍事顧問團長であった獨逸人のファルケンハウゼン陸軍歩兵中將(Ernst Alexander Alfred Herrman von Falkenhausen, General der Infanterie)の發案によるもので、以後 レニングラアド、スタアリングラアド攻防戰で蘇聯軍が全面採用して、「狙撃師團」(стрелковый)を正式編成に組み入れるようになってゐる。
今回は 烏克蘭にそのお株を奪われた譯である。
帝國陸海軍にとっては 織田信長狙撃の杉谷善住坊以來の事で、snipe(卑怯・卑劣)な行爲として輕蔑してゐたが、深刻な被害にあって爲す術なく困惑してゐる。
Ernst Alexander Alfred Herrman von Falkenhausen, General der Infanterie
現在では 陸上自衛隊でも 「狙撃手」 を正式採用するようになってゐる。
そういう時代であり、米軍の影響であらう。
それでは、大東亞戰爭勃發經緯を見てみよう。
蔣介石の巧妙な『大敵則退、小敵則戰』作戰に嵌まって苦戰する日本を苦しめたのは ABCD包囲網による經濟封鎖である。 しかも、援蔣ルウトによる公然たる 兵器彈藥の援助補給まで、今回の 烏克蘭紛爭と全く軌を一にする。
日米通商航海條約破棄通告、禁じ手と謂われた 航空燃料對日禁輸、そして最後は 最後通牒に等しい「ハル・ノオト」。
民主黨政權であったルウズベルトの周辺で これらの政策を畫策したのは 総て猶太人である。
大統領周辺の情報は 産經新聞取材班編 「ルーズベルト秘録」 の中で 日本を對米戰爭に決定的に追い込んだ 「禁じ手」 である「石油、航空燃料ならびに潤滑油の禁輸」 發動に蘇聯の魔手がはたらいてゐたと謂う最新情報を驅使して 詳しく檢證されてゐる。
この 猶太人組織と コミンテルンの關係が良く判らないのだが、コミンテルンが消滅した今 コミンテルンの實態は永遠に謎のベエルの中であらう。
慥かに カアル・マルクス や レフ・トロッキイは 孰れも猶太人であるが、コミンテルンが猶太人に支配されてゐたか否かは判らない。
巧言令色鮮仁
こうげんれいしょくすくなしじん と訓(よ)む。
辯舌爽やかな巧言にして あっちでこう言い こちでこう言う令色
この人にピッタリな表現である。
NATO に接近したら 必ず魯西亞が侵攻して來るのが判ってゐながら 火遊びをして自國を戰禍に巻き込んで街を廢墟と化し 無辜の自國民を惨禍に巻き込んだ責任は逃れられない。
にも拘わらず 今や世界の英雄で 言いたい放題。
非難の矛先を獨逸や佛蘭西にまで向けて、2008年時點で サルコジとメルケルに NATO加盟を妨害されたとか、親魯的だからと 國家元首であるシュタインマイヤア(Frank- Walter Steinmeier)大統領の訪問を拒否したりと、言いたい放題、やりたい放題。
此度の事、エリチン時代の取り巻きオリガルヒ(露: Олига́рх, 英: oligarch, 佛:Oligarque)を普京が一掃した事への猶太人組織の仕返しだとの見方もあるし、猶太人である澤倫斯基を使って そのように仕掛けたとも考えられる。
ウクライナ側も反魯派のチェチェン人回教徒部隊を使ったり魯西亞側は親魯派チェチェン人傭兵部隊を投入してゐる。 アゾフ聯隊と呼ばれる ウクライナ人の無法・無頼者の集まりである殘忍な過激派集團(ネオ・ナチ)がいたり、更にはシリヤ人戰士の參戰も噂され、孰れの側にも 殘虐行爲の素地はある。 魑魅魍魎、奇妙奇天烈、眞相は藪の中。
孰れにしても 戰爭の犠牲者は 常に無辜の一般市民であり、一刻も早い停戰が必緊の急務である。
歴史上過去最大の殘虐行爲であり戰爭法規違反は 米軍による日本の一般市民と民間施設を標的とした 燒夷彈による都市の無差別爆撃、廣島、長崎への原爆投下である。
米國に 戰爭法規違反や 大量虐殺(genocide)を非難する資格はない。
ご都合主義だ。 これが過去に一度も糾彈された事はない。
鈴木宗男さんが 「話し合い」と云い、橋下 徹さんが「逃げろ!」と云ったら 袋だたきに遭った。 どちらも『正 論』だと思うのだが。
名將は常に 無辜の市民が戰火に巻き込まれ街が破壊される事を避ける。
ヒットラアの命令に抗して 巴里を戰禍から守った『パリは燃えてゐるか?』の勇將コルティッツ陸軍歩兵大將(Dietrich von Choltitz, General der Infanterie)や
マニラを無血開城して撤収した山下奉文將軍の例を擧げるまでもない。
徹底抗戰を呼びかけて ハリコフやマリオポリを廢墟にして 多數の無辜の市民を犠牲にした猶太人お笑い藝人ゼレンスキイの責任は大きい。
世の中 何かが狂ってる。 將に『妖孽顕る!!』だ。
それにしても コロナワクチン爭奪戰で見せた イスラエルの力は決して侮れない。
矢張り 世界は 猶太人により動かされてゐるのだ。
2022/04/13 記
いつの世も 犠牲者は無辜の市民。 街を破壊し盡くして得るものはない。
一刻も早い停戰を !!
追 記; 2022/04/17(日)
プーチンも切羽詰まって、北朝鮮軍がウクライナに參戰する可能性が出て來た。
1964年以降 4次に亘る 韓國軍のヴィエトナム派兵以來の朝鮮人部隊の派兵である。
若者の反戰運動と徴兵拒否に依り 窮したジョンソン政權の要請に應じての派兵。
その數 延べ 30 萬だと謂われ、參戰條件は 全員への「Green Card」の無條件發給と米軍並の給與。 從軍兵士による本國への送金は、年に1億2千萬ドルを數え、1969年の韓國の外貨収入の2割に達した。(Vnエクスプレス)(英語版)
1973年の撤兵完了までの 10 年間の韓國人戰死者數 4,968 人だと記録されてゐる。
その間、韓國兵による 暴行略奪、強姦、放火は日常茶飯事で ヴィエトナム民間人の虐殺犠牲者は 9,000人にのぼる。
中でも、ハミ、ヴィンアン、ゴダイ、タイヴィンに於ける大量殺戮は夙に有名。
朝鮮人と謂うのは 軍紀も統制もない虐殺者集團である。
戰後、この30 萬が米國に渡り各地にコリアン・タウンを作って親類縁者呼び寄せ 瞬く間に 60 萬、100 萬、200 萬へ。 中でもシカゴNorth Clark St. にあった日系人街が あっと云う間にハングル・タウンに變はって行った様子は 私の記憶に生々しい。
ヴィエトナムでの蠻行は棚に上げて、今や米國における反日・「從軍慰安婦」運動での Korean power の源泉である。
基督正教白人國家ウクライナに朝鮮人部隊が派遣されれば 何が起こるか ヴィエトナムでの惨事を考へるまでもなく容易に豫測がつく。
亞細亞人の恥だ。 何としても避けねばならない。
2022/04/17 追記
今、製鉄所の地下に閉じこもってゐるのは「アゾフ聯隊」と呼ばれる 過激派集團。
その歴史は1982年にまで遡りハルキウのサッカークラブ・FCメタリスト・ハルキウのウルトラス(熱狂的なサポオタアグルウプ)所謂 フウリガンが中心となって ならず者を集めて作った集團。 當初「アゾフ大隊」と呼ばれてゐたが、ドンバスの魯西亞系住民彈壓に活躍し、米國の後押しで いつの間にか「アゾフ聯隊」に擴大・昇格したが 虐殺・暴行略奪をいとわぬ 破落戸(ごろつき)集團であることには變はりない。
今朝の報道によると、プウチンはショイコフに 掃討作戰不要と命じたというが、包囲の爲に大兵力を釘付けにしておくわけにもゐくまい。
一方、西側は ゼレンスキイの口車に乘って 今までのジャベリンやスティンガアと謂った防御兵器から 一轉 戰闘機、地對空ミサイル、戰車、兵員輸送車、155mm 榴彈砲のような攻撃兵器供給に踏み切ったと。
プウチンとしては これが前線配備されるまでに 北東部戰線を片付けなければならず 時間との戰いだ。
一方で、フィンランドのサンナ・マリン(Sanna Mirella Marin) とか謂う36歳の世間知らずの女首相は スエエデンのマグダレナ・アンディション(Magdalena Andersson)女首相と語らって NATO への加盟を檢討中だとか。 緑の黨出身のベアボック獨外相(Annalena Charlotte Alma Baerbock)と共に西側の三大反魯強硬派だ。(ベアボックは西獨逸の田中眞紀子)
一時期 鳴りを潜めてゐたストルテンベルグの策動に違いない。 何でもノルウエエ國立銀行総裁に轉出が内定してゐたが、NATO 事務総長留任が決まったようだ。
魯西亞と最も長い國境線を持つフィンランドは 先人の知恵で NATO とは一線を畫し蘇聯時代から微妙ながら友好關係を保って來た。 それが一轉 NATO加盟と謂う事になると プウチンは黙って見てはいまい。
兵力枯渇の魯西亞が 苦し紛れに化學兵器や 戰術核彈頭、果ては 北鮮軍參戰と謂う事態を招きかねない。
何とも 淺墓な女どもの仕儀である。
淺墓な女どもに地球を破壊されねばよいが。2022/04/25 12:00noon