相洲遁世隠居老人

近事茫々。

タスマニア島産玉葱

2021-07-27 10:21:06 | 日記

タスマニア島産玉葱

タスマニア島産タマネギが手に入った。

今日日、國産のものは 総て改良品種なのに これは珍しく 目が痛くなる昔ながらの原種。

昔は 南半球産、日本の端境期で 近くのスーパーでも見かけたが、國産の 新タマが出回るようになって、スッカリ姿を消しました。

炒めて 國産(兵庫縣産)のものと食べ比べてみました。



右側が國産のもの、左が タスマニア島産。
食味、食感、甘み、辛み 殆ど大差ないが、國産のものに一日の長ありか。
ところが、スープにして 三日三晩煮込むと 國産のものは 酸味が増すのに比し、タスマニア島産の在來品種は甘みが増します。
多分、國産の改良品種は そのまま生で食べられるように、あの 目が痛くなる成分を除去したせいではないかと推測してゐます。

先ずは、國産牛テールを スペイン産オニオン、ゲランドの塩とオリーブオイルで炒めます。



タスマニア島産オニオンはみじんに切って3時間程ねかせてから 塩とオリーブオイルで炒めます。

教科書では、キツネ色と謂いますが、まー これくらいで。


あとは、お湯の入ったスープ鍋で 三日三晩 煮込みます。

絶品 オックステールオニオンスープの出來上り。


スープで食した余りを カレー仕立にすると、絶品カレーライスになります。



オニオンスープの出來上り。
美味、絶品です。
出來上がった頃には 鍋の中は 三分の一。